劇場公開日 2021年7月8日

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「MCUは期待を裏切らない」ブラック・ウィドウ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5MCUは期待を裏切らない

2021年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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原作を知らないので、ブラック・ウィドウにそれほど思い入れもなく、マーベル作品を半分も鑑賞してないので、情報もかなり不足しています。そのため、ブラックウィドウは、アベンジャーズに登場する、ややマイナーキャラというイメージしか持っていませんでした。それでも、久々のマーベル作品なので、かなり楽しみにしていました。そして、その期待にしっかり応えてくれる大作で大満足です。IMAXで鑑賞したのも大正解で、マーベル作品はIMAX一択だなと改めて確信しました。

物語は、ブラックウィドウの生い立ちと、そこにまつわる家族との確執、再会、和解を、スパイ組織レッドルームとの戦いを通して描きます。冒頭から描かれる家族のシーンが本作を通して大きな意味を持つ展開は、さすがマーベルといった感じです。

自分の情報整理が追いつかず、一連のマーベル作品群の中での時系列がよくわからなかったり、再会時の父親アレクセイの風貌が変わりすぎていて認識が遅れたりで、しばし混乱する場面もありましたが、程なく理解でき、最後まで楽しく鑑賞できました。終わってみればシンプルかつ胸に響くストーリーで、とてもスッキリしました。とはいえ、まだまだ理解不足なところもあるので、とりあえず未鑑賞のキャプテン・アメリカンあたりは後日鑑賞しておきたいと思います。

マーベル作品といえば、大迫力のアクションシーンですが、これは本作でも言わずもがなです。いつもに比べるとやや少ない印象ですが、それでも見応えは十分です。本作のアクションシーンは、ほとんど女性が繰り広げているのが特徴的ですが、アクションが、男性にまったく引けを取らないところがすばらしいです。主演のスカーレット・ヨハンソンはもちろん、妹エレーナ役のフローレンス・ピューもお見事でした。二人の白いコスチュームと、お決まりの登場ポーズは素敵でした。

そしてエンドロール後は、次回作をほのめかすお決まりのおまけシーン。まさかホークアイVSエレーナですか!これはもう今から期待大です。その前に過去作をもう少し観て勉強しなくては!

おじゃる