ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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え?ɿ(。・ɜ・)ɾ
前情報ナシ。酷評苦手な方はお引取りを。
最初はなかなか面白いなと引き込まれたのに、途中から大した意味もない恋愛の回想シーン長々と見せられ、北川景子って露出NGなんだなー。とか激怒?してる時はモロに似てるなと変に現実に戻ったり(笑)
何の映画だ?って感じだった。早送りしそうになった。
観るのやめようかと思ったけど、なんでお父さん殺したのか、そこにどんな闇があるのか、大人に傷付けられた子供は報われるのか、気になったので、何とか最後まで観れた。でも、思ったより闇が浅くて、大人が気持ち悪いだけでなんか胸糞悪い。結果、被害者は報われないのに、何とか綺麗なラストシーンにまとめようと強引に持って行ったのも含めて胸糞悪い。
タイトルのファーストラヴの意味考えても、気持ち悪い。
監督を調べてビックリ!
畑違いだろ。笑える映画作って下さい。
やるせないに尽きる
父親殺しの女子大生の動機を探る女の話。
いやーー、やるせないの一言に尽きる作品でした。
この手の話は被告の闇が深いものが多いですが、
今作は家庭環境にしろ、男女関係にしろ、
あらゆるところで被告を苦しめる背景があり
観てる人を苦しめる描写が大変多かった。
最後の裁判の判決も結局そうなるのか、、、
という結末に終わり正義ってなんだろう、、
と思わずにはいられなかったです。
でも自分の闇を他者に伝えることは大事という
明るいメッセージもあったので良かったです。
よしねさんの表情管理は素晴らしく
それだけでも見る価値ありです!
人と人が心を通わせる唯一の方法
◆あらすじ
父親を殺した罪で逮捕された女子大生環菜。彼女は警察の取り調べでは黙秘、担当の弁護士が事件について聞き出そうとするも弁護士の態度が気に入らないのかからかってきたり挑発したりと弁護士も匙を投げかける。
カウンセラーの由紀は事件には裏があると思い面会し近づくも、支離滅裂な事を言っていて手が付けられない。
環菜は面会中情緒不安定で、突然泣き出したり、パニック発作を起こしたり、嘘を言ったり、事件とは関係のない話を持ち出して他人を責めたりします。
どうして環菜はここまで歪んだ人格になってしまったのか?果たしてカウンセラー由紀は彼女の心の奥深くに抱えている何かに辿り着けるのか?
◆人と人が心を通わせる唯一の方法
精神科医樺沢紫苑先生は著書の中で、「人と人が信頼関係を構築するというのはレンガを積み上げるようなもの」と形容されています。相手にばかりレンガを積ませようとするのではなく、こちらがレンガを1つ積めば相手が1つを積んでくれるのです。
弁護士は環菜を厄介者扱いしますが、カウンセラー由紀は真剣に環菜と向き合います。小さな手掛かりを見逃さず、彼女の口にする言葉だけでなく、感情の変化も読み取ろうとします。
そしてようやく環菜がトラウマを抱えている事が明るみになってきます。(このトラウマの原因を探っていく所がまた嫌悪感を催します・・・)
少しでも事件の真相に辿り着く為、出来る事なら環菜の刑を軽くする為とは言えトラウマを探られるのは嫌なものです。環菜の証言からカウンセラー由紀は過去の人物に接触していきます。その事を話すと環菜は激怒します。それはなぜか。環菜には隠し事があったからです。
この隠し事を環菜に話してもらう為にカウンセラー由紀がした事、それは自己開示でした。自らも幼い頃のトラウマを環菜に打ち明ける事で環菜も心を開くようになり過去に起きた事を語り始めるのです。
この留置場にてアクリル板越しに2人が涙を流すシーンには感情が揺さぶられました。映画全体を通しで観た時、この2人のプロセスは人と人が心を通わせる唯一の方法なのではないでしょうか。
◆環菜(芳根京子)の演技の凄さ!
この映画作品は環菜役の芳根京子さんの演技がなければ成立していなかったと思います。弁護士もカウンセラーもお手上げ状態で観ているこちらも「こいつぁもうどうしようもねぇや」「事件の真相とかなくてもうただ以上人格者が起こした事件なんじゃねぇの」と言いたくなります。彼女が泣き出したり、嘘を言ったり、発作を起こしたりするのには全て理由がありました、彼女の抱えているもの、心の奥深くにしまっているものがオープンになった時、観ているこちらも「そういうことだったのか・・・」といったカタルシスがありました。芳根京子さんの演技があったからこそだと思います。途中で匙を投げずに真剣に向き合う事の大切さも知れました。
◆映画の本筋とは関係ないけど良かったシーン
冒頭環菜が血の付いた包丁持って堤防を歩くシーンはなんか中二病心がくすぐられて良かったです。(なんだそりゃ)
◆-0.5点
男性陣の演技力がちょっと・・・。でもそこに目をつむっても鑑賞した甲斐がありました!
