チャーリーズ・エンジェルのレビュー・感想・評価
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女優を美しく撮るための、見本集のような映画。
2000年公開のキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューがエンジェルを演じた『チャーリーズ・エンジェル』以来のシリーズ鑑賞でした。
2000年版は製作にも携わったドリュー・バリモアの意向を強く反映して、エンジェル達は銃器を使わず主に格闘技術で敵(男性)を薙ぎ倒していたように記憶していますが、それから20年経った本作では、エンジェル達は銃を撃ちまくるなど、よりバイオレンスさが増しています。
そのため映像としての迫力、見応えは十分なのですが、これは裏返せば、他のアクション映画との差異が見出しにくくなったとも言えます。その影響もあってか、本作の興行的な成績は今ひとつのようです。
主演のナオミ・スコット扮するエレーナは、エンジェル達に同行するエンジニアという役回りです。格闘技術に関してはほぼ万能な他の出演者に埋もれてしまわないためか、彼女には抜群のエンジニア技術が具わっています。そのため彼女の手際の良いハッキングに物語の展開を頼るという、いささかご都合主義な側面が目に付きました。こうした物語的な弱さも、評価の厳しさに繋がっているのかも知れません。
映像は数々のアクションシーンを捉えていますが、特に特筆すべきは主役の女性たちを引き立てるライティングです。立ち姿だけでなく、どんな激しいアクションシーンでも(リアル志向のためか、汚れや傷も結構目立つが)、彼女らの姿が美しく映るよう、入念に計算されています。特に光源が画面に入っている、プラクティカル・ライティングの手法が効果的に使われていると感じました。
ボスレーとエンジェルの関係など、このシリーズのファンならおなじみであろう組織上の関係性が理解しきれなかったため、ついに真の敵が明らかになっても、あまり驚きは感じませんでした。どちらかというと状況に応じてころころ態度を変えるある悪役の方が、意外性という点で印象に残りました。
歴代エンジェルのファンなら、過去のシリーズとの繋がりを探すという楽しみも含まれています。
テンションの上がり具合が結構好き。
『チャーリーズ・エンジェル』鑑賞。
*主演*
クリステン・スチュワート
ナオミ・スコット
エラ・バリンスカ
*感想*
チャーリーズエンジェルは知っていますが、昔の映画やドラマは見たことがありません。
今回のチャーリーズエンジェルは、まさに2020年版のチャーリーズエンジェルでした。
キャスト陣は、「アラジン」のナオミ・スコットしか知りません。(笑)
まず、全編通してテンションの上がり具合がとても良かった。それは何かというと、激しいビートに合わせた音楽や激しいアクション。そして、チャーリーズエンジェル3人のバックボーン中心に描かれ、ストーリーも二転三転とするよく有りがちな内容でした。(^^)
サビーナ、エレーナ、ジェーンがカッコ良くて美しかった。特にサビーナは男勝りではありますが、綺麗だし、カッコ良かった!
歴代のチャーリーズエンジェルは出てたみたいですが、僕にはさっぱりわかりませんでした。(笑)
ある批評家さんは酷評してたみたいですが、僕は結構面白かったと思いますよ!アクションもキレッキレッだったし、興奮しました!
続編あってもいいんじゃない?
もっと宣伝してほしい!\(^^)/
エンジェルは美しい
RBGも元エンジェル!?
続編あるか!?
慣れたら楽しいよ
オープニングが今ひとつなの。アクションが今ひとつでシーンにキレがなくて、音楽もノッてく感じじゃなくて「大丈夫かな?」って思っちゃった。
MIT卒設定のナオミ・スコットも闇雲に騒いでる人に見えて「このキャラ設定浮いてるぞ」と思ったしね。自由奔放なクリステン・スチュワートと元MI6のエラ・バリンスカのキャラ設定も被ってて、なんで二人いるか良く解んないの。
全般にアクションが今ひとつなんだよね。それと笑いが滑ってんの。
それでも観てると三人のキャラがだんだん起ち上がってきて、それに馴染んでからは面白かったよ。クリスティン・スチュワートとエラ・バリンスカの綺麗さも観えてきたし。
ストーリーは「さーて、悪者は誰でしょう?」ってやるんだけど、まあ、どうでもいいかな。
やたら女の人が強くて、フェミニズム時代のチャーリーズ・エンジェルって感じもしたよ。
三人のキャラに馴染んだから、続編もやって欲しいな。
魅惑的なエンジェルたちが舞う
ちょっと間が
ガールズパワー……お腹いっぱい、かも
取ってつけたようなエンジェル愛がクソサブい壮絶な凡作
カリストと呼ばれる画期的なエネルギーシステムが開発された。しかし主任エンジニアのエレーナはカリストには容易に軍事利用出来る欠陥があることを指摘、社内報告を上げるがシステムの商品化を急ぐ上司に無視されてしまう。内部告発を決意したエレーナはタウンゼンド事務局のエンジェル達とコンタクトを取ろうとしたところで謎の男に襲撃される。
まぁ去年予告観た時から判ってたことですが、これはアカンやつ。前のシリーズはドリュー・バリモアのエンジェル愛が炸裂してポップでキュートなアクション映画に仕上がってましたが、こちらにはそんな偏愛がどこにもない。アクションのキレも悪いしギャグも全然笑えんしとにかくテンポが悪い。エリザベス・バンクスはコメディ映画のセンスはピカイチですがこういうアクション映画の演出には向いてないかと。あとキャストも中途半端。クリステン・ステュワートの美貌が際立ってるだけで他のキャラが全然前に出てこない。そこはちゃんとエンジェル達にメリハリのある見せ場を用意してあげないとダメです。どっかで聞いたようなプロットをどっかで見たようなアクションでデコってみたって面白い映画が出来るわけあれへんでしょう。あとあれは蛇足でしたね、歴代エンジェルとの合成写真。そういう安易なリスペクト表現はファンの神経を逆撫でするだけです。一つだけよかったのはエンドクレジット前にブチ込まれたカメオ出演。正直あの数分以外は観るだけムダでした。続編作る気バリバリですけどこの程度の心掛けじゃ世界中でコケるでしょう、御愁傷様でした。
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