劇場公開日 2020年1月17日

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「目のまわりが真っ黒メイクが最後まで気になった。」リチャード・ジュエル Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0目のまわりが真っ黒メイクが最後まで気になった。

2020年1月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

無実の罪を着せられる側と着せる側、両者の悪い部分も確実に描き、人間の本質を見せつけられた。
特に着せられそうになってるリチャードジュエルの内面をこてんぱんにえぐり出して、若干気の毒になる。

誇張気味な人物の描写も良かった。
金髪で目のまわり真っ黒メイクで胸元開けた服の新聞記者なんて、完全に軽々しくって完全やな奴じゃん!
誘惑される側も絵に描いた様なやな奴なのも笑えた。

そんな逆風を一喝する、サムロックウェル演じる弁護士ワトソンが気持ち良い。
唯一一片の迷いもないワトソンと理屈っぽいリチャードジュエル、イラッとさせながらも誘導する様は見事だ。
そしてこのコントラストが物語を面白くさせている気がした。

パプリカ