ブラック・ウィドウのレビュー・感想・評価
全264件中、1~20件目を表示
骨太ストーリーと、工夫が凝らされた落下しながらの超絶アクション
過去のシーンをじっくり描いた序盤は若干スロースタートな印象をうけましたが、それが物語をつらぬく大きなテーマにも繋がっていて骨太のドラマが堪能できました。「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」など、ある程度MCU作品を見ていないと分からないところもありますが、疑似家族のお話として予備知識なしで見ても楽しめると思います。
予告で目を引いた落下しながらの超絶アクションは、工夫が凝らされていてかなりの見ごたえがあり、劇場でしか味わえない醍醐味がありました。
スカーレット・ヨハンソンのサバイバルの結晶
劇場公開版としては『MCU』の幕開けを担うことになった映画『ブラック・ウィドウ』。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)の間、つまりブラック・ウィドウにとって空白の時間を利用して、彼女の悲しい少女時代と、類い稀なスパイとしてのスキルとアイデンティティを解き明かそうとするのが本作の目的だ。だからあえて形容するとしたら、『プリクエル&スピンオフ』が正しいかもしれない。
幼くしてスパイになるべく運命づけられ、人とは違う成長のプロセスを踏んできたブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフが、どうしても手に入れたかったもの。それは"家族"だ。最新鋭のSFXを駆使してあらゆる角度から躍動するヒロインの姿を捉えるアクションシーンに、シリーズ他作品と比較して見劣りする部分は全然ない。反面、ここで描かれるのは、たとえそれが偽りだとしても"家族"の結束を求めてやまないナターシャの献身ぶり。それが、もう一つの"疑似家族"とも言えるアベンジャーズの中で、まとめ役を請け負ってきた彼女の姿と重なるとき、謎めいたヒロインの本質が明らかになるのだ。
ナターシャの"妹"で"姉"と協力して2人をスパイに育て上げた暗黒組織"レッドルーム"に立つ向かうエレーナを演じるフローレンス・ピューのコメディリリーフぶり、コミックブックに書かれたブラック・ウィドウのファム・ファタール的イメージを見事に払拭した監督、ケイト・ショートランドの斬新な視点も含めて、『MCU』に新たな女性像を持ち込んだ本作。最大の功労者がブラック・ウィドウに本物の血肉を通わせ、弱さを強さに変換してみせたスカーレット・ヨハンソンであることに疑う余地はない。
これまで何人もの先人たちが挑戦し、挫折して来た演技派アクション女優としてのステイタスを手に入れた数少ない俳優の1人、スカーレット・ヨハンソンのサバイバルの歴史が、映画を背後で力強く支えているような気がする。
ようやく見た
ヨハ子様~あなたは最高ですう
ヨハ子やから観るねん。
ヨハ子がバンバン飛び移るから観るねん。
ヨハ子が殴り倒すから観るねん。
あーストーリー全然わからんかったけど面白かった。
え?これアベンジャーズのスピンオフ?
あー拙はアイアンマンしか見てないんで
正義の味方が何人もおるのはどうもねぇ。
道理でなんか理解できんセリフが多かったわ。
え?アイアンマン2でブラックウイドゥ出演?
全然覚えてないわ。
それにしてもディズニーよ。
劇場と配信同時にするってどういうこっちゃねん!?
おまけにスカパーも映らへんし。
おまえら最低!
アイアンマン2忘れているのもおまえらのせい!
70点
シネマサンシャイン池袋 20210710
パンフ購入
全然分からん
全然分からんというのはストーリーです。
・導入部分、オハイオからキューバに逃れるのがロシアネームなんで想像はつくんだけど、そこからが断片的かつ散文的な展開なので薄ぼんやりで集中できないし、気になって集中できない。
・ナターシャがアベンジャーズになってたのはいいんだけど、いつ、どういう経緯なのか全く分からん・・・。
・特殊能力の源泉がわからん・・・。>レッド・ガーディアン
・特殊能力が何なのか分からん・・・。>ナターシャ、他
・いきなりのラストシーンが分からん。全然分からん。続編への予告なんだろうけど、また、この物語を見せられる(一部でも)と思うと観るかなあ・・・。
あと、分かりやすすぎて退屈なのが、
・アクションは火薬と落下しとけばいいんだろ?ヘリ混ぜれば迫力ますだろ?的なハリウッド・ステレオタイプ。なお、格闘シーンは結構迫力満載で素晴らしい。
・「家族」という枠組みで語るのはいいんだけど、正直、暑苦しい。いろいろと。鬱陶しくもある。
やっぱり、マーベルはマーベルマニアのためだけの作品なんだろうか。
ホワイト・エレーナ?
散々言われている事だとは思うけど、なんでこの映画を今更作ったんだろうか。どちらにせよ、フェーズ4ではないよね。雰囲気はウィンターソルジャーなんだけど、どうも重厚感がない。そして、悪役が面白くない。これが無くても、ナターシャは大好きだったよ?
読んで字のごとく〈墓穴を掘る〉行為だと思ってしまう。だけど、エレーナの活躍はすごく面白かったし、ナターシャよりも彼女に惹かれた。現実味は無いが、刑務所から父を救い出すシーンはかなり興奮したし、要素ごとに摘んでいけば、悪くない作品ではあったと思う。
この映画が心から面白い!と思えないのは、MCUドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」があったからだと。観客が求めているのは、あの作品のような見応えだったんじゃないかな。ナターシャの映画を無理くり作らなくても、エレーナメインで物語を進めてくれれば、キャプテン・アメリカ2宛らの面白さを提供できたんじゃないかな。これだと興味は湧かないよね。
決して悪い作品では無いし、テイストは結構好みだったんだけど、何にせよ時期が違ったよね。約2年ぶりの映画ということもあってか、今後のMCUの展開に付いて行けるか、楽しんでいけるか少し不安になった映画でした。
ブラック・ウィドウ
なんか地味だ(MCU㉔)
ナターシャが大活躍!
これぞ究極スパイ映画
スカヨハにとっては残念なかたちのMCU退場
「シャン・チー」と同じで、ブラック・ウィドウも舞台設定、そしてキャラクターの能力に華がなさすぎる。
なぜこのタイミングで戦闘能力が高いだけの主人公が世界征服を目論む明らかに雑魚キャラなおっさんを倒す話が必要だったのか。
これが初期のフェーズで出てきていれば評価も違ったが、フェーズ4まできてこれは地味すぎる。
これまで脇役ながら主役級の魅力でMCUを盛り上げてくれたスカヨハには、もったいない終わりだった気がする。「エンドゲーム」の最期のまま終わらせた方がよっぽどよかった。ただ、これでスカヨハもまた色んな作品に出てくれるかなと思うとそれは嬉しい。
そして最近のMCUとしては、「ワンダビジョン」しかおもしろくない。「スパイダーマン」「ドクター・ストレンジ」あたりがどう広がっていくかに期待。
アベンジャーズで最も人間らしい人間の話
全264件中、1~20件目を表示