ステップのレビュー・感想・評価
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悪い人がいない・・☆
重松清の原作と知らずに鑑賞しましたが、見てから納得。
悪い人が誰も出てこなくて、あったかい気持ちになります。
山田孝之もこういった役を良く演じていると思ったが、やはり 國村隼の力だと思う。
上手い。
義理の父のもどかしさがとても出ていて、他の出演者との掛け合いにも
味が出ると思う。
血が繋がっていない者同士が助け合い理解し合っていく過程が描かれていて、
何も特別なこともなく担々とした日常の積み重ねが、却って感動を呼びます。
「MOTHER」とは、全く違う世界観だが どちらも今あることなんだと思うと
複雑な思いがする。
淡々と迫る感動
CGもアクションもタイムトラベルもないけれど、大きな危機が訪れるわけでも、大恋愛が展開するわけでもないけれど、日常の中の大変さと、周りの人々の暖かさに涙する映画です。特に子供がいる方には響くんじゃないでしょうか。
國村隼にやられた
夫婦のどちらかが亡くなった後、義両親との付き合い方も考えさせられる映画。
夫婦は他人ですからね。義両親なんかもっと他人。
シングルファザーの健闘ぶりというよりはその周りのお話でしたね。
國村隼に涙涙。良い俳優さんだなぁとしみじみ。
あんなお爺ちゃん欲しい。義父欲しい。
暖かく見守ってくれる上司にもじんときます。
年齢幅が広い役を、さすが山田孝之。最高です。
最後の子役が藤田ニコルにしか見えなくて…
中川大志も良い味出してました。
涙必須のハンカチムービーでした!!
これねー、
泣きましたー🥺!!
心の隅々までに染み渡る
凄く素敵な映画でした🤔!!
⚪良かった点⚪
①ストーリーが何より最高でした!!
いやぁ、
凄く考えさせられる内容でした🤔!!
大変な子育てに向き合いながら
父親として子供と共に成長していく。
至るところに感動を誘うポイントが
散りばめられており、
終始うるうる状態でした🤧!!
イクメンって言葉が流行った事もあり、
子育てに参加する父親も増えた
今の世の中でも
母親のようにこなすのって
難しいんだなとも感じました(☉。☉)!
母親の偉大さを痛感する作品でもありました。
結婚、子育て、家、家族のあり方‥‥.
凄く考えるきっかけになる作品で、
子育ては、
命の繋がりの中で、
親も子供も成長しながら
沢山の人に支えられながら愛の輪を
広げていくものなんだなって
感じましたщ(゜ロ゜щ)!!
父と子だけじゃなく、
義理の両親や周りの家族も一緒に
成長しながら家族という形を作り、
愛の輪の中で育った子供は、
人に優しくすることを学び、
悲しみを知ることが出来る!!
そんな事を感じさせてくれる
お話で凄く感動的でした🥺!!
②演技が素敵!!.
これまで個性的な役柄が多かった
山田孝之さんも普通に子育てに奮闘する父親を演じていて、
凄く良かったです!!
特に良かったのは、
義理の父親を演じた國村隼さん👏!!
父親としての厳しさや優しさを強く感じられ、
まるで見本のような役柄は、
より感情を揺さぶるポイントでもありました!!
結婚とは、
二人だけの関係で無く、
家族同士の繋がりという事を
改めて感じる部分でもありました。
③音の使い方や成長と思い出の描き方が良かった!!
役者が感傷に浸るようなシーンでは、
雑音が全てカットされ、
それがより見る側の心も揺さぶるようになっていて良かったです!!
凄く感傷に浸りやすい作りになってました🤗!!
また、子供が成長するにあたり
送り迎えに使っていた道や
壁の落書きを思い出として
映像化していたのも
凄く印象的でした‼️
⚪まとめ⚪
凄く考えさせられるストーリーに
素晴らしい役者の演技に
涙無しでは見れない作品です!!
凄く余韻が心に残っていて
未来に向かって前向きに
頑張ろうって気持ちが今でも
残っています😍✨
また、感動を誘う音楽や映像も良くて密度の高い作品にも感じましたლ(^o^ლ)!!
インスタグラム@yoshiki5291で映画レビューもやってますので、良ければそちらでも宜しくお願いします!
本年度 号泣映画ベスト級(笑)
本作は映画館で予告編を観て気になってた程度。
山田孝之さんのお父さん役がかなり不安だったけどメッチャ良かった!
作品に登場する人達がみんな良い人!
全く雑味や下心がない(笑)
皆さんピュアな人達ばかり。
観ていて凄く気持ちが良い。
大袈裟かもだけど、世界に発信して欲しい位の邦画の仕上がりかもしれません。
子供の美紀を演じた歴代の役者さんも凄かった。
大人の対応が素晴らしい(笑)
京王線の陸橋を渡る度に親子が成長する表現がこれまた良かった。
その先に見える上り坂もこれからの二人の人生を表している感じ。
みんなが前向きに生きる感じがメッチャ良かった。
「おかあさん」や「さよなら」の短いセリフ。
それだけで泣かされた作者の作戦に見事にハマった感じも良かった。
本作の監督の延期になったテストジャンパー作品も期待出来そう。
久し振りにハンカチに加え、ポケットティッシュが必須の作品でした( ´∀`)
マザーを観た後にこの映画ってギャップがすごい(笑)
すごくドラマチックなストーリーというわけではないけれど、ひとつひとつの壁を乗り越えて成長する父と娘のドラマに感動できます。
美紀が奈々恵にはじめて「おかあさん」と呼んだシーンは特に泣けました。
シングルファーザーって大変ですね。
山田孝之さんがふつうのお父さんを好演。
※しかし先週観た長澤まさみさん主演のマザー(シングルマザーの毒母)の後にこの映画って、ギャップがすごい(笑)。
#54 もっと泣ける系かと思ったら
意外と淡々と父子の歴史を綴った作品だった。
亡くなった母親は生きた姿で出ず、ひたすら生きている人を描く。
もっとパパが奮闘してるところとか健気な娘とかを描くと思っていたので少々拍子抜け。
義父母とのエピソードとか保育士さんとか良いんだけどね。
ところで、あの中川大志の役所って何?
頑張る人には誰もが優しい
全裸監督が面白かったのもあり
山田孝之・國村隼が出演となれば観てみようという感じで観賞
感想としては期待通り
両名の高い表現力を堪能しながら
優しさに溢れた良い映画でした
主人公の武田健一が娘の美紀が2歳の時に妻朋子が急逝
親戚関係も引き取る話も出るが健一は妻に誓いを立てる
かのように美紀を一人で育てていく決心をします
その決心は揺らぎながらこれでいいのかと自問自答しながら
月日は過ぎていきます
周囲の人々はそんな頑張る健一に好意的で協力的
朋子の父も健一に新しい人が見つかるとこまで応援するほど
そして奈々恵という死産で家庭が壊れてしまった経験を持つ
女性と仕事の中で知り合い距離を縮めていきます
しかし美紀は素直に受け入れることが出来ませんでしたが
徐々に変わっていきます
シングルファザーの子育ては現実的には大変だと思いますが
映画のテーマ的には結構見られる感じがしますが
これを山田孝之らが演じるとずいぶん違って見えました
登場人物がそれぞれ心に傷を抱えながらそれでも
頑張り続ける健一に優しく接しますが
こんなに優しい人ばかりじゃないと思う人もいるでしょうが
だいたいそういう人たちは事情を知らない無神経な人間しか
いないのでわざわざ出す必要もありませんしね
ただ気になったのは終盤健一が位牌の前で朋子と
「交信」してしまうシーン
再婚することなどに直接答えを貰ってしまうのですが
ここがちょっと不要だったかなと思いました
だって答えを聞けないから精一杯頑張ってきたのであって
ましてやその答えが健一の想像だったとしたら
意味が変わってきてしまいますし
ここはちょっと蛇足だった気がします
朋子の美紀への思いをそれぞれの生きている人達が
それぞれ考えて支えた
そこまでの描写で充分だったと思います
と言う部分もありましたが全体的には良かったです
題材にこだわらず演者で観てみるのも良いなと思いました
何度か泣いてしまったことは認めます。
突然妻に先立たれた男が、幼い娘と二人で生きていこうと決意してからの10年間の物語。
山田孝之さんが平凡な男を演じるのを久しぶりに観ました。普通の人の演技も上手です。他の出演者の演技も良かったです。
仕事と家事と育児に追われる親ってこうなんだろうなーと説得力があり、保育園でのシーンは泣けます。迷いながらも成長していく親子の姿は共感を集めるでしょう。
ただ、リアルじゃないなと思う所もありました。
血のつながりよりも心のつながり、という事を強調したいのかもしれませんが、健一の両親が全く出て来ないのは不自然でした。
それから、あまりに理想を描きすぎている。周りがいい人ばかりなのは文句ないですが、娘が聞き訳が良すぎです。父親は完璧を求めすぎ。料理はもっと手を抜いていい。シンクの洗い物の量が多すぎて、朝から何品作ったの、と思いました。掃除なんか週1で十分なんだからそれは娘にやらせて、買うならルンバじゃなくて食洗機でしょう。
”笑顔工場”というのは原作にもあるのでしょうか。笑顔って生産するものではなく、自然に浮かぶものと思います。確かに、意識的に笑顔を作ると思考もハッピーになると聞いたことがありますが、それは感情をコントロール出来る大人の場合であって、子供には、感情を素直に出せる場が必要だと思います。映画でもこのことはちゃんと描かれているから、このワードには引っ掛かりました。
でも全体としては、良い映画です。
良い話。 ただ、子どもがいい子すぎる感もあるかなぁ。周りに片親で育...
良い話。
ただ、子どもがいい子すぎる感もあるかなぁ。周りに片親で育ったという人がいないからわからないのだけど、そういうものなのかな?
男でも女でもやっぱりワンオペ育児は大変だよ…。
世の家事育児に協力的でない人はコレをみて何か感じ取れるのか…?
父親も義家も会社の人も協力的な良い人しかいない。
なかなか周りに恵まれていると思うけど、本来はこうであって欲しいものだよね。
ステップの意味が、やっとわかりました。温かい映画です。
母親が亡くなった後の父子の物語。
このパターンだと、二人で助け合いながら人生を進めていくというストーリーだと思っていましたが、少し違っていました。
確かに上記に書く人生へのステップという点もありますが、それに加え、step Motherというカテゴリを入れ、それをかけてステップという題はいいですね。
step motherを受け入れる葛藤の部分は見どころではあります。でも、少しあっさりし過ぎている感は否めません。父親目線で描かず、娘目線でもう少し葛藤の部分が見れるといいなと思いました。
ハートウォーミングな物語が好きな人はお勧めします。
悲しみの赤い線
妻を亡くした男が一人娘を小学校卒業まで育てる10年間の物語。
妻が亡くなっているので、その悲しみからスタートする。壁のカレンダーに赤ペンで書き込んでるところで倒れたという設定。壁に残る赤い線が悲しい。だから前半から泣けそうなシーンがたくさん盛り込まれている。個人的には保育所の先生とのやりとりで少し涙した。
でもそこからは妻・母の死以上の出来事は起きないので感動もやや薄め。ステップってタイトルの通り、義父母、義兄夫婦との関係性がメインの話だったのかもしれない(原作読んでいないから想像でしかないけど)。
あの悲しかった壁が家族の軌跡として使われていたのはいい。悲しみの赤い線が成長の樹木のように変化していた。
亡くなった妻の写真を見て、川栄李奈かと思ったけど、微妙に修正されていることに気づき、なるほど後で出てくるのかと納得。なかなかうまい作りだった。
最後に、3人の子役はとても上手で安心して観ていられたが、やはり10年の間に3人が入れ替わるのは違和感の方が強くなってしまう。この年代の子どもを入れる映画の難しさを感じた。5年くらいかけで本当に成長する姿を撮影できたらいいのに。
父さん頑張ってる
1歳半の娘を残して母親が亡くなり、その後娘が中学入学までの父と娘のお話。娘役を3人の子役がやってた中で、小一頃をやった子が特に良かった。仕事で残業の無い部署に変えてもらい保育所の送り迎えや家事やってがんばり、再婚しようとしたら娘が祖父母の家に行くと言い出したり、父さん大変だと思った。2020 年3月23日に小学校の卒業式が有った事になってたが、さすがにコロナで無くなる事まで予想は出来なかったよね。そこはご愛嬌。非常に良い映画だった。
いいじゃん笑顔工場
重松清原作の作品に外れ無し。という定説が自分の中にあるのだけど、この作品もご多分に漏れず。
山田孝之はこういう抑えた演技の方が自分は好きです。
10年間の時間の流れを見事に演じていて、彼の底力を感じました。メイクさんも良かったですね。
子役の女の子たちもものすごく良い。というか、登場人物みんな素晴らしいです。
国村準さんもう爆発してます。元々だけど近年輪をかけて味が出てきてらっしゃいますね。素晴らしい。何回も泣かされてしまいました。
悪い人が出てこないお話もいいものです。
コロナ禍の今、遠方の家族に会うのは容易ではない事だけど、慣れない電話でもしてみようかなと思わせてくれた作品でした。
飯塚健×山田孝之
飯塚監督はずっと好きで、山田孝之さんとはR&D以来かな?
なのでこの2人のコラボにしては思い切ったなと言いますか、重松清さん原作ということで、作品全体の雰囲気は今までの飯塚映画にはなく、なかなか新鮮に観させて頂きました。
全5章に分けられ、その時その時の父・健一と娘・美紀の生活が描かれています。大きな事件や激しい感情のぶつかり合い等はないのですが、まったく物足りなさは感じず、寧ろゆとりの有る作りで観ていてとても心地良かったです。
また、子役の子が可愛らしい具合に小生意気で、あの演技は飯塚節を感じました 笑
伊藤沙莉ちゃんや角田晃広さんの飯塚組常連陣がスクリーンにいるだけで安心感が出るのは流石ですね。
最近、山田さんは癖のある人物を演じる、または求められることが多いように感じます。ご本人が本当はどういう方なのかは存じあげませんが、僕が初めて彼を観たのが2002年のドラマ『ランチの女王』。元々真面目な好青年の印象なんですよね。
演技の幅が広く、これからもトリッキーな役を演じることがあるかと思いますが、この武田健一のような優しくて、一生懸命で、たまに弱さを見せてしまいそうになる山田孝之さんをもっと見たいなと思いました。
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