劇場公開日 2020年9月11日

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ミッドウェイのレビュー・感想・評価

全239件中、221~239件目を表示

4.0ストーリーは既存の簡潔な展開 人物に焦点があたっている 現在でもあ...

2020年9月11日
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ストーリーは既存の簡潔な展開
人物に焦点があたっている
現在でもありがちもそれらとは比にならない壮絶な不安と後悔の連続、しかしわずかな希望で勇気を振り絞り目の前の状況に対峙していく様子は今平和な時代にいる今のありがたみを教えてくれる
ローランドエメリッヒの過剰すぎないリアルなVFXが綺麗で独特の映像美、世界観を演出してくれている
広大な太平洋を中心に日本とアメリカが戦うとなるといかに空母と情報戦略の大切さが改めて理解出来る

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papakazu

3.5臆病なアメリカ人の強さ、青くて痛くて脆い日本人のカラ勇気

2020年9月11日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ人は臆病で怖がりだ❗️

という説があります(とどこかで聞いたことがある)。ここで言うアメリカ人とは、長らくエスタブリッシュメントを形成してきた支配層の人たちのことです。
何もかも桁違いに大きくて強い超大国というイメージが先行している私にはどういうことかよく分からなかったのですが、ソ連や共産主義を極度に恐れた故の〝赤狩り〟であったとか(いまだに映画でもロシア系ギャングとかロシアのスパイ養成機関とかドラゴとかの取り巻き連中を異様に怖く不気味に描いていると思う)、差別意識だけではなく、黒人が怖いという心理から白人警官が過剰に暴力的なことをしてしまうという側面も否定できないという説(もちろん、だから情状酌量の余地があるということにはならないけれど)。
銃規制が進まないのも、憲法修正第2条(安全保障のためには武器の保有を認める)などの歴史的な経緯とは別に、やはり持ってないと怖いから、というシンプルな理由もあるのかもしれません。

戦国時代を描いた小説とか映画なら、色々な解釈があるのに、中国や英米との戦争については驚くほど情報の少ない日本。
この映画がある程度、当事者の記録や証言が反映されているのだとしたら、とても意外でした。
こんなに、日本が怖かったのか、と。
そして、実際に情報戦での差があったにせよ、戦い自体は紙一重の差だったというのも、真実に近いもので、決して映画を盛り上げるために、アメリカ側の逆境度合いを意図的にかさ上げしたわけではないのかも、と思いました。

怖いからこそ、リーダーは士気を高める言葉を探し、怖いからこそ、家族への思いも一層強くなる。
アメリカ映画の感動要因のひとつには、その臆病さに正直に向き合う姿があるのだと思いました。
もっとも不安心理が行き過ぎて、イラク戦争に突き進むことの一因にもなったという人もいるので、関心ばかりでは済まされないのですが。

本当は怖くてたまらないのに、貴様っ!それでも日本男児か‼️と上官に言われたり、世間の同調圧力的空気の前では弱さを見せられない、という動機から発するカラ勇気はなんだかとても〝青くて痛くて脆い〟ものに見えてきます。

(余談)
日本側があれだけ俳優陣を揃えていたのに、セリフ回しや演技が拙く見えたのはなぜなのだろう。
監督が日本語とか、雰囲気がよく分からないので、『カーット、取り直し❗️』とかしないで、すべて一回目の撮影でOKとなったからなのでしょうか?

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グレシャムの法則

4.0暗号解読されたのが痛かった

2020年9月11日
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興奮

ミッドウェイ海戦って、空母4隻、戦闘機290機などを失い3000人以上の戦死者を出した大敗なんだけど、日本の作戦を暗号解読されたのが原因だった事を改めて知った。
開戦前は兵力的には互角か優ってたのに、優秀なアメリカのパイロットに空母をやられてしまった。
プロペラ機による空中戦は迫力あった。
戦争中なのに、アメリカ兵は奥さんや子供を戦場に連れてきてるのは驚きだった。
この監督は日本にも敬意を払って作品作りされてるのには感心した。

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りあの

4.5日本側の人の背景描写が無さすぎてあんまり感情移入できないのが残念 ...