演技力がすごい
北川さんも犯人と同じようなトラウマを
持っている女性でしたね。
殺すつもりだったわけではないのに
8年の刑務所。
裁判は勝てはしなかったけど、真実を
自分の口で伝えることができるまで
犯人が心を出すことができたんですね。
そこに進歩が見られたのかなと思いました。
カンナさん役の女優さんの演技力が
素晴らしいなと思いました。
12歳、小学生の女の子に手を出せる男性がいるんだと
想像するだけで吐いてしまいそうなくらい
気持ちがわるいですね。
ロリコンって言葉は聞く言葉ですが
実際のロリコンってめちゃくちゃ気持ち悪いです。
子供を女として見る、人間の境目のない
男性がこの世にはたくさんいるんだろうなと。
窪塚さんがメチャクチャいい旦那さんでした。
かしょう、怒って人のこと首絞めてたけど
なんかまるでなかったことみたいになってるけど
シンプルに考えてマジやば!です。笑
ファーストラヴの意味
物語はアナウンサー志望の女子大生が父親を殺害したところから始まる。
そして女子大生は動機が自分でも分からないから見つけてくれ。と言う。
臨床心理士の主人公のゆきはその女子大生を取材し本を出版しようとしていた。
そしてゆきの旦那の弟の迦葉は女子大生の弁護人だった。迦葉とゆきは女子大生から話を聞き、真実を探っていく…
前情報なしでみたが、ラブストーリーだと思ってたら全然ちがう。
ごりごりのミステリー。
でもなんでファーストラヴというタイトルなのかは最後までみるとなるほど、とは思う。
ずっと暗くて重いストーリー。
出てくる人物がみんななにかしら心に抱えている。
ゆきも女子大生も小さいころ、父親から性の対象として見られていたトラウマがあった。
この辺の描写がとても気持ち悪くてしんどい。
迦葉もネグレクト的なこと受けてきて若干ゆがんでいるがその描写がすくなかったため、なぜゆきに依存していたのがあまり、わからなかった。
この映画で唯一影のないゆきの旦那の我聞さん。ゆきが隠していたトラウマのことや、実は弟とも付き合っていたことなどを伝えたときの、全てを包み込む優しさのシーンはこの映画で唯一心が軽くなった瞬間でした。
中村倫也くんと北川景子と芳根京子の演技力が素晴らしかった
最初のオープニングからハラハラドキドキしてしまいました
北川景子が出てきてから短くした髪型とカウンセラーの役が
とても合ってました
旦那さんの役がまさかの久しぶりに見かけた窪塚洋介さんでした
中村倫也くんが弁護士役で登場したとき
叫びたいぐらいに興奮してしまいました
大学生ぶりに再会した二人は
芳根京子が演じてる聖山環菜役 と 話すことになっております
最初に面会に訪れたのは
北川景子でした
芳根京子は同機はそちらで見つけてください と 行っておりましたが
次第に心を開いていく様になります
次に面会に訪れたのが
中村倫也くんでした
さっきとは違う話をしておりましたが
この事件の解決に
北川景子と協力することを決めます
事件のつながりは
聖山家の家族に問題があると思うことを知った二人は
木村佳乃が演じる聖山昭菜役 と 話すことになります
どうやらお父さんが絵の教室を開いて
それに芳根京子が演じてる聖山環菜役の幼いころに参加していたことがわかります
初恋の相手となぜお父さんを刺したのか
絵の教室に参加していた生徒たちに会う中で
北川景子と中村倫也くんの過去も明らかになり
夕方に芳根京子と面会をして
初恋の人に話を聞いて
お父さんの過去も知って
北川景子のお父さんの過去も明らかになり
次第に心を開いていくうちに
殺してない という言葉が出てきて
夜に中村倫也くんと無罪の話をしますが
それを理解してくれなくて
二人は喧嘩してしまいます
