劇場公開日 2020年1月17日

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「さすがクリント・イーストウッド監督」リチャード・ジュエル タカユキさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5さすがクリント・イーストウッド監督

2020年1月18日
iPhoneアプリから投稿

「運び屋」にしろ「ハドソン川の奇跡」にしろ、実話ものを上手いこと演出してるなと思う。薬の運び屋おじいちゃんが捕まる、飛行機の不時着といったシンプルな事件を、ストーリーを持たせて起承転結をつけ、最後もまとめる。ハズレがない!
本作も同様に冤罪事件を、安定感のある展開でまとめていてすばらしかった。

クリント・イーストウッドといえば、共和党・保守・愛国のイメージがあるが、今回は国家組織による冤罪事件を批判的に語っていたことに新鮮味を感じた。
市井のマイノリティの声を拾い上げ、かつ国家権力への批判的視線に釘付けになる。

タカユキ