2020年9月11日
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日本側の人の背景描写が無さすぎてあんまり感情移入できないのが残念
あと日本人の日本語が下手すぎる

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めるぐ

4.0エンドタイトル スタッフ部が映画史に残る抜群のセンス良さ! これを観るだけでも、この映画の価値はある。 ただ、歌が終わった後の余韻をもっと生かしてほしかった。

2020年9月11日
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鑑賞方法:映画館

映画が始まって、早々にフイルム色調(色彩)に違和感を感じました。
戦時中フィルムのカラー化したものを映画の中に挟み込む為のバランス調整かと思いましたが、
そうではなく、実態はCG費用節約の為に色数を削ったのではないかと、思われます。
5Kや4Kと言われている現代において画質が落ちる事は娯楽商業映画として、
どうかと思う。残念

しかし、冒頭の「寺のシーン」と豊川悦司さんが「料亭で食事をするシーン」等の”和を感じる”撮影が非常に綺麗で美しく、好感を持った。

フォード映画監督が劇中に登場したのは御愛嬌。アカデミー審査員には受けるでしょう。

豊川悦司さんは
三船さんとは違ったいい味を出し、良い役者になりました!

ミッドウェイ戦は
”両軍の索敵合戦”や”運命の5分間””空母:飛龍の奮戦”という、
両軍本気の殴り合いで、海軍の教科書に載せる位の空母戦の醍醐味を味わえる非常に面白い闘いなのだが、
この映画スタッフはそのポイントを理解しておらず、ハラハラドキドキしない薄い映画で、訳の分からん、情報予想屋とヒーロー君の中途半端なキャラに焦点が当てられ
映画は後半まで、歴史を追うお勉強シーンの切り替え展開で、本編までが実に長い~
愚才脚本家の力量が出てしまい、非常に残念。

脚本が面白ければ、浅野忠信さん(山口多聞少将)が大活躍していた筈だ。残念

冒頭ででてきた日本が完勝した「真珠湾攻撃」でも日本機350機中、1/3に被害を出し、65名の搭乗員を失っている。
パイロットはあくまで”消耗品”なのです!
この戦いで、日本側の損失は空母4隻と、搭乗員110名であり
搭乗員の戦死は”ミッドウェイ島攻撃”で戦死された方と、”飛龍”で戦われた方がほぼ全部で、他3空母所属の搭乗員や南雲長官及び他整備員・乗組員は無事に他艦へ移艦しており、以後の戦いで障害になるような大損失は負っていません。
いっぽう、勝ったと言われる
アメリカは空母1隻沈没に留めたが、空母より貴重な虎の子である搭乗員を208名及び基地搭乗員154名という大損害を負っています。

「珊瑚海海戦」ー「ミッドウェイ海戦」ー「南太平洋海戦」の3連戦で
アメリカは毎回1隻ずつ空母を失い、残る1隻(エンタープライズ)も中破で修理の為に内地送り、
空母サラトガの修理もメドが立たず、
開戦時からのパイロットはほとんど戦場から去ってしまった。
以後アメリカは半年間
太平洋上には空母がいない状態でしたが、日本(山本)はアメリカを過大評価し
「太平洋上には6~10隻以上のアメリカ空母が存在する」と想定し、
これ以上戦力を失うと挽回できなくなるので、日本特有の「温存精神」に徹し、
積極的な戦闘は避け、自国・トラック島に引っ込んでしまった。

陸軍のノモンハン(対ソ連)でもそうであったが、敵味方壮大な損害を出した戦い後は
「日本小国=脆弱論」が軍部上部にはびこり
大損害をだして卑屈になった日本は以後 正面対決は避け、
主力は立てこもりながら、時間稼ぎをし、
敵を少しずつ削って、最後に大決戦に挑む為に、
非主力を中心に、戦力を逐次投入する戦略に移行していった。
しかし米軍は逆鏡に対して「もう戦力が残っていない。今が踏ん張り時だ」と100人力のパワーで攻撃に転ずるポジティブな国国民性が大きな原動力となった。
長期戦になった後はアメリカとの国力差により、必然的に日本は負けてしまった。

この映画を観たら、ハラハラドキドキ感がある「ミッドウェイ(1976年)」をもう1度観たくなった。

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YAS!

5.0予習して見に行くのがお勧め。

2020年9月11日
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鑑賞方法:映画館

今年で30本目になります。

さて、小学・中学の教科書では「第二次世界大戦の転換期となった」程度の記述にとどまるミッドウェイ海戦にテーマをあてた実話ベースの映画です。
それゆえ、結末は多くの方が知っているために見どころは、見せ方や描き方になるのですが、かなり長く構想を練られていたようで、単なる実話ベースというにとどまらず、あまり知られていない(そもそも学習しない)、ミッドウェイ海戦の日本/アメリカ側の史実に基づいたストーリーが展開されます。

多くの方が書かれている通り、この手の映画、特に戦争ものはどちらかの視点に極端に偏って、もう一方が極端に悪者に描かれることも少なくないのですが、日本/アメリカの両方の立場に立って描いており、やや日本兵の行動に残酷なシーンがあるものの(他の方も書かれている通り)、当時の戦争の実情を考えればありえたものであり、目を覆うほどのものではありません。

とはいえ、第二次世界大戦の中でも有名なミッドウェイ海戦といっても、それにスポットを当てた映画であるため、やはり何でもよいので予習しておかないと、何がなんだかわからない状態となるのは避けられず(小学・中学の教科書では1行で終わっちゃう…)、理解度がある状況で見に行くのがお勧めです(そうでないと、きれいなCGみてよかったなぁ、とか、戦争はよくないなぁ、といった平坦な感想になりかねない)。

採点は0.2点減の4.8を七捨八入で5.0まで切り上げています。

 0.2…戦争ものの中でも海戦(多分に空戦も入る)を扱うもののため、字幕もある程度工夫されているとはいえ、今の「平和な時代」では使うことがない語句や表現があり(日本語字幕でも)、一部には数学的教養(距離測定の概念など)を要求される点があるところ。
とはいえ、突き詰めれば三角比程度の話なので高校1年(現在)程度のお話です。
(このあたり、同じ海戦を扱った「ハイスクール・フリート」(アニメ版/コロナ勃発前)にも通じるところがありますね。あちらも数学的教養がないとわかりにくいところが一部にあった)

 ※ところで、映画の性質上、男性が多く出てきますが(女性は戦争を心配している妻やその子供くらいしか出てこない)、エンディングで突如、何か歌っている女性は一体誰なのでしょうか?(結構早口で歌っているので、反戦か戦争賛成か、あるいはまったく無関係な内容なのかさえ不明でした)。

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yukispica

3.5複雑。

2020年9月11日
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今回の作品は対日本なので、日本人の私からしたら少し複雑でした。アメリカ海軍を応援している自分。日本軍を恨んでいる自分。とにかく複雑。

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あゆみ

2.5盛り上がりに欠けるつまらない、CGが凄かった映画

2020年9月11日
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単純

ストーリーは散漫で筋が無い。戦闘シーンももう一つ迫力が無い。初っぱなの真珠湾からCGは凄いね〜。
永遠の0なんか見ると空母一隻だけで艦隊が見えないんだけど、ちゃんと艦隊が出てくる。その辺は大したもんです。
戦闘シーンを見たい方はどうぞ。盛り上がりに欠けるけど。南雲の無能さをもっと描いて欲しかった。

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mm

4.0守るものがある人は強くなる

2020年9月11日
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泣ける

興奮

知的

戦闘シーンは映画館で必ず観ないと損!
戦闘機と空母と。凄すぎる映像と音の迫力に釘付けに。こういう映画のために映画館はあるのだと久しぶりに実感できました。

有名な海戦の裏で、意外と地味な情報戦が繰り広げられていたのに驚き。
なるべく人を死なせたくないと奮闘する人々がいる反面、
現場ではどんどん人が死に、士気も下がる。それでも家族、仲間、天皇だったりそれぞれ守りたい何かのために命を懸ける。怖くても。
エメリッヒ監督が
「多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を、日米の軍人たちに捧げる内容にしたかった」
と言っているように、
敵である日本兵もリスペクトを感じられる演出になっていて、この映画はどこの国の映画だっけと思うシーンもあるほど。
最後の最後に出る監督からのメッセージに泣けます。

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アンディ・フク

4.0アメリカ目線の映画

2020年9月11日
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悲しい

怖い

ずっと楽しみにしてたので公開日の本日朝イチで観てきました〜。やっぱり戦争映画観に来る人はおっちゃんが多い。気にせず鑑賞。
今日はポイントで観たので帰りにパンフレットゲット!
戦闘シーンは大迫力!
実在した人たちを題材にしてるのもいい。主役の男性が物凄い操縦でかなりの活躍をしているのだけど「こんなすごい人いるわけあるかー!」と思ってたらほんとにいた人だとか…。空いた口が塞がらない〜〜。この映画は日本人である私が観ると複雑な気持ちがします。アメリカ人が観たら日本軍の憎ったらしいことないだろうなぁと。
捕虜にクソだと言われただけで足におもりをつけて海に落とす。こんなことだらけだったんだろうな。(落とす日本人がめちゃくちゃ人相悪い笑)
主人公は奥さんと子供の写真を飛行機の操縦桿のとこに挟んでたけど日本兵にも家族がいたのは同じです。日本兵のそういうシーンも観たかった。戦争ってどっちが悪いとかないと思う…アメリカ目線の映画です!
日本人俳優も活躍!豊川悦司は歳いったなぁ〜〜
映画パールハーバーとは違い、日本軍のやりとりも結構出てくるので日本語もたくさん出てくる。英語の字幕出ます。早口で何言ってるか分からん時あった(^_^;)
戦闘シーンは席まで振動が来て臨場感あり。ぜひ映画館でご覧ください!!

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コップのサチ子

2.0両視点どころか完全にアメリカ目線

2020年9月11日
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互いにそれなりの想いがあり、同じ人間であるというのに、守るもののために敵味方に分かれて戦わないといけないという戦争の虚しさを表現するための両視点かと思いきや、流石!ローランド・エメリッヒには、そんな器用なこともできるはずがなく、完全にアメリカ人側が人間的に描かれていて、日本人側の描き方が機械的で非常にバランスが悪い。

後半になって、「あっ忘れてた」という感じに、前半では機械か異星人と戦っているのかと思うほど姿がみえなかったサブキャラクター的日本人が急に出てくるが、バックボーンが薄すぎて、アメリカ側のキャラクターと対比の対象となっていない。

エメリッヒはディザスターだけ撮っていれば良い。日米戦の途中でエイリアンが現れて、一時休戦して、敵観方だった国がチームになって戦うってバカな映画を撮りなさい!
無駄に「私実は頭いいんですよ」的なアピールをするから中途半端な映画ができるのだ。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

4.5迫力ある戦闘シーン!

2020年9月11日
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比較的早い段階での真珠湾攻撃での日本軍機による戦闘シーンから始まりミッドウェイでの戦闘機での空中戦、日本艦船との米軍機との戦闘シーン、魚雷攻撃など迫力満載のシーンの連続でした。

日本人を殊更、敵対視する演出もなく日本人キャストもいい演技をしてました。

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チャックファスナー

5.0エメリッヒって本当に日本が好きなんだなぁ(^_^)【追記あり】

2020年9月11日
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興奮

文句なしに面白い映画です。

フィクションとは言え、ミッドウェイ海戦そのものは史実なのて展開も結末も分かってはいましたが、それを骨子としたストーリーにとても上手く肉づけがされている感じです。

本当にアメリカ軍がアレほど日本軍に対して危機感を持っていたかは、正直アヤシイところですが(笑)、確かにあの時点での空母を含めた航空戦力で日本が上回っていたのは事実ですからね。

日米航空機によるドッグファイトは、まるで反乱軍のXウイングと帝国軍のタイファイターのようで、改めてエメリッヒ監督にスターウォーズを撮って欲しかったと思ってしまいましたww

(追記)そりゃアメリカ映画なのだから、多少はアメリカ人からの目線に寄らざるを得ないですけど、そこをここまでバランスを戻したという意味でも、ローランド・エメリッヒ監督は評価したいですね。
さすが、かつての同盟国ドイツ出身だけの事はあるかとww

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プリズナーN0.6

4.0ただの戦争映画ではない

2020年9月11日
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一口に太平洋戦争で日本が敗戦した、、と歴史的な事実であるが一方でその裏には、仮説によるさまざまな人の戦略やキーパーソンとの接触があり、狡猾な情報戦を制したものが勝者であった知られざる事実を学んだ。ストーリー構成もただの戦争映画ではなく、当時を生きた人々が大切なものを守るための思いや葛藤があり、それと戦いながら戦争にも向き合っていくところが印象的である。

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よっちゃけ

4.0戦争映画は勝ってこその華がある。

2020年9月11日
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小学生の頃『ミッドウェー海戦』の本を読んで「南雲がキチンとしていたら英語勉強しなくてもよかったのに…』って思った。
まぁ南雲中将の判断がグズグズな描写がイマイチなのは残念だったけど(笑)
山本大将の左手の事とか日本映画だとさりげなく説明入っちゃうんだろうけどこの何事もなく進行させるのはさすがアメリカ映画。
でもやっぱり戦争は勝ってこそなんだと改めて思いましたわ。
少なくともレイテで武蔵失った日本に残された最後⁈のチャンスだったのにね。
大好きな山口多聞が結構カッコよく見せ場もあって嬉しかったです。
もう少しCGの質を上げるか全体の画質落とした方がもっと良かったかも?
後付けなんだろうけど「一般人を攻撃した…」って後悔の念を示すところが今風だなと。

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REGZA521

4.0先入観なしの佳作

2020年9月11日
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悲しい

興奮

アメリカにも、日本になんら阿ることなく史実に即して作られている。家族愛、親友を殺された等の有りがちなエピソードをデフォルトとして付け加えているのは、映画のガジェットとしての添え物なのだろう。しかし、アメリカと日本の人種的な色の違いというものが、現代でも何ら変わっていない事実も含めて良く分かる。部下であろうが、上官であろうが、先ずは人間としての同等の立場が歴然とした上で話が出来るというのがアメリカ。日本人はパワハラ、上官の間違いにダメ出しが出来ない、ミスをミスとして認めたがらない客観性の欠落。戦う前から負けが決まっているようなものだ。ミッドウェイ海戦の辺りまでは兵器も兵力も技術も決して負けてはいなかったのだが、人間自体の間抜けさが勝敗をかなり左右している。私たちは、今からでも歴史的な事実をもとに過去を総括し、反省し、やり直さなければならない。未だに日本は過去から何一つ学ばないだけでなく、積み上げて来た実績と国力をドブに捨て去っている。私たちは過去から学ぶべきことが未だ多過ぎる。

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shanti

4.0「ミッドウェイ海戦」を全力で再現したのではなく、エメリッヒしかできない戦争映画を全力で作り上げた大作

2020年9月11日
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派手な見せ場を作ることには名人芸のエメリッヒだけど、それだけに史実の大海戦と人間模様を描ききることができるのか、期待七割不安三割で鑑賞。

ミッドウェイ海戦の経過、兵器の種類について、エメリッヒはかなりの研究をしていたようで、専門家からもその再現度の高さを評価の声が上がっていました。また基本的に主要登場人物は全て実在の人物で、真珠湾攻撃を防ぎきれなかった情報将校(エドウィン・レントン)が、ミッドウェイで雪辱を果たすなど、ドラマならできすぎな展開も、ほぼ全て実際の出来事だということです(ジョン・フォード監督も登場している!)

