「家族のステップ」ステップ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
家族のステップ
妻に先立たれた夫と幼き娘。娘の2歳保育園入園から小学校卒業までの10年間の物語である。
予告編にてラスト付近の映像は知っており、おおよその中身が予想出来て父娘だけの成長物語のみと思いきや、更にその上を行く親戚等を巻き込んだ家族ステップの物語とは予想せず、娘さんの各年齢話に自然と涙腺が緩んでいた。
娘の美紀ちゃん役を三人の子役が演じている。2歳編、小学校1&3年編、小学校4年&6年編と3パートに。
どの子役も素敵で心に響く演技ばかり。
2歳児でも周りを感じ取る敏感さ。
6歳児でも大人が心揺さぶられる様な亡母に対しての考え。
9歳なりの言葉的に許しても身体的に拒絶してしまう心境。
そして、、、、
子供は未来の宝である。
育児にどんな苦労があるにせよ、それは子の成長、また親の成長でもある。
この映画はどんな観客も感じ取れる「家族成長物語」だと思いました。
ちと娘さんが良い子過ぎますが、全体的に心温まる映画。
観て良かった☺️
マイナスを言えば、奈々恵役の広末涼子と美紀との絡み。
美紀が奈々恵の事をより感じ取れるシーン、歩み寄れるシーンがあれば。
最後に
山田孝之くんが営業部長に昼飯に何度か誘われるのだが、その次のシーンにだけあるイケメンが、、、、。
「これだけの為?中○君‼️」
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