外に出た北川景子は旦那さんと会いますが
目の前にトラックが来て
ぶつかってしまいますが
命に別状はなく
二人は過去を話しますが実はすでに知っていて二人は気持ちを深めていきます
裁判の日
中村倫也くんと北川景子は無罪を指名しますが
警察側は有罪の事しか考えていなくて
初恋の人 お母さん に 話を聞くうちに
芳根京子はお父さんが死ぬ前の話をしました
真実が明らかになり
懲役は短くできましたが
お母さんはじきずをしていたことを北川景子に見られてしまい
そのまま立ち去りました
それから旦那さんは写真展を開き
中村倫也くんと北川景子は
また親友として戻り
芳根京子は心を開いており
物語は幕を閉じます
全体的に好きな感じだけど…なんか惜しい。時折「羊たちの沈黙」の影がちらつく感じです。
予告編を観た時から気になっていた作品を鑑賞しました。
で、感想はと言うと、結構好きかも。でもなんか惜しい。
もっとエログロかと思いきやサスペンスホラーな感じで家族との様々な関係の歪みを描いているが、何処か「羊たちの沈黙」を模範した様なベースと展開に好みが分かれそう。
父親殺害と殺害動機不明のサイコパスとして世間を騒がせた女子大生、聖山環菜の事件を取材する真壁由紀は義弟でもある聖山の国選弁護人、庵野迦葉と真相を究明していく。だが接見をしていく度に環菜はサイコパスの事件を起こす様な人物に思えず、また
環菜の母から話を聞くが、つじつまの合わない部分が多々有る事を疑問に思い、「環菜は本当のことを話していない」との結論に達する。
また環菜や知人らから家庭環境について話を聞くうちに、環菜が過去に心に問題を抱えるに至った経緯を突き止め、その過程で、由紀もまた自身の生い立ちや、迦葉との関係について向き合っていくようになる…
北川景子さん、中村倫也さん、芳根京子さん、板尾創路さん、石田法嗣さん、清原翔さん、高岡早紀さん、木村佳乃さん、窪塚洋介さんと豪華なキャストで見応えは十分。
主人公で臨床心理士の真壁由紀役の北川景子さんが比重が大きい作品ですが、個人的には北川景子さんの演技ってそつが無い感じが凄くして、悩み戸惑いながら解決していくと言うのにはちょっと違和感があるんですよね。
もしくは綾野剛さんと出演した「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」の高千穂の様な役ならハマるんですが、今回の真壁の様に自身の過去を曝け出していくと言うのにはなんか綺麗すぎると言うか…
この辺りはどうしても「羊たちの沈黙」の様なサイコサスペンスな影がチラつきながらも本作はサイコの部分が薄かったりするのと、ハンニバル・レクター博士の様な強烈なキャラがいない事でその役割の影の部分が薄いのでそう映るのかな?と。
全体的には好きな感じですが、もっとエログロとは言いませんが破廉恥かつサイコな部分があった方が良かったかな。どうしてもデリケートな部分を丁寧に触れる様な作りには好みが分かれるかな。
それでも加害者でもある庵野環菜役の芳根京子さんはいい感じなんですが、もう少し幼い感じの方が良いかな。そう考えると全体的に作品の完成度を高くしようとして年齢的な部分でもちょっと高めなのが惜しい感じ。
後半の真相を究明されていく中でそれぞれが抱える悩みや過去の体験がキーポイントになっていますが、やっぱりこの手の作品は「羊たちの沈黙」を連想してしまうんですよね。
かと言ってそれに倣った様に描写がエグくなるとどうしてもそっち寄りになってしまうと言うのも分かるんですが、中途半端が一番ダメ。
この作品が中途半端とは言う訳ではやっぱり惜しい感じはします。
でも見応えは十分あるので抑える作品の一つかとは思います。
ご興味がありましたら如何でしょうか?
