リチャード・ジュエルのレビュー・感想・評価
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Intentionally Political, but a Good Story
Richard Jewell is like that kids TV show where a kid who did nothing wrong gets blamed for something bad. In this case the hero of a bombing is regarded as the perpetrator. It's a true story. I imagine Clint Eastwood made this film because he wanted to show the FBI's track record of pursuing the innocent in light of Trump's investigations. But the master leaves things open ended. The film just is.
イーストウッド監督の残酷な視点と説得力
主人公のリチャードは、母親想いでマジメな愛国者だが、ある理由で爆弾テロの犯人だと疑われてしまう。端的に言えば「デブでキモいから」。イーストウッドはその映画に必要な本質的な要素以外を削ぎ落とすタイプの監督でなので「デブでキモい」という周囲の偏見を、補強して説明しようとしたりはしない。リチャード役のポール・ウォルター・ハウザーも、確かに多少奇矯な人物を演じているが、ムリにオタクっぽさを強調したり、常識外れなふるまいをしたりはしない。メディア側や捜査側はリチャードの経歴や行動から反抗理由を探し出そうとはするものの、結局は「デブでキモい」という偏見だけが彼らの背中を押しているのだ。酷い話である。
実話をベースにしたなんとも恐ろしい物語であり、世の中の偏見に火をつけた女性記者が、自分の過ちに気づくというくだりにはハッとさせられる。その女性記者を、実際の人物よりもステレオタイプに描いたという批判が本人を知る人たち(新聞社)から出たことはとても残念だが、あの女性が自分の間違いに気づいたところでもはや何かができるわけではないという冷徹な事実を描いていることは、この映画の長所であるとも思っている。
松本サリン事件を想起させる展開…
…と思って鑑賞したのだが、後日、あの事件で冤罪被害にあった河野義行さんを試写会か初日のトークゲストに招いたとニュースで知り感心した(企画した人にも、引き受けた河野さんにも)。多分日本で一番リチャードに心から共感できる方でしょう。イーストウッドの語り口も実際、基本的にリチャード視点で進むので、観客の多くは自分がこんな状況に追い込まれたらと想像して恐ろしくなるはず。
サム・ロックウェルが演じる弁護士が合流して反撃を始めてからは痛快な展開あり、母役キャシー・ベイツの感動的な涙の訴えありでさすがのイーストウッド節だが、日本にも確かにある警察・メディア・世間が冤罪を生む構造を直視させられる居心地悪さも。フェイクニュースが問題になっている現代にこの題材を映画化するあたり、イーストウッドの時代感覚にも感嘆させられる。
ママジュエル
監督の興をそそる要素は何なのか
この主人公をどうしても好きになれない。
正直者過ぎて損してるのは当たり前で、そこを強調するあまり、見ていてイライラする性格に描いてある。映画の作劇のトリックで、あえて犯人かどうか分からない演出なのかとも思ったが、実話の映画化なのでそれもなさそうだ。
サム・ロックウェル演じる弁護士が、もう少し主人公の行動にアシストを入れたり、したたかにマスコミと渡り合う描写があれば、かなり印象が変わったはずで、いい意味で「よくある法廷サスペンス」になったことだろう。巨匠イーストウッドは、敢えてその道を選ばなかったのか、じわりと訴えかける人間ドラマに仕上がっている。
『ハドソン川の奇跡』にテイストが似ている。事件(事故)が起き、英雄が祭り上げられ、マスコミに踊らされ、司法判断で決着する流れを、勝手に想像していたが違った。FBIが容疑者リストから外すというコメントで事態が鎮静化するという、なんとも消化不良の展開で、主人公を地獄に陥れた女記者も、FBIもなんの呵責もなく舞台を去って行く。
怒りの持って行き場所がない。だって作品の中では、誰も罰せられてないし、真犯人も姿を見せないままだから。
