リチャード・ジュエルのレビュー・感想・評価
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正しいことを純粋に誠実に信じて 勇敢な行動したリチャードが悪者にさ...
正しいことを純粋に誠実に信じて
勇敢な行動したリチャードが悪者にされる。
どっちが悪者なのかなんてあからさま。
新聞社は特ダネの為に確かじゃない記事を書く。
影響の大きい新聞や報道を見た
何も知らない人達はそれを簡単に真に受ける。
それでどれだけリチャードやお母さんが
深い傷をおったか。お母さんの訴えは
思い出すだけでも涙が出そうになる。
日本の週刊誌とかもこういうことは
少なくないと思うしそんなネタに流される
人間になってしまってることが残念に思う。
私はリチャードのように正しいことを
信じれるひとになりたい。
44マグナムを35カメラに持ち替えて
最初にあなたに手紙を書いたのは、
2009年、『チェンジリング』を観た時でした、これで何通目でしょうか、
拝啓ハリー・キャラハン様
あなたが、
44マグナムを
35ミリのカメラに持ち替えて、
ずいぶん経ちますが、
まだまだ世界は暴力に溢れ平和ではありません。
ぼくがあなたを知った時は、
ブルース・リーと同じように、
この世にあなたはいませんでした。
(そんな事もない?)
本作は久しぶりに力が入ってました、
そう感じたのは私だけでしょうか。
サム・ロックウェルや、
キャシー・ベイツの起用、
正直者がバカをみるとは、
声高には言わないが、
正直者に、
フォーカスを合わせ続ける、
スポットを当て続ける、
誠実純粋だけでは、生きていけない、
make my day。
長らくの共和党、ドナルド・トランプすらも
最近まで応援してましたね。
それがまさかの、民主党への鞍替え。
バイデンでいいんですか?
久しぶりに、
軽めの、make my day
を聞いたような気がしました。
ん〜〜
イーストウッド監督の映画なので期待して観ました^ ^
やっぱり見応えあります!
無実の人に疑いがかかると本人はたまりませんね^^;
ただ、この出来事を検索してみるときっかけとなった記事を書いた記者のキャシー・スクラッグスさんはこの後ジュエルに訴えてられ自殺した様です^^;
この裁判自体は新聞社の勝訴。それにこの記者さんは謝罪の記事も書いたそうです^^;
おまけにこの映画の中ではこの女性記者がFBIのまくら営業するシーンがあるがコレは捏造^^;
https://www.excite.co.jp/news/article-amp/Frontrow_beec165e0937d1c016bb62a7d78c263898ea6b92/
このジュエルさんはこの後44歳で亡くなってるみたいです^^;
スクープ記事を書いた記者と書かれた
この主人公のジュエルさん両者共に亡くなっているので映画の信憑性は低い気がします。
映画としては見応えありましたが実話ベースなので・・・
ジュエルさんは逮捕も裁判も投獄もされてません。単に一回だけFBIに任意で話聞かれただけです。
世間には無実で投獄された人もいますからそれを考えるとこのジュエルはまだましです。
映画『ザ・ハリケーン』は黒人というだけで投獄されてますね^^;
実話を描く意味
イーストウッドに外れなし、そう感じてから驚異的な更新を記録している。
それは監督としての演出力やら何やら、もあるのだろうけど、プロデュース能力というか、作品チョイスの素晴らしさとか、いい脚本家と組む力がすごい。
自分のことのようにハラハラ、ドキドキ、もやもや、ズキズキ、ぐっとくる、のだ。
最後は正義が勝つ!真摯に生きよう
権威とメディアに侵される人権の戦い。
警察もメディアも大した確証もなくそんな安易に決めつけ報道をするのか、そんな簡単なアリバイで無実を信じるのか、弁護士は大した仕事をしてないじゃないか、ドアの外を確認せずにそんなに易々と入れてしまうのかなど…ちょっと気になっちゃうほつれもあったが、それでもさすがクリント・イーストウッド、最後まで惹きつけて離さない胸熱な展開は見応えあり。
なんとも言えない愛らしい親子にもほっこりし、母の息子を想う会見には涙する。
正直者がバカを見る世界で、それでもなお真摯に生きたものが最後は報われる。そんな希望に溢れた作品。
でも、「正義の反対は正義」なんだけれども。
面白い
正義感が強く、どんな形でもいいから、警官や警備といった、皆を守る仕事、法の執行役をしたいといつも考えている男。その男が、警備の仕事をしている際に、爆発物を最初に発見し、被害を最小で防ぎ、一躍ヒーローとして有名人となる。ところが、FBIが彼を容疑者としても見ていることを地元新聞がスッパ抜く。その結果、逮捕もされていない彼が、一夜にして、今度は犯人として追いかけ回される話。
上に書いたように、主題は、FBIよりもマスコミなのだろう。FBIも違法捜査ギリギリの酷い行動だが、捜査段階で報道されて、面子をかけなければいけなくなったせいもありそう。ま、リークした本人もFBIの捜査官というどうしようもない話なんだが、やはり、マスコミに犯人として追われることの恐怖が、第一だと思う。
弁護士と母だけが味方という状況で、主人公が、容疑者という誤解を解けるのか、それとも圧倒的な力には敵わず投獄されてしまうのか、その結末は劇場でご覧くださいだけれど、結末に関わらず、重たい映画だよね。
もしも無罪とわかったとしても、マスコミが主人公に何かをする、謝る、といったようなことはないんだろうな、と感じて、自分の中での恐怖と憤りは、止むことがなかった…
主人公のどうしようもない危うさ
クリント・イーストウッド御大の無駄のない映画!