ただやはり、映画ならではの演出がなくて何で映画を作る必要があるんだ!といわんばかりに、盛るべきところはきっちり盛ってくれているところはさすが。例えば海面に激突した爆撃機が即座にまるごと炎上してしまうあたり、ニトログリセリンで塗装しているんかい!と突っ込みそうになってしまうけど、どの艦にどの機体がどのように突入してきたのか、などの事実関係は記録通りとのこと。こうした虚実の混ぜ方が実に絶妙で、戦闘場面にはかなりの迫力と説得力を感じました。これは劇場で見ないともったいないでしょう。

日米両軍の将校、兵士を公平な視点で描いた、という評判もありますが、例えば『シン・レッド・ライン』(1998)や『硫黄島からの手紙』(2006)のように、米軍視点でありながら日本兵の内面まで迫ろうとするところまでには至っていないかな、という実感でした。
家族まで登場する米国軍人と異なって、一番出番の多い山本五十六すら、戦略家という側面以外はほぼ描かれていません(ただ、真珠湾攻撃やミッドウェイ海戦時の逸話や有名な言葉を丁寧に拾っているあたりは好印象)。國村隼演じる南雲中将は頑迷で判断力のない、要するにミッドウェイの敗北の責任が全て彼に集中しているような、無能な軍人として描かれています。折角國村隼が演じるんだから、もっと底の知れない人間味を見せないともったいない!

また浅野忠信演じる山口司令官は、闊達な武人という雰囲気を漂わせているものの、実際に彼がどのように活躍し、山本長官や南雲中将とどのような関係にあったのかが十分に描かれているとは言いがたく、やや彼の位置づけが分かりにくくなっています。

要するに日本軍側の軍人の描き方は、あくまでもミッドウェイでの日本軍の敗北を分かりやすく説明するための役の枠を超えるものではなく、人物像としてはかなり単純化されています。ただ、特に山本長官や山口司令官の描写に関しては、もう少し前後があったのでは?と覚しき箇所がいくつかあったので、実際はもっと人物像を掘り下げて描こうとしたところ、上映時間の関係で削ったのかも知れません。いつか完全版が出るのでは。

先述した、山口司令官の位置づけの分かりにくさは、本作が戦況を俯瞰的に捉えて全体像を観客に理解させる、という要素をあまり盛り込んでいないことと無関係ではないようです。確かに作中、作戦会議での兵棋盤を使った演習は登場するのですが、それが意味する内容は軍事の素人にはわかりにくい上、いったん戦端が開かれると個別の戦闘描写の連続となります。そのため肝心のミッドウェイ海戦において、米機動部隊と南雲機動部隊、そして戦艦大和を含む連合艦隊といった主要部隊の位置関係すらはっきりしません。これでは山口司令官の役割が分かりにくくなるのも当然でしょう。

エメリッヒは航空機と艦隊の死闘を、「見栄の応酬」として描くことに十分成功しており、その技術水準は現時点で最高峰に近いと言えるでしょう。ただそこに力を注ぐ余り、戦場を俯瞰的に描く、人物像を掘り下げるという側面が犠牲になった点は否めません。

噂では、エメリッヒ監督はミッドウェイ海戦の前に生じた「珊瑚海海戦」の映画化も企画しているとのこと。こっちなら海上戦にのみこだわっても全然問題なし!本作のクオリティでぜひ観たい!

なお豊川悦司の山本五十六は、最初ちょっと若すぎないかと懸念していましたが、実際に見る彼は非常に貫禄があって、驚きました。さすがに声の若さはありましたが。ただ実は当時の山本五十六と現在の豊川悦司は、ほぼ同い年なんですよね。これが本作一番の驚き!

パンフレットは横長のフォーマットですが、これは明らかに本作の映像を踏まえたもので、作品との一貫性が取れていてとても良いですね。解説も充実しているし、買って損はない、というか安い!

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yui

5.0パールハーバー(2001年)とミッドウェイ

2020年8月2日
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パールハーバー(2001年)のときは、描写がアメリカよりだと叩かれていましたが、ミッドウェイはなかなか凄い、日米の観点からきちんと描かれていました。映画は時と共に変わってきます。広島そして長崎の原爆映画がアメリカによっておごることなく製作される日は近しと思う。The day is coming soon when Americans understand how terrible the atomic bomb dropped at Hiroshima.

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YUKI

4.0アメリカの側からみると

2020年7月6日
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アメリカ兵が勇敢に描かれていました。アメリカ兵が弱気なことを言うときにそんなことを思うのか?と思いましたが、どちらにも家族がいて、悲しみがあるんですね。

映像はきれいでストーリーもあり、いい映画でした。

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くんくん