これこそイーストウッド映画だと言われればそれまでだけど、キャシー・ベイツの抑えた怒りと悲しみの演技は一見の価値あり。さすがの役者魂だ。
とにかく主人公の印象が悪すぎて後味が良くない。いっそのことコメディにすれば抱腹絶倒の出来上がりだったかも知れないなんて想像してしまった。実話だけに、それも厳しいかも知れないが『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』なんて、ドタバタの追っかけっこの映画もれっきとした実話だ。主人公が往年のジョン・キャンディそっくりなのもあって、変な妄想を膨らませてしまった。
とにかく、あと何本撮れるのか分からないけど、実話を題材にした映画が続くイーストウッド。間違っても、カルロス・ゴーンだけは主人公にして欲しくない。
2020.1.21
ヒーローの変遷
西部劇での名無し殺し屋→カウボーイ→ダーティな刑事という強いマッチョなヒーローから、自分の中の暴力性に悩むヒーロ―を通過し、市井のごく普通に生活する人たちの英雄的な行為こそが真のヒーロ―だっていう辺り、「七人の侍」に通じるものがある。
この「リチャード・ジュエル」も、肥満、容姿もいいと言えない、仕事も警備員と冴えない青年が主人公。それでも、人を守る仕事をしたいと、周囲から馬鹿にされながら、警察官(現代の保安官)になることを夢見て、日々精進することを怠りない。そんな、人物がアトランタオリンピックの記念公園に置かれた爆弾を発見し、群衆を避難させるのだが、第一発見者で、怪しい部分が見つかって、容疑者として報道されて、FBIにも重要参考人として取り調べを受ける。
イーストウッドは、この物語で、政府とマスコミが、巨大な権力を持っていると描いている。多少、事実を脚色しているのかもしれないが、よくある爆弾犯人の人物像とジュエルを取り調べること出てきた特徴が重なるということ、先に捜査情報がジャーナリストからリークされ、どこもが特ダネを狙って、FBIはメンツがつぶされたっていうことが、誤認に繋がった理由か。最後、母がスピーチをするシーンと、ジュエルが取り調べに応答するシーンが、演出過剰でなく、真に迫っていてよかった。
自分は、利害関係やら欲得が絡んで、マスコミが報道することなんて、信じられないというのが現代の標準だと思っている。安倍首相関連の政治問題、暗殺事件、ウクライナ戦争に新型コロナウイルス感染症まで。かといって、ネットの情報も玉石混交。何が真実なのか、本当にわからない時代になってしまった。
正義って何か?国や宗教、利害関係が違えば、正義は異なってくる。そんな時代に、今、私たちは生きているって自覚したい。
うわぁ90歳!
なんとまぁ、クリント・イーストウッド御大まだ撮っていらっしゃるとは!御歳90、卒寿であられます。
流石にガンアクションは無いけれど、爆弾は派手にぶちまけられるし、ヒトビトはパニクって大騒ぎになるし、ハリー・キャラハン相変わらずやるじゃねぇの、え?って感じでございました。
舞台はアトランタ・オリンピック。アトランタという場所は、規模としては大都会かもしれないけど、やっぱりNYCやLAなんかと比べると、一段格落ちな感じがする。だからこそプロモーションを頑張ったのだろうなぁ…と、思うけど。さてそのひとつケニー・ロジャースのコンサートに爆弾が仕掛けられたというので、正義の味方リチャード・ジュエルは身体を張ってそれを発見したのですね。
でもその後が悪かった。「まず発見者を疑え」という推理小説まがいの基礎理論にのっとり、正義の味方リチャード・ジュエルはあやうく起訴されかかってしまう。そこで登場するのがかつての職場に居た弁護士。彼もコトあるごとに正義の味方(映画では「法執行官」と訳されていたけれどなんかそぐわない気がする)を振りかざすリチャー(のトロさ)にほとほと呆れつつ、それでもなんとか不起訴にこぎつけることができた、という話。
こういう、愚直で鈍重な人はおそらくとても多いのだろう。みんなその辺上手くかいくぐっているつもりでも。こういう人たちこそ騙されやすくてとても危険。
リチャード・ジュエル、貴方とても良い人。それはわかるんだけれどとてもアブナイ人でもあるんだよ。
抑圧された怒り。真実の中にある友情。
内容は、実話を撮らせると全て傑作のクリント・イーストウッド監督作品。時は1996/7/27オリンピック開催中の🇺🇸アトランタ記念公園のライブ会場に置かれた爆弾を発見した主人公リチャード・ジュエルが、一躍HEROとして皆に讃えられたものの、その後一転、爆弾犯として疑われた彼の数奇な運命と弁護士ワトソンとの友情を描いた人間ドラマ。一人の人間を偏見だけで無実の罪に陥れる、FBIの杜撰な捜査やメディア報道のあり方を批判している。
