「さよなら じゃなくても」ステップ MARさんの映画レビュー(感想・評価)
さよなら じゃなくても
若くして妻に先立たれた主人公が、男手ひとつで残された娘を育てることを決意し奮闘する物語。
子育てと仕事の両立に苦しみながらも、力になってくれる人が周りに多くいる主人公。
取り囲む登場人物たちは皆魅力的。
義父母や義兄夫婦、ケロ先生や元部署の上司。力になってくれたり、気にかけてくれる人ってのは良いですよね。中川大志も絡んでほしかったのだが(笑)
あまり目立っていなかったかもだけど、個人的には総務部の同期(?)の女性社員がお気に入り。
地味ながらあれは凄く助けになっていたのでは?
そして何より、幼き娘。あの環境がたくましくさせたというのもあると思うけど、小学生の女の子ってあんなに性格的に大人びているんですかね?
子供の頃、先生に「同級生の女子たちはお前らなんか相手にしてない(笑)」っていってたのが、成程今になってよくわかる(笑)
お気にいりのシーンは、1章(だったかな?)の最後でケロ先生とのやり取りのシーン。
実は健一ちょっと残念がってた?
天国の妻にそのことを報告するところが微笑ましい。
余談だけど、義兄さんの名前がちょっとややこしい(笑)
ヨシヒコと呼ばれて山田孝之じゃない人が返事をしているのがどうにも違和感w
(未だに映画化信じてまってますよ(笑))
父子家庭で色々と悩みながらも、たくましく育つ親子にしみさせられた良作だった。
思春期編なんかもやってくれたら観に行きたい。
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