丁寧なドラマ
まず、このタイトルで敬遠してしまう人がいるとしたらもったいないと思います。タイトルが想起させる甘いラブストーリーではなく、心の底の傷口を抉り出すようなドラマです。
芳根京子さんは朝ドラのときはなんかパッとしない印象でしたがその後、見るたびに素晴らしい才能を見せつけてくれます。内面に影を秘め、それを役に自在に解き放つように思え、本作でもそれを存分に楽しませてくれました。
北川景子さんも素晴らしかった。美貌がもてはやされる方ですが、そこには甘んじないという意思を感じました。今後さらに難しい役、汚れ役に挑戦してほしいと思います。
木村佳乃さんもいい意味で裏切ってくれました。鬼のような母親の一面と抑圧に潰されそうになりながら耐えている面を見事に演じていました。
中村倫也さん窪塚洋介さんもそれぞれ良かったですが、女性陣の存在感が大きかったです。
物語は息詰まる展開ですが、法廷シーンがあっさりしていていささか拍子抜け。一審で結審しちゃったんですかね? なぜなんでしょうか? 被告の意思でしょうか?そこをもう少しきちんと描いてほしいです。
それにしても子供を巡るさまざまな抑圧、虐待に胸が苦しくなります。こうしたことに対して自分は何ができるのか、問われているような気がしました。
タイトルが伝えるもの。
タイトルがこの物語を伝えてる点も十二分にあるのかな。
直訳すると「最初の愛」ってことから。
ただしサスペンス的な要素はかなり低いです。
個人的にはサスペンスを期待してたんですが😅
こころの傷について
感想をまとめるのがむずかしい。
幼い時に家庭内の問題で愛情をもらえなかったこと、性的なトラウマを持つこと。それが性格や考え方や愛し方に影響すること。愛されたくていびつな恋愛をしてしまうこと。
傷のおおきさが違ったとしても、わかる人はきっと多い。
傷を隠したいけど、傷を見せたうえで愛されたい自分がいる。
傷を見せ合うだけではさらに傷がひろがる。
傷を見せた時そのまま大きな愛で受け止めてくれる人が必要。そんな人に出逢う確率はどれくらいだろう。
胸糞悪い映画
男性が女性を見る目の気持ち悪さ、不気味さ。もっと言えば男性の性欲の気持ち悪さを十全に表した作品。公式サイトではミステリーとありましたが、推理や謎解きといった類いの映画ではありませんでした。
私は男性ですが、それでも、いや、だからこそと言ってもいいかもしれませんね、最後まで本当に胸糞悪かったです。
この映画はその様に作られているので、これは製作者の意図した通りの正しい感想であると思います。そしてその様に作られた映画としてのクオリティは、とても高いのではないでしょうか。
ただ個人的には、結局ラストで環菜が殺人の罪に処された点が引っ掛かりました。殺人罪は不作為でも成立し無罪というのは不自然であること、完全なハッピーエンドはこの映画の主旨に反することは分かりますが、観客も主要人物たちも環菜に同情の余地が多分にあることを理解しているのですから、もっと気の利いた落とし所があったのではないかと思ってしまいました。例えば、エンディングで迦葉が触れていた推定無罪の話などを、環菜の裁判中にすべきだったのでは、と。
あと環菜を虐待していた母と手紙のやり取りを真壁が促しているようなシーンも蛇足でしたね。もう毒親と関わるな、逃げろ。
やっぱり芳根京子さんすごい❗️
「累-かさね-」からの芳根京子さんファン。
やはり、今回もすごい演技でした。特に拘置所の接見のシーンは迫力がありました。メンヘラ感満載。でも、臨床心理士の由紀(北川景子)との
面会、裁判を通して自分のトラウマと向き合って行くようになり、刑務所でやっと穏やかな表情を見せるまでの演技力は圧巻でした!
久々に見た窪塚洋介さんも原作の我聞にピッタリはまっていました。北川景子さんはやっぱり映画主役映えする顔だな〜ってどの作品でも思います。
堤さんの良さが出ていた。
まず初めに、個人的意見ですが堤さんは映画では不完全燃焼な作品が多いと感じています。
ドラマの方がしっかりとやりたい事を出来ていて、映画の2時間では駆け足な印象です。
なので映画はあまり期待しないで観に行くのですが、面白かったですね。
堤さんの映画作品は良くも悪くも広く浅くの印象です。今回は主題が幼少期のトラウマ、精神的虐待という重いテーマでしたが、その重さを大衆向けに柔らかく演出されていましたね。
今回もツッコミどころを探せばあるのですが、それより3人の関係性や環菜の心情の変化など上手く描かれ、作品に入りこめました。
過去も無理に掘り下げ過ぎない事で暗くなりすぎず、サスペンスの要素をしっかりと描く事に成功していました。
芳根京子さんの演技は圧巻でしたね。
窪塚さんの演技もとても素晴らしかったです。
もっと点数高くてもいいのに。
結局ですね。
映画の面白い、面白くないって自分の中の引き出しの持ち物といかにリンクしたかと言うことだと思うんです。
ファーストラブって
初恋じゃなくて最初の愛情なので、親との関係がいかにその後の人生や人格に影響するかという話だったんだと思うのですが、私は親と何もなかったのですが、この映画はとても響きました。
綾野さんや役所さんのよりも近い世界だからでしょうか?
