劇場公開日 2021年7月8日

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「今回の作品は今まで功績による「スカーレット・ヨハンソン」への感謝の作品だと自分は捉えている。」ブラック・ウィドウ HALさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5今回の作品は今まで功績による「スカーレット・ヨハンソン」への感謝の作品だと自分は捉えている。

2021年7月11日
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「アベンジャーズ」のキャラクターが皆「超人(ヒーロー)」過ぎる力を持っている中で「ホーク・アイ」と「ブラック・ウィドウ」の2人が人間に近い…とは言え超人な訳だが。

その「ブラック・ウィドウ」が「シビル・ウォー」にて『ジョコビア協定(ヒーローは、その超能力を持つが上に人々の驚異になりうる事を恐れヒーローたちへは政府の監視下の下で力を使うと言う協定)』にて「アイアンマン(協定肯定派)」と「キャプテン・アメリカ(自由の下で自分たちの意思で力を行使する派)」で意見が分かれてしまった後の「インフィニティー・ウォー」「エンド・ゲーム」の前のチームがバラバラになってしまい「自由」を選んだ「ブラック・ウィドウ」が国家に睨まれる中自分の生い立ちや家族について語られる物語。

まさか、ここで「攻殻機動隊」の「草薙素子&バトーのコンビ」を見せられる(見れる)とは思わなかった。
※吹替版鑑賞の感想

もはや「ブラック・ウィドウ」の声が「米倉涼子」の棒演技も、こちら側(観客側)が慣れてしまい「それもブラック・ウィドウのポーカーフェイスと言うかクールの演出の1つなのだ」と捉えて見る様にポジティブ脳内変換して鑑賞。

作品としては、あくまで「ブラック・ウィドウ」の物語なので「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」の様なド派手な戦闘を求めてはいなかったし、そんな演出は土台無理な話。

しかし、それでも「ブラック・ウィドウ」を人間として見れば十分にド派手な戦闘だ。

「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」そして「ブラック・ウィドウ」らMCUを今まで支えてきた主要メンバーが卒業する「フェーズ1」から新メンバーにて「テレビドラマ」等へ今までより広く展開する「フェーズ2」へのターニングポイントとなった作品。

個人的には「スカーレット・ヨハンソン」の演じる「ブラック・ウィドウ」も見納めかと思うと「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」に続き感慨深い。

ただ、そこは「MCU」ただでは終わらない。
やはりエンド・ロール後に次へ繋がる様に話(脚本)を用意されている。

また噂では「ロバート・ダウニーJr」や「クリス・ エヴァンス 」も何かしらの形で物語へ関わって(チラッと出演)も匂わせている。

「ブラック・パンサー」も新しく物語が作られそうだし「スパイダー・マン」や「キャプテン・マーベル」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー+ソー」など次作の期待もある。

今回の作品は今まで功績による「スカーレット・ヨハンソン」への感謝の作品だと自分は捉えている。
今まで多岐にわたりアベンジャーズの一員とし戦い、そしてサポートしてくれてありがとう。

HAL