「メッセージ性が強い」リチャード・ジュエル マスノブさんの映画レビュー(感想・評価)
メッセージ性が強い
爆発事件から人を救った警備員が
メディアやFBIに犯人に仕立てられる話。
とりあえず犯人を検挙したい国家権力、
興味を引く題材なら何でも食いつくメディアは
今日でも無くならない問題。それに異を唱える
イーストウッドさんのメッセージが
ストーリーや登場人物のセリフに存分に含まれてた。
悪によって犯人にされるリチャードが
自身の思いに真っ直ぐな人なので、
普通の人じゃしないこともしちゃったりして、
追い詰められていく様はほんと見ててつらい。
母の苦悩や涙のシーンもかなり泣けるし
こういうところの描写力はさすがでした。
あと記者役のオリビアワイルド姉さんが
悪者なんだけどほんとに嫌なやつすぎて
キィーーーーってなった。
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