ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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男性の描写がやや雑では?
川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。「動機はそちらで見つけてください。」容疑者・聖山環菜の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる。その中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた、というストーリー。
ミステリーというよりかはサスペンス。登場人物はほぼ全員何かしらの闇を抱えており、それが絡み合う物語。色んな人の見方で話が二転三転していく部分は退屈しない…が、後半はややダレる。
男性の描かれ方がやや一面的な感じがして引っかかる。まともな男性は窪塚洋介だけでそれ以外は小児愛好者だったり、性的虐待を行ってたりなど。その窪塚洋介も聖人過ぎて人間味なし。女性の内面はしっかりと描写されてるだけにそこが雑に感じた。
芳根京子演じる環菜が被害者であることは間違いないが、親が異常者だったから子供もその影響を受けました、というだけの話に感じる。かわいそうにもなるがフィクションなのでそれ以上の感想は特に出てこない。
キャストもそこまで尖った演技をする人もおらず、ある意味では無難。
みんな傷ついてた
どなたかもレビューしてましたが、予告から想像されるサスペンス感はありません!笑
環菜は終わりまでサイコパスで、主人公がもっと翻弄されるとおもったのですが、、、
皆傷ついてた。
環菜が歪んだ背景は心打たれました
主人公も。かしょーも。
窪塚洋介さんがお兄さんやってるから、きっと何か彼も裏があるはずだ!(偏見)と思ってましたが、終始優男でした
フェミニスト受けしそうな映画
・窪塚洋介がかっこいい
・北川景子の演技がかなり微妙
・恋バナの蛇足感がえぐい
・どのトラウマも弱い、そしてトラウマの描き方が雑
・判決が厳しすぎる
・あれで心神喪失が加味されないのはあまりに
・みんな物わかり良すぎ
・タイトルどうした?
・女は常に弱くて常に被害者、てきな
とりあえずそれっぽい要素入れて
考えさせられるシリアス風にしました!作品
いいキャスト揃えてるのに、
話が散らかってて、しかもどれも浅くて、
何を伝えたかったのかさっぱりわからなかった。
他人からすれば些細な事に思えてもトラウマにはなるし
それによる苦しみは人それぞれあるわけだけど、
それとの付き合い方や乗り越え方が描かれるでもなく
なんとなくふわっといい感じにみんな笑顔ちゃんちゃん。
「余裕で2桁超えるくらい経験あってもあるんだな、
こういうこと」
ここがほんと印象的で鳥肌すぎるセリフに凍った、
原作ままなのかな
痛がってるのに腰振り続けようとするとか
怖すぎる怖すぎる怖すぎるし
はじめてとか経験なくてかと思ったら
遊び人なのに下手なの?
なにそれさらに怖いじゃん…
あと30過ぎた2人の大学生役はさすがに無理あった
中村倫也がおじさんすぎて、ええ…ってなった
ベッドのシーンだけでも
肌加工するとかしたらよかったのにな…
キスシーンも特に必要なかった
いきなり豹変して言葉のナイフ出してきた
北川景子も情緒不安定かよで怖かった
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<あらすじ覚え書き>
中学卒業まで父親の絵画教室のデッサンモデルをさせられた
周りはほかのヌードモデルで裸の成人男性、教室の生徒は男性のみ。
教室後の打ち上げでは男性陣が体を触られるなどし、
両親にもうモデルはやりたくないと訴えたが聞き入れてもらえなかった。
擦り傷に絆創膏を貼ってくれた大学生のコンビニ店員が
夜になっても家に帰らず外にいることを心配して家に泊めてくれた。
性的なことをされた。
それでも、家に帰るより大学生の元にいることを選んだ。
その後父親が大学生の家に乗り込んで来て連れ帰られ、
大学生からも拒否されるようになる。
(後に大学生は、「可愛い子に頼られたらそういう気になるじゃないですか」、「父親が来ていつ訴えられるかもわからないなか僕だって不安だった」、と当時のことを語る)
リストカットをしてみた。
リストカットの傷に対し、
母親は気持ち悪いと言い、
父親は傷が治るまでデッサンモデルはしなくていいと言った。