地味な映画にも関わらずこの面白さったら!!
人間ドラマの好きな方にオススメ!
ライムスター宇多丸さんも
自身のラジオ番組で絶賛してましたが
主演のリチャード・ジュエルを演じた
ポール・ウォルター・ハウザーの
なんとも言えぬ危うさ〜〜
あたなのそばにもいませんか?
「その一言、言わなければいいのに〜」
自分が周りからどう見られているかが解ってない
いわゆる「空気の読めない」人の危うさを
見事に演じています。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
イーストウッド監督の映画は
「グラン・トリノ」
「ジャージー・ボーイズ」「ハドソン川の奇跡」「運び屋」と
近年の話題作しか鑑賞していませんが
どれも鋭く問題点に切り込んでいながら
無駄のない作りで、長すぎず飽きさせない。
普通の人々の生活に大怪獣やネオナチ、
マフィアなんか簡単に現れる訳はないから、
普通の人が共感できそうな作品にしようと思うと
映画の山場が普通の人の感情の爆発!と言う構図で
じゃあ、その地味な構図にエンタメ性を持たせるには
「これは実話!」と言う強み。
頭でひねり出したのではなく「実話」だからこそ、
もしかしたら誰にでも起こるかもしれない話、
なので観てて興味深い。
自分だったらどうするだろうか?
クリント・イーストウッド御大がいかに人間をよく観察し、
愛しているかが伝わってきます。
いつまでも映画を作って欲しいものです。
@お勧めの鑑賞方法は?
配信やDVDでも良いから是非、集中して観て欲しいです。
誤った報道の怖さ
爆弾事件のヒーローであったはずの男が誤った報道により容疑者として追い詰められていくというリチャード・ジュエル事件の伝記映画。
FBIのプロファイル段階で記事で容疑者として報道され翻弄されていく様はマスメディアの怖さを物語る典型的な事件だった。間違った報道によりいとも簡単に個人が追い詰められていくのがよく分かる作品だった。イーストウッド監督らしい社会性の高い映画だった。
だからサム・ロックウェル推し1 「僕も法執行官だから」"cop t...
だからサム・ロックウェル推し1
「僕も法執行官だから」"cop to cop" サム・ロックウェルまたまた最高すぎるだろ!! ここまで来たら、もう演技べらぼうに上手いってだけじゃなくて、あんたの人柄だよ人間的魅力ダダ漏れだよ! と声を大にして言いたい(『コンフェッション』の頃から好きで「オスカー獲るべき」とずっと願っていて『スリービルボード』で歓喜した個人的思い入れというより露骨な"えこひいき"も多分にありますが)気怠そう人情やさぐれハキハキ歯に衣着せぬ物言い演技で絶好調。ハーフパンツってのも最高。...なのだけど、「&」ポジションでタイトルロール=リチャード・"レーザー"・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーの負けず劣らずの素晴らしさたるや! これで母ちゃん役キャシー・ベイツって大納得だよ。おまけに脇を囲むのも、2000年手前世紀末と思えぬヒューマンエラーの最たるずさんな捜査でリチャードを追い詰めるジョン・ハムに、メディアリンチの発端となるオリヴィア・ワイルドと実力派揃い踏み。おかげで無理なく骨太。主人公二人の関係性は師弟関係でありブラザーフッド/ブロマンス。
メディアの恐ろしさ! 色々ウマい、リサーチに裏打ちされているのだろうけど若干手グセと勘ぐりたくなるほどに。例えば作中通して前フリ効いてる効きすぎているほどに。だから時に変に勘ぐってしまった。例えば問題の爆破が起きる直前とかこれ見よがしに周りで写真撮っている人いたりして、それが後々活きてくるのかなんて期待していたら...。と冒頭からスキあらばその後に繋がるような伏線というか要素をバンバン放り込んでくるから知ったかぶりしたい自称・"映画通"はきっとニヤリ。あと実際の映像等をスゴく効果的に織り交ぜているなという気がした。例えば陸上とワトソンが現場から公衆電話まで歩いていくシーンのカットバックはかなり良かったのでは。おかげで息呑んだり、当時の空気・雰囲気に浸れたりする。現地アメリカでも再三槍玉に挙げられていることだが、オリヴィア・ワイルド演じる実際の記者がネタを手に入れるために捜査官と寝た事が示唆される問題のシーンは、メディアの脅威について描いた映画がそれの最たる例となるとは何とも皮肉。
