「最後は正義が勝つ!真摯に生きよう」リチャード・ジュエル 映画野郎officialさんの映画レビュー(感想・評価)
最後は正義が勝つ!真摯に生きよう
権威とメディアに侵される人権の戦い。
警察もメディアも大した確証もなくそんな安易に決めつけ報道をするのか、そんな簡単なアリバイで無実を信じるのか、弁護士は大した仕事をしてないじゃないか、ドアの外を確認せずにそんなに易々と入れてしまうのかなど…ちょっと気になっちゃうほつれもあったが、それでもさすがクリント・イーストウッド、最後まで惹きつけて離さない胸熱な展開は見応えあり。
なんとも言えない愛らしい親子にもほっこりし、母の息子を想う会見には涙する。
正直者がバカを見る世界で、それでもなお真摯に生きたものが最後は報われる。そんな希望に溢れた作品。
でも、「正義の反対は正義」なんだけれども。
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