就職面接に失敗してしまったと思った。
父親に叱られる、どうにかしなければ、と焦った。
感じた苦しさはデッサン会と同じだった。
知らない目に素っ裸のまま晒されてるのに
どこにも逃げ場のないような。
デッサン会では知らない男の裸がすぐそばにあって、
たくさんの目に見られ、
打ち上げでは酔って体を触られ抱きつかれ、
何をされるか分からないのに誰も助けてくれない、
それが怖かった、嫌だった。
そんななか、腕を切ることだけが、血を流すことだけが
苦しみから自分を救ってくれた。
そして腕を切れば、父はデッサン会を免除してくれた。
面接とデッサン会が重なった。
だから面接後に包丁を購入し腕を切り、
それを父に見せることで許してもらおうと思った。
父を呼び出して腕を見せたら、母に連絡すると言われた
母はこの傷を気持ち悪いと言う、だから母にこの傷は見せてはいけない、
その焦りから父ともみ合い、足を滑らせた父が倒れ掛かってきて、
手にしていた包丁が父に刺さってしまった
倒れた父の目が怖くて、どうしていいかわからず、
助けを呼ばずにその場を離れた
判決は、裁判員裁判で懲役8年
育った環境が良好とは言えないが、
包丁を購入し人気のない場所に呼び出し、
通報せずその場を離れたことなどに
殺害する意図があったと推認でき、
刑事責任は重大であり実刑は免れない、と。
母親は強迫性障害持ちでリスカ痕あり
本の出版のために事件被告である女子大生に
インタビューを申し込んだ精神科医は、
父親が海外で幼女を買春していたこと、それを母が許していること、
などなどにトラウマを抱えている。
弁護人は幼いころ母に捨てられ愛不足
弁護人と被告の担当精神科医は、
大学の同級生、一度は体の関係を持っている。
弁護人と精神科医の兄は夫婦、
弁護人は夫に精神科医との過去をずっと秘密にしているが
夫は出会ったときから弟と妻がそういう関係だったことは察していた。
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再見?
アマプラで気になったので見始めると、、
あれ?見たことある?デジャヴか、それとも予告を見ただけかな。
とにかく見ても、見続けても、ラストがどうなったかわからないので最後まで観ました。
今現在も親から子へのの性的なDVが沢山あると聞きます。身近な人からのハラスメント、小児性愛。
子供だから、どうやって逃げたら良いかわからない。
母親も、わかっていても止められない。
助けを求めたコンビニの店員も、若さからか、子供相手に手を出す。
でも最後は癒されて終わったので後味は良かった。
芳根京子さん、良かったです!大人になったなぁー。
しかし板尾さんの悪人役は板についてますね〜。ハマってました!
最後まで見ようか悩むレベル
中盤から北川景子のわざとらしいワナワナした演技が見てらんなくて ひどかった。顔に力入りすぎてて「頑張ってます」感がもう…。
芳根京子や窪塚洋介の演技はさすがだからこそ、この主演の粗が目立ち過ぎる…。
そもそもこれ、原作があるらしいけど 本当にこの設定なの?特に北川景子の父親の件は大人になってからもあんな延々と泣くほどの事かよとしか思えなかった。父親が海外出張で女の子を買うって、そんな珍しい話じゃないと思うけど。それをさも大げさに「私のトラウマだけど大事なことなの!」ってペラペラ言いふらす役に嫌悪感すらあった。
結論、見なきゃよかったー。
芳根京子覚醒
あれ?この話知ってるかも…と思ったら、小説を読んでた。
ほとんど小説を読んだ通りの映画での再現は監督力なんだろうな。
そして…朝の連ドラ以来、あまりピンと来てなかった芳根京子ですが、この映画ではいい役者さんでした。
え?ɿ(。・ɜ・)ɾ
前情報ナシ。酷評苦手な方はお引取りを。
最初はなかなか面白いなと引き込まれたのに、途中から大した意味もない恋愛の回想シーン長々と見せられ、北川景子って露出NGなんだなー。とか激怒?してる時はモロに似てるなと変に現実に戻ったり(笑)
何の映画だ?って感じだった。早送りしそうになった。
観るのやめようかと思ったけど、なんでお父さん殺したのか、そこにどんな闇があるのか、大人に傷付けられた子供は報われるのか、気になったので、何とか最後まで観れた。でも、思ったより闇が浅くて、大人が気持ち悪いだけでなんか胸糞悪い。結果、被害者は報われないのに、何とか綺麗なラストシーンにまとめようと強引に持って行ったのも含めて胸糞悪い。
タイトルのファーストラヴの意味考えても、気持ち悪い。
監督を調べてビックリ!
畑違いだろ。笑える映画作って下さい。
やるせないに尽きる
父親殺しの女子大生の動機を探る女の話。
いやーー、やるせないの一言に尽きる作品でした。
この手の話は被告の闇が深いものが多いですが、
今作は家庭環境にしろ、男女関係にしろ、
あらゆるところで被告を苦しめる背景があり
観てる人を苦しめる描写が大変多かった。
最後の裁判の判決も結局そうなるのか、、、
という結末に終わり正義ってなんだろう、、
と思わずにはいられなかったです。
でも自分の闇を他者に伝えることは大事という
明るいメッセージもあったので良かったです。
よしねさんの表情管理は素晴らしく
それだけでも見る価値ありです!
ファーストラヴ
人を愛すると言う事は
その人の歴史も
受け入れるという事
それができない人は
愛する事ができないと思う
みんなそれぞれ辛く悲しい過去を
経験した人も多い
原因をつくるのも人
救ってくれるのも人だと思います
ファーストラヴはその都度
訪れるのだと思います。
綺麗なひとばかりやなぁ
物語は展開も伏線も巧みで魅力的でした、楽しんで鑑賞したのは間違い無いんやけど、出演者の皆さんが綺麗な方ばかりで服装もおろしたての新品を着ているようで違和感を感じましたわ。
仕事をしてたら少しはヨレッとするやろし、入ったことないけど留置所におったらくたびれた服になるんとちゃうやろか?
部屋も事務所もお父さんが死んだ大学の建物も片付き過ぎで美術の学び舎やったら絵の具が飛び散ってるやろ?
リストカットの傷口との対比を狙った演出なんやろか?
人と人が心を通わせる唯一の方法
◆あらすじ
父親を殺した罪で逮捕された女子大生環菜。彼女は警察の取り調べでは黙秘、担当の弁護士が事件について聞き出そうとするも弁護士の態度が気に入らないのかからかってきたり挑発したりと弁護士も匙を投げかける。
カウンセラーの由紀は事件には裏があると思い面会し近づくも、支離滅裂な事を言っていて手が付けられない。
環菜は面会中情緒不安定で、突然泣き出したり、パニック発作を起こしたり、嘘を言ったり、事件とは関係のない話を持ち出して他人を責めたりします。
どうして環菜はここまで歪んだ人格になってしまったのか?果たしてカウンセラー由紀は彼女の心の奥深くに抱えている何かに辿り着けるのか?
◆人と人が心を通わせる唯一の方法
精神科医樺沢紫苑先生は著書の中で、「人と人が信頼関係を構築するというのはレンガを積み上げるようなもの」と形容されています。相手にばかりレンガを積ませようとするのではなく、こちらがレンガを1つ積めば相手が1つを積んでくれるのです。
弁護士は環菜を厄介者扱いしますが、カウンセラー由紀は真剣に環菜と向き合います。小さな手掛かりを見逃さず、彼女の口にする言葉だけでなく、感情の変化も読み取ろうとします。
そしてようやく環菜がトラウマを抱えている事が明るみになってきます。(このトラウマの原因を探っていく所がまた嫌悪感を催します・・・)
少しでも事件の真相に辿り着く為、出来る事なら環菜の刑を軽くする為とは言えトラウマを探られるのは嫌なものです。環菜の証言からカウンセラー由紀は過去の人物に接触していきます。その事を話すと環菜は激怒します。それはなぜか。環菜には隠し事があったからです。
この隠し事を環菜に話してもらう為にカウンセラー由紀がした事、それは自己開示でした。自らも幼い頃のトラウマを環菜に打ち明ける事で環菜も心を開くようになり過去に起きた事を語り始めるのです。
この留置場にてアクリル板越しに2人が涙を流すシーンには感情が揺さぶられました。映画全体を通しで観た時、この2人のプロセスは人と人が心を通わせる唯一の方法なのではないでしょうか。
◆環菜(芳根京子)の演技の凄さ!
この映画作品は環菜役の芳根京子さんの演技がなければ成立していなかったと思います。弁護士もカウンセラーもお手上げ状態で観ているこちらも「こいつぁもうどうしようもねぇや」「事件の真相とかなくてもうただ以上人格者が起こした事件なんじゃねぇの」と言いたくなります。彼女が泣き出したり、嘘を言ったり、発作を起こしたりするのには全て理由がありました、彼女の抱えているもの、心の奥深くにしまっているものがオープンになった時、観ているこちらも「そういうことだったのか・・・」といったカタルシスがありました。芳根京子さんの演技があったからこそだと思います。途中で匙を投げずに真剣に向き合う事の大切さも知れました。
◆映画の本筋とは関係ないけど良かったシーン
冒頭環菜が血の付いた包丁持って堤防を歩くシーンはなんか中二病心がくすぐられて良かったです。(なんだそりゃ)
◆-0.5点
男性陣の演技力がちょっと・・・。でもそこに目をつむっても鑑賞した甲斐がありました!
演技力がすごい
北川さんも犯人と同じようなトラウマを
持っている女性でしたね。
殺すつもりだったわけではないのに
8年の刑務所。
裁判は勝てはしなかったけど、真実を
自分の口で伝えることができるまで
犯人が心を出すことができたんですね。
そこに進歩が見られたのかなと思いました。
カンナさん役の女優さんの演技力が
素晴らしいなと思いました。
12歳、小学生の女の子に手を出せる男性がいるんだと
想像するだけで吐いてしまいそうなくらい
気持ちがわるいですね。
ロリコンって言葉は聞く言葉ですが
実際のロリコンってめちゃくちゃ気持ち悪いです。
子供を女として見る、人間の境目のない
男性がこの世にはたくさんいるんだろうなと。
窪塚さんがメチャクチャいい旦那さんでした。
かしょう、怒って人のこと首絞めてたけど
なんかまるでなかったことみたいになってるけど
シンプルに考えてマジやば!です。笑
力作です。
このレビュー難しい。
力作なのは間違いない。
ラブストーリーかと思うタイトルですが、違いました。
まあ誰のファーストラブなのか。ラブもなくはないが大テーマではない。
男女の性、子供と性、虐待、少女の思春期のデリケートで複雑で壊れやすい気持ちについて描いていたところが、本質的なテーマだったと思います。
芳根京子が、法廷で「辛い事から救ってくれたのは、血を流すことだけでした。だからあの日も同じように〜」
その言葉が切なくて泣きました。
芳根京子が大迫力の演技ですね。
親子家庭環境複雑。コンビニ店員の証言もウルッときました。
北川景子の父親とのトラウマなどが絡み、そこも見どころ。嫌だな。こんな父親。
目が怖いと北川景子と芳根京子が通じ合う。そこも見どころでしょうか。
北川景子をまるごと愛した窪塚洋介。
窪塚洋介のピンポンを先週見たばかりだった。ここに出ていたか。いい役者になりましたね。
実に日本的な映画かな。細やか。
わかんないけど洋画にはないんじゃないかな。
まあ、あとレイプした?性交渉があった?
匂わせる曖昧さがなんだかよくわかりません。
父親→芳根京子
コンビニ店員→芳根京子
父親→北川景子
※メモ書き
この映画は最近上映なのにもうアマプラに出ましたね。ここ2、3ヶ月の出来事、人なども何かいろいろ絡みあって思い出しながら見ました。何年後かに思い出せるかなあ。全く映画には関係ありません。
※最近、最終回を迎えたリコカツ、
とてもおもしろかった。
北川景子、瑛太、最高でした。
オバラ家のお父さんの人生をいまからでももがいてみるという言葉が1番ウルッときました。最高のドラマでした。
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