お母さんが最高だった
スピーチ泣けた。サムロックウェルもいい。
リチャードにははらはらする。
女性記者のキャラクターはちょっと???なんで他人事みたいに泣いてるの。セクシー要素もなんか古いし必要性を感じなかった。
犯罪をでっちあげようとするFBIの怖さ…
またも実話の映画化だ。考えてみれば、出演作品では『人生の特等席』以来、監督作では『グラントリノ』以来、フィクションはない。それだけ事実は人間の想像を超えたところにあるということなのだろうか? リチャードは本来なら英雄と讃えられるべきところなのに、反対に犯人にされてしまうなんて、かわいそうすぎる。犯人のプロファイリングだか何だか知らないが、くそくらえだ。確かに、普通の人とちょっと変わったところはある。でも、公衆電話の件を調べれば、彼の無実は明らかだ。マスコミの手を借りながら次々と暴かれていく彼のもう一つの素顔。ただ、リチャードにはブライアンという理解者がいたことは幸運だった。彼がいなければ、どうなってしまったのだろう。それを考えると、本当によかったと思う。また、自分の希望する仕事につけたことも! よかったね、リチャード!
本当に怖い!!
FBIもメディアも本当に怖い!!!
マーダーケースが似ているというだけで、どんどん死刑レベルの犯人に仕立て上げられてしまうアメリカ!!!
クリントイーストウッドが監督だと、時系列がきちんと整理されていて、
まったく気が抜けない代わりに、伏線未回収もないし、
国事情もほとんどないので、とても見やすい。
脂肪袋と嘲笑され続けた、法の執行官であることに拘った純粋すぎた青年。
そんな息子を誇りに思い、ひっそり幸せな暮らしを続ける母親。
親離れできない子供、子離れできない親。
あぁ、母子家庭ってどこの国でも似たようなものだなと思ってしまう。
リチャードが犯人ではないということは、
観客は皆、知っていた。
なのに、真犯人がまったく影すら見せないもんで、
どんどん猜疑心が膨らむという設定。
これ、本意なのかしら?私だけ?!
最後にひやっとする場面があって、
私はエンドロールが上がるまで疑い続けてしまった…。
いやぁ、面白かったなぁ。
メディアによる扇動の元凶は、決めつけ捜査だった
クリント・イーストウッド監督はインタビューで「実際にあったことを再現するのが好きだ」と語っていた。
そのとおり、実話ものを連発している最近のイーストウッド監督だが、本作もいつものように淡々と出来事を見せていく抑えた演出だ。それがリアリティに繋がっているように思う。
そんな演出の中でも、ドラマチックな場面が二つ。
ひとつは、母親の記者会見シーン。
これは、弁護士ワトソン役サム・ロックウェルと母親ボビ役キャシー・ベイツの演技によるところが大きい。飾らない演出に合わせるように、感情を抑えて訴えかける語りの名演。
そしてもうひとつ、主人公リチャード(ポール・ウェルター・ハウザー)がFBIの聴取で「証拠があるのか」と確信を問うシーンだ。
警察官への強すぎる憧れから、理不尽なFBIの要求に盲目的に従っていたリチャードの突然の問いに、捜査官(ジョン・ハム)は絶句し焦燥するばかりとなる。
この場面は映画のクライマックスであり、イーストウッドの地味な演出が光る。
多くの観客はリチャードを応援はしても、好きにはなれなかったと思う。
彼は、自分のことよりも母親を気遣う優しい男なのだが、少し偏執的で状況認識力に片寄りがある、いわゆる変人だ。
そんな偏見の目で彼を見ている点において、映画の中の大衆と変わらない。
だから、弁護士や周囲に助けられて無実を勝ち取るのだろうと思っていた観客は、リチャードの毅然とした態度に意表を突かれる。
本作は、メディアの過ちが個人を追い詰めてしまう、大衆を扇動してしまう恐ろしさを訴える。
が、自分にはそれ以上に、人を偏見で区別してしまうことを責められたようで、心が痛んだ。
女性記者(オリビア・ワイルド)が、リチャードが真犯人ではないことに気づく場面と、母親の記者会見で涙する場面が描かれているが、彼女が後悔したり償おうとする場面は描かれていない。