印象的な台詞は、ワトソン『何故怒らない!』リチャード『アンタだけが唯一人人間として接してくれた!しかし今は自分を捨てろと言う!無理だ!』三幕構成の始まりで起点となるリチャードの魂の叫びと二人の絆が深まる場面に涙腺が緩みました。ある意味社会的少数派で生きる上で障害を持つ不器用な主人公の生きづらさと共感できない友人の壁の高さに心熱くなりました。
印象的な場面は、一人の女性記者キャシーの『犯人は誰であれ記事が出し抜け犯人が興味深い人間であります様に』誰に願うのかその場面が怖かった。無知で傲慢な野心家の一面が上手く表現されて一つの問題提起になったと感じます。
印象的な演出は、当時の本人のテレビ報道がそのまま使われている部分です。テレビ社会だからこそ出来る表現とアメリカの実話の再現ではキャスト選びの類似性には、いつ観ても頭が下がります。ホントに比べても分からないぐらい似てます。クリントン大統領もそっくりさんかと思ってしまいました。
実話を丁寧にトレースしていて分かりやすくテンポの良い切り替えは監督の手腕による素晴らしいものです。事件その後の実話を記せば、この事件の真犯人はエリック・ルドルフ当時29歳男性。病院やナイトクラブで4回の爆破テロを起こす。2005/8仮釈放なしの終身刑となる。ジュエルは、念願の警察官になり1998結婚。各種メディアを名誉毀損で訴えて和解金を手にする。名誉は回復されるが、その頃には持病の糖尿病が深刻化し2007/8/29死亡。享年44。仕事から帰宅後の妻により発見される。突然死だと思われる『劇中でも苦しく胸抑えるシーンが予兆です。』アトランタジャーナル記者キャシーは2001/9ドラッグ過剰摂取で死亡。享年42。その死はジュエル事件報道で精神崩壊による自殺だったといわれる。
色んな問題が折り合い複雑に入り組んだ社会と一昔前の時代背景に現在を重ねて見る事の出来る素晴らしい作品です。親子の愛情や理解し合えない友情や権威主義に対する批判等、現代でも比較する事の出来る内容には学ぶべき所の多い好きな作品です。
個人的には銃が沢山ベットの上に並べてあるシーンが大好きです。思わず画面停止して一つづつ味わってワトソン宛ら笑ってしまいました。
メディアってこんなもん
ネットの真偽って51対49だと思っています。
でもね新聞テレビなどのメディアが真実を語っているのかというと
書かない自由、偏向する自由など嘘は言ってないよ、でも真実は見せないよ
というのを偽とすると
30対70という気がします。
イーストウッドがここにメスを入れたのは凄い。
しかもエキセントリックに描くでもなく
淡々と真実だけを映す。
素晴らしい作品です
70点
イオンシネマ近江八幡 20200122
パンフ購入
ではいったい、何を信じればいいのか。
まだインターネットもSNSも無かった時代、
情報の入手先はほぼマスコミだった。
まだ世間を知らない私は
マスコミから仕入れた情報を、
さも自分の情報かのように
「なぁ、あれ知ってるか?」なんて
いつもバカ話ばかりしていた。
では、マスコミがウソだったら…。
ウソとまではいかなくても間違いだったら…。
それを聞いた大衆は、
「なぁ、リチャードジュエルって知ってるか?」
と、間違いを拡散してしまったとしたら…。
現在、ネットとSNSのおかげで
我々の”マイクロコミュニケーション”は
マスコミュニケーションよりも時には強い
影響力を持ち、マスコミのウソや間違いを
監視、訂正できるようにまでなった。
それでもまだ世の中は、フェイクと偏向と
虚偽と欺瞞に満ち溢れている。
いや、むしろマスコミしか情報源がなかった時代に比べ
より混沌として「真実」を見つけるのが難しくなった。
だからこそ「信じられるのは常に自分のみ」と
言えるように情報の取捨選択と見極める能力、
そして”強い信念”を持ち続けたい。
リチャードジュエルのように。
イースト監督に駄作ナシ 実話に失敗作ナシ
実話に基づく秀作
優雅な暮らしではないけど母とマッタリ暮らし、人生報われなくても素直で正しいことを行う主人公。スニッカーズの数が少なくなってるとかチェックしすぎで少々「余計なことすんな」て変に積極的な性格です。今風に言えば「ウザイ」と感じる人もいるでしょう。
しかし、仕事中ウザさに少し困っていたような弁護士と無実を証明する縁になるとは...
犯人扱いされ弁護士として選んだ理由「あなたは人間として扱ってくれた」てのがいいです。ウザい積極性はここにあったのかと。。。格差ともいえますが前歴がありゃ難しい点でもあります。
素直に生きてれば良い縁があるんだと勇気付けられる映画です。
人間って相手に何かしらメリットや見返り求めて接することが多い。仕事なんて特にね。褒めてくれると嬉しいけど社交辞令や打算とかすぐわかるんですよね...そんなこと思ったりした。主人公は職務に忠実なだけで人に求めてはいないように見える。警備経験などから相手(FBI)にすら理解を示し、心広く接しようとする。普通だったら「自分はやってない!やってない!」となるだろうに滅多に怒らない。
しかし、FBIへの逆質問で力説するシーン(116分頃)は、素直だからこそ言える説得力を持っております。決して見逃してはいけない部分でありました。
キャシー・ベイツのお母さんぶりも感動しました。
第一発見者は氏名・住所・生年月日・職業...といった身元を質問される。仕方ないことだけど、それが原因でこんな目に遭ったのかなと思うと、自分自身も陰謀っていうか、巻き込まれる心配をしてしまいますよね。身近でもあることだから。
映像的なことは素人ですが、SFによくある輪郭がハッキリクッキリした画質ではなく、暖か味のある柔らかい画質で内容に合わせてるのかなと思いました。
(気になる点)
ギラギラした女性記者は嫌な点でした。しかし「違う」と反論する記事を映画とは別に見たことがあり、謎のままのようでハッキリさせたくもなりますね。
名監督が手掛けた作品
鑑賞記録にも記載しているが、VOD…動画配信サービスで観ることが日常化しています。映画館へ行くのとは違い、多くの作品を簡単手軽に観られるので感謝ですね。
さて、「リチャード・ジュエル」はAmazon primeなどでありがちな、あなたの観た作品に関連する作品としてピックアップしました。実話に基づく作品、そして評価が高かったので…その評価の通り、終わりまで目が離せませんでした。エンドロールに…監督クリント・イーストウッドって!!!
驚いて、すぐ色んな方々の評価を拝見し、改めてクリント・イーストウッドが監督だとわかりました。こういう驚きは凄く嬉しい。そして2周目へ。
リチャードの物語りは1986年アトランタから始まった。そして10年後、真面目に職務に取り組むが、いき過ぎた摘発などにより大学警備の仕事を失う。法執行官になることに憧れ、不器用だが彼なりに正義を追い続けていた。そしてアトランタオリンピックが開催され、彼が警備員として働くコンサート会場にて悲劇は起きた。爆弾テロだ。
この事件後、彼は懸命な救助活動や爆弾の第1発見者だったことで一躍時の人となり、世間から英雄扱いをされる。だが、同時にFBIから容疑者として目をつけられてしまうのだった。
大学学長によるリーク、プロファイリングの一致などを根拠として捜査を始めようとしていたFBI捜査官が新聞記者に漏らし、スクープ記事が出回ってしまった。そして不幸にもリチャードと彼の母の生活は一転し地獄のような日々となった。
本作が視聴者にどう映るのだろうか。社会への警鐘か、主人公の人となりの良さか、またはメディアの不用意な情報漏洩、度を越す報道陣の行動、法執行官のずさんな捜査、官僚主義的な組織など、それらへの怒りか。我々の身近なところでも似たような出来事は起こり得るだけに波紋は大きいだろう。そしてこの題材をいとも簡単に作品にするクリント・イーストウッド。流石です。ただ作品を観ている最中にクリント・イーストウッド監督が手掛けたことに気付けない私って…まだまだなんだなぁ。
イーストウッド監督による実話もの(3年ぶりに鑑賞)
初見は日本公開時(2020年1月18日)の映画館(丸の内ピカデリー)、約3年ぶりに再鑑賞。
クリント・イーストウッド監督による実在の人物・事件を扱った実話もので、丁寧に描いた映画という印象。
実際のリチャード・ジュエル氏とそっくりの俳優(ポール・ウォルター・ハウザー)の起用も『15時17分、パリ行き』に似た起用法であり、さすが。
また、リチャード・ジュエルの母親役=キャシー・ベイツも素晴らしい演技で、アカデミー賞ノミネート、弁護士役のサム・ロックウェルも良かった。
本作はアトランタ・オリンピック開催に伴うイベント会場が舞台。会場で警備員をしていたリチャード・ジュエルは爆弾を見つけて、周囲の人達に知らせて被害を最小限にしたヒーローとして報道されるが、すぐに「彼がFBI捜査対象」という新聞記事によって容疑者扱いされてしまって……というドラマ。
キャシー・ベイツが皆の前で話す場面で感動して、リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が逆襲する場面でも応援する気持ちになる。
クリント・イーストウッド監督作は、ときどきリピート鑑賞したくなる。素晴らしい!
<映倫No.48315>
知ってる俳優キャシーベイツしかいないなー
なんて思ってみたところ。
序盤は主演の世間とのズレ感と
周囲の人の嫌な感じになんとなくストレスを感じていた。
でも物語が進むにつれそれもネタフリというか…
周囲と馴染めない主演が英雄から犯人に仕立てられていく過程は恐ろしく、残酷で気付いたらのめり込んでました。
主演の方も素晴らしい演技ですが
キャシーベイツもすごい。
つい最近30年以上ぶりにミザリーをみて
あんなヤバい女役やアバウトシュミットの
変わった奥さんの役からは想像できない
どこにでもいるお母さんへの変身ぶりは圧巻。
最後にエンドロールで監督が
クリントイーストウッドと知り納得。
やるなー。やっぱりあの人は小さい頃から30年以上
私のヒーローだ。と再認識させて頂きました。
こういう映画に出会えるのってめっちゃ嬉しいです。
これが実話だなんて、、
これが実話なんて、、ってショックを受ける映画。
リチャードジュエルが犯人扱いされたのは見た目がまんま「犯人像」そっくりだったから。
証拠はないのにただその1点だけでここまで追い詰められているのは可哀想。
確かに正義感が異様に強い、実家暮らし等当てはまりすぎてるとは思うけど、、。
警察も秘密裏に操作していたらこんなに可哀想なことにはならなかったのにメディアに漏れたのが運の尽き。
警察も躍起になって徹底的に追い詰めた。
家宅捜査で電話のマネさせて録音させてたのは、犯人の声と入れ替える強行に出たのかと思った。
流石に現実ではそこまでの違法捜査があった訳じゃないのでまだ良かった。
今の時代は大問題になりそうだが、昔はメディアの統制とかなかったのか。メディアは所詮金儲けと考えて、あまり真に受けないようにしようと強く思った。
爆発シーンは何故か泣けた。爆弾にネジ入れてるのは殺す意志がありすぎる。
KKK時代はこんな感じだったのか、、。
弁護士が良い味出してた。サムロックウェルさすが。
リチャードジュエルが最後の合衆国の偉い人に訴えていたシーン良かった。
お母さん役の人がミザリーとタイタニックの人だったとは。この2つの映画も同一人物なの知らなかった。
キャシーベイツ、もう顔は忘れない気がする。
全372件中、1~20件目を表示