「MCUで一番好き(2021年7月18日現在)」ブラック・ウィドウ またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
MCUで一番好き(2021年7月18日現在)
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いやあ、面白かった!
筋もちょうどいい感じで感動したし007風の肉体アクションも巨大メカのVFXも過不足なく、単独作品としても楽しめるしMCUとのつながり的にも浮いてない。そしてメインの参加者を広げ過ぎずコンパクトにまとまった、期待にたがわぬいい作品でした。
特に家族ならではの複雑でゆるいコミュニケーションが楽しめた。ピューちんがスカヨハの決めポーズを三回もこすったのは今年最高に面白かった。劇中でスカヨハがムーンレイカーのセリフを覚えちゃってるところが入っているのも007風味を意識している宣言か。
シリアスな筋と豪快なVFX/アクションの融合度という意味ではるろ剣のFinalを100倍も凌駕している。ここら辺がMCUの凄いところか。
役者ではスカヨハが製作も兼務して主演をやる意味が伝わるナターシャ愛総決算。ピューちんについてはスタイルがもう一つだとわかっていたので不安だったのだが、映画で動くとそうは目立たず、顔芸の達者さで違和感なく持たせたな、という感じ。スチールではわかるけど。(そして今回発見してしまったのがスカヨハもそこまで超スタイルがいいわけではないのな、ということ。)
そうはいっても筋的に細かい無理はあった。タスクマスターがオヤジにてこずってて全く強くないところや、超スピードの家族の和解など。母や妹とはわからないけど父とは子供のころの3年間だけの付き合いだったはずだよね。
そしてポストクレジットでは少々の違和感。ピューちん、EG後の世界でまた殺し屋やってるってこと???違和感あるけどまた見ちゃうじゃないの。。。
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