彼女がどのように自分の過ちを理解し、償いの行動をとるかを描けば、観る側はある種のカタルシスを得られたかもしれない。
だが、そんなドラマ作りはしないのがイーストウッド。
あくまでも主軸はリチャードと彼の仲間たちなのだ。
弁護士と助手(事務員)が、犯行予告電話をリチャードがかけられなかったことを立証するため、現場から公衆電話まで歩いて時間を計る場面で、オリンピック短距離走の映像を挿入したのも見事な演出だった。
日本でも、松本サリン事件で謂れもなくマスコミから糾弾された被害者の事例がある。
強引な捜査による冤罪の事例も数多ある。
本作で、容疑が晴れた通知を持参した捜査官が、それでも犯人だと断言する。その後に真犯人が捕まるのだが。
東京電力OL殺人事件の犯人とされていた外国人が冤罪と認められて釈放されたとき、捜査担当刑事が犯人に間違いないと発言していた。その理由は「嘘をついた」からだと。犯人でなければ嘘をつく必要がないと言うのだ。
そんな一点で確信して、尋問し状況証拠を積み上げ送検するのだから恐ろしい。
刑事には刑事の経験的勘があったのかもしれないが。
…そんな事も思い出させる映画だった。
容疑者に「プロ」はいない
事実がベースとなっているため、誰が犯人であるのかということはすでに明らかだ。
知っていてもなお見ていられるサスペンス要素とは何なのか。
つまり、物語は逮捕したいFBIと記事を売りたいメディアと容疑者サイドの三つ巴で、
唯一「プロフェッショナル」でないのは容疑者だけだということだ。
そもそも容疑者に「プロフェッショナル」なんて存在しない。
そして捜査に司法はなかなかに専門職、「プロの世界」だ。
なら同じ舞台に立った時、一番不利なのは誰なのか。
幸いにも容疑者サイドには有能な弁護士が「プロフェッショナル」としてついてくれていた。紙一重の戦いだったのだろうと感じざるを得ない。
そして同時に自分も、この映画を見る人の半数以上が素人にちがいなく、
他人事にはできないと立場をすり替えてみてしまう。
なら考えずにおれないのは、ツギハワガミ? の恐ろしさだろう。
着眼点の良さはやはりイーストウッドレーベル、と思える1本だった。
ほかにもキャシーベイツの演技が絶妙。面倒見のいい弁護士さんでよかった。リチャードのFBIを前にふるう最後の熱弁もかっこよかったな。
マカレナなつかしい。
鉄人イーストウッドはどこまでいくのだろう。
そしてまたしてもサム・ロックウェルさん。ガラリと感じが違って孤軍奮闘する切れ者弁護士役でおいしい。キャシー・ベイツ演ずる母ちゃん、タッパー取られちゃってかわいそう。ポール・ウォルター・ハウザーのほっぺたとお腹をぷにぷにしたい。
ただ脚色するところはいろいろ間違っているような気はする。このクライマックスはクライマックスとして相応しかったのか? リチャードがひとつ成長した場面であるのは分かるのだが。むしろキャシー母ちゃんの演説がぐっとくる。すっぱ抜いた女性記者の描かれかたが事実と違うと、モデルになった新聞社と揉めているそうだが…。というかFBIはこれでいいのか?
イーストウッドはもっとやればできる子だと思う(何様)。
権力とメディアは怖い
派手な演出もなく進行するストーリーは、イーストウッドのメデァアと権力に対する静かな怒りや想いが感じられた。
キャシー・ベイツは流石の演技だったし、サム・ロックウェルも良い俳優さんだ。
感動したよ。
1996年、オリンピックで沸くアトランタで実際に起きた爆発テロ。100人以上が負傷し2人が亡くなっているが、主人公のリチャード・ジュエルが不審な荷物を見つけていなければもっと多くの被害者がでただろうと、最初は英雄扱いされたがすぐにFBIの捜査対象になっていると報じられ人生が一辺してしまう。
真実はどこにあるのか。
マスコミによって主人公に追い込まれる家族の苦悩に何度も泣きそうになった。
弁護士役のサムロックウェルがカッコいい。
さすがクリント・イーストウッド。
これでアカデミー賞ノミネートが助演女優賞だけなのは少し寂しい。
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