サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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戦争の反対が平和だったならって話。
口コミを覗いてから行ったので思っていたよりハラハラドキドキ楽しめました。99分に詰め込んだ分テンポが良くあっと言う間に終わった。個人的には好みの尺だけど右に同じく不完全燃焼で説明不足感も否めなかったです。
犯人はいいとして、あの2人の関係性は謎。お互いどこまで理解し合っての結果なのか。2人きりの会話は今さらそんな話するん?って内容だし。野間口さんは結局何者なん?とか。大人パートを2人1役はさすがに分かりにくいし。そもそも動機とやってることが釣り合ってない。
何より今作最大の見せ場である渋谷のビル大爆破シーンのスローモーションの演出がなんかダサかった。爆破自体はめっちゃ迫力あったのに残念。
それでも俳優陣が豪華なのでそこは楽しめました!中村倫也、安定感抜群。感情表現下手過ぎかっ(笑)私は広瀬アリスも良かった。前半の無神経な感じからの後半の鬼気迫る表情まで上手いと思った。
これはあくまで“戦争”の反対が“平和”であることが前提の話で、仮にそうなんだとしたらやっぱり日本人は平和ボケしていて、そこに一石投じようってテーマは考えさせられる。
国のトップがあんな発言をする日ももしかしたら近いのかもしれないけど、私は時間があれば映画館に行って泣いたり笑ったりしてあの人平和ボケしてるなと言われながら生きていきたい。
タイトルが理解できない?
昔観た、円谷プロダクション映画と思った。怪獣やウルトラマンは出ないが、恐怖異変に慌てふためく若者・通行人。戦争の教訓を伝えたいのだろうが、結び付け接点をうまく表現出来て無い。石田さんのファンですが、サビが弱い内容でした。
日本の文化(カルチャー)が世界での弱さ
日本は今まで安全大国であり、国民の多くの人は安全であると思っています。
大きな事件も少なく、警察からの避難警告がそこまで大きいものではないと思われてしまいます。
しかし、今ではサイバーテロ犯罪も起きています。
罪を犯した人は何かを伝えようと罪を犯すことが多いです。
彼らは伝えたいことは決して間違っていません。
伝え方が間違っているだけです。
自分の命は自分で守っていきましょう。他人に合わせてはいけないときもあります。
ある男性が凄い美味しい話を持ち出されますが、彼は自分の将来より、今の真実を選んだのです。
自分の意思を持つことが改めて大事だなと感じました。
日本映画としては頑張ったと思う
自分としては、なかなか面白かった o(^▽^)o
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、渋谷のスクランブル交差点のシーンは、日本映画では相当がんばっていたと思う。
ガメラ3の京都駅のシーンを思い出したなぁ。
やや説明不足な箇所もあったので、もう少し尺があれば解消できたのかもしれない。
あと、佐藤浩市って最近はこういう役柄が多すぎるような気がする。本人も分かってるとは思うんだけど。
蛇足なんですが個人的には広瀬アリスが良かったww
本当に、よくわからない
この映画は、要するに戦争反対ということを一貫して主張しているのですが、その戦争というものが人間を、平和を、いかに脅かすかということがまるで描かれていないのが残念です。
なので、石田ゆりこさんや佐藤浩一さんが素敵な演技をしているのに、どこか覚めてしまう。というかまるで乗ってこない。
大衆の無関心に対する警笛という、すごくシンプルでわかりやすい題材なのに、核となる戦争反対をないがしろにするから観衆である私もこの映画に対して無関心にならざるをえず。それが狙いであるなら見事に的中しているのですが。。。それでは映画としてはつまり駄作というのではないでしょうか。
あと、結構な数の人間を殺戮してますよね。盛り上げるだけの演出でああいうことをすることに意味があるのだろうか。そんな人間が戦争反対って。なんか本末転倒だなあ。なんだか「渋谷スクランブルで大量無差別テロ」という派手さで見せる安っぽさを感じました。
あとスクランブルに集まった人々の、若者は向こうみずで愚かで騒々しい、という描き方をいいかげんやめてほしいですね。そんなに若い人はバカじゃないですよ。昔も今もきっと。私自身、昔を知りませんが。でもああいう薄っぺらいステレオタイプってホントに見てて嫌気がさします。
それから広瀬アリスさんの感情変化を疑うわってくらいでしたね。友達殺しそうになって病院で自分見失うわ、すぐ思いついて男の家行くわ、そのあとテロリスト?って恐怖におちいるわ、さらに秒で引き出し漁るわ、でその数十分後に警察行くわ、っておいおい、飛んだ想像力と行動力持ってんなって笑ってしまいました。
演出でやりたいであろう、ハリウッドばりの危機管理センターの芝居が、やはり日本映画の脇役の層の薄さを感じました。セリフも劇画かよってくらいダサいセリフを体つきも目つきも捜査一課にそんなやつ入れるわけないだろ、って方々ばかりで、やりたいことと現実がかけ離れ過ぎててそれもまたやるせない気持ちになりました。
いろいろ言いたいことがまだまだありますが、要するに、あの渋谷のテロは、本当に、よくわからない、という作品でした。
不可解なアレコレ
どおにも…匂わせたっぷりな進行で腹立たしい。
何がダメだったのだろうか?
前半の緊張感は目を見張るものがあったのだけど…終盤に至る尻つぼみ感が半端ない。
原作未読なので原作がってのは分からないのだけれど、台詞が軽いと感じてしまう。
やっぱ脚本が悪いのかなぁ…。
なんせ細かなところでいちいち躓く。
説明台詞も説明シーンもやたら鼻につくし。
状況に台詞がそぐわなかったりで…演出上の都合ばかりを見れてしまう。
かと思えば、肝心要の部分を説明しなかったりと…佐藤さんと石田さんの接点とか。
佐藤さんの若い頃を演じた俳優の取り乱し方は、あんな方向なのか?とか。
息子に目撃されて出て行く理由とか?
レインボーブリッジを爆破するだけの爆薬が詰まった鞄がメッチャ軽そうだったり?
独占インタビューを取り損ねたプロデューサーの態度だったり?
ついには、爆死を遂げた石田さからメールが来たり…。
車が橋から落ちる直前のやり取りを見せられるものの…一連の台詞の流れから、車が蛇行しガードレールを突き破った原因が読み取れなかったり。
どおにも、おざなりな演出に嘆息する。
結果…「物語は空想でもいいけど、そこに生きる人間に説得力が伴わないと、この手の話は見てらんないな」になった。
冒頭からの緊張感と疾走感と逼塞感がすこぶる良かっただけに、残念だった。
目玉の「ハチ公前爆破」は、すんごい力の入れようで見応えある。バカ騒ぎするYouTuberどもが巻き込まれる様も痛烈なメッセージとして効いてくる。
だけに!
やