「白いブラックウィドウ」ブラック・ウィドウ じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
白いブラックウィドウ
もー格好よすぎ!
スカーレット・ヨハンソンはモデル然としたクールな顔立ちに、ユダヤ人らしい高い鼻、ポテッとした唇、私の好きなガルガドットとは真逆の顔立ちだけど、ブロンドにして演じたLUCY以来、目を離せない存在なんですね。
そして、最近ではMARVEL作品で見せるアクションも素晴らしい。私としては、さすがに歳をとったアンジーの次にララ・クロフトをやって欲しいと個人的に思ってますよ(エミリーブラントもいいけどね)
今回は、非常な殺し屋がなぜアベンジャーズになったのかという話ですが、冒頭のキューバ逃避行アクションでの家族が偽装だったことが分かるあたりで、展開はおおよそ予想できるわけですが、姉妹の再会(ウィドウ同士なので容赦なし)、家族の再会(その後で母親に捕まってしまうのですが·····)に伴うアクションが大掛かりでハラハラドキドキの連続でした!
妹エレーナ役のフローレンスピューは、ちょっとかすれたアルトと厳つい顔が魅力的。姉に負けていないアクションと恐らく今後ブラックウィドウを継ぐのかな・・・と思ったら、あらら?(映画は最後まで見よう)
MCUは膨大すぎて把握しきれていないが、エンドゲームでソウルストーンを得るには「愛するものの死」が必要となることでホークアイの目の前で崖下に身を投げたことは見届けていたが、その事実は変わらないんだな。
だとしたら、ある意味この映画はブラックウィドウの墓碑銘と言うことになるのかな?
ワンダーウーマン以外のアベンジャーズ(ワンダーウーマンはDCですw)はあまり興味が無いが、ブラックウィドウの暗さと揺るがない判断力と決断力は際立っていたと思う。て言うか他の男共がワガママで理想主義で単細胞すぎ。その中にあって、大切なものを失ったと言う思いが残った。
最後に、ウィドウ達は子宮を強制的に取られたとエレーナが話すシーンはギャグなんだろうけど、あまりに重くて笑えなかった。
もうひとつ、オルガ・キュリレンコが出てますが、007の時の華やかさを消して出ているあたり本気度を感じました。