花束の良さはわからなかったです。
菅田くん、好きなのに。
北川さんの、昔から泣くとこの人顔変わるよな〜の演技?で、心掴まれた感じです。
芳根さんは累の時からうまかったけど、まだ若いからかな〜、北川さんに今一歩及ばなかった。私の中ではね。(笑)
人は生きていく以上常に自分と向き合わなくてはなりません。そういう意味でも響いたのかと。
観てからだいぶ経っているので、変なレビューになってしまいました。
心理師なのか、ライターなのか?
突っ込みどころ満載のストーリー。
生島ヒロシさんのラジオトークから始まりますが、彼もまた、カウンセラーの勉強をしてきた方。
心理師の北川景子が、父親殺しを疑われた容疑者に接見を重ねる展開なのだが。
心理師として面会しているのか、ライターとして会ってるのか。本物の心理師なら自己開示、ここまでするかなぁ〜。
いや、心理師として本を書くからなのか?
何より、夫の我聞がメチャ共感的じゃないですか。それに、弟は弁護士だけど、質問力がスゴすぎる。
結果、北川景子演じる心理師がボヤけちゃって。なんだかなぁ〜。
テーマは、児童虐待やら買春やら重たいんだけど、ちょっと現実離れしている感が否めないかも。
俳優陣の演技が素晴らしい!
とても面白い作品でした。原作は読んでいません。
父親の殺害容疑をかけられている芳根さん演じる環奈。また、環奈の過去を追う心に傷を負った経験のある北川さん演じる由紀。
この2人の絡みや回想シーンも相当素晴らしいものでした。
同じ女として、2人のトラウマを一緒に体験しているようで正直辛かったです。過去に性的なトラウマを抱えている方、感情移入をしやすい方や苦手な方は見るのが辛いと感じるシーンが多いかもしれません。
芳根さん北川さんなど他の俳優陣の方の演技ももちろん素晴らしかったのですが、北川さんの母役の高岡早紀さんが特に素晴らしかったと感じました。
自分の夫である由紀の父親の秘密を暴露するシーンでの、父親の暴露を聞いて由紀が嘔吐く姿をじっと見つめる母。あそこは本当に気持ち悪さがほかのシーンとは別物でした。
容疑者の環奈が自分の辛かった思いを初めて人の前で話したシーンは心に深く焼き付きました。
内容がぎゅっと詰まっていて飽きるシーンがありません。また、あいだあいだに入ってくる風景も凄く綺麗でした。
内容も演技もとても素晴らしい作品でした。
間違いなく見て損はないと思います。
見事に積みあがったレゴブロックのような映画
丁寧にピースをはめているようなストーリー、演出、演技。ベタすぎる音楽。そしてハッピーエンド。
何の破綻もない安定の作劇。ひねた映画ファンが期待するようなひねりはない。兄さんは神様です。
とんがった洋画なら、嗜虐性に目覚めるヒロイン、実はホンボシも23人無罪にしてる弁護士、実は恐怖で家族を支配する長男、なんて展開があるんでしょうけど、ありません。
芳根京子の演技がとにかくすごかった。空撮の東京の街が美しかった。
小説が2時間によくまとまっていた
原作がよくまとまっていて、映画だけ見ても面白い作品だと思えると感じた。
欲を言えば由紀と迦葉の過去話は長すぎたかな?メインは美人大学生の父親殺しだから。
原作と違う点で気になったのは以下。
焼肉屋で髪を切る、これ原作では美容室行ってたけどわざわざ焼肉屋でハサミ借りて廊下で切る意味は?笑
ユウジくんの元に環菜を連れ戻しにきたナオト、原作はアパートの大家に不審に思われてってことだったけどそのままのがいいと思う。
父親が探しにきたって親の愛情?一応娘の同行探ってたんだーと感じたし、第三者の目が怖くてって方がユウジくんの身勝手さが出たと思う。
最後のこちょこちょで笑わせて写真撮ったところ、無理矢理笑わせたの…?と感じた。
あと原作でも思ったけど、環菜はなぜアナウンサー目指してたんだ?あのトラウマがあってアナはきついと思うぞ…
苦しい
とにかく苦しいストーリーだった
世の男どもにはホント軽い気持ちでやった事がその女の子の人生狂わせるんだって肝に銘じて欲しい。あと無罪になるとは思わなかったけど刑期が厳しすぎる‥‥
俳優さんたちが素晴らしかったので星多めに入れました
全83件中、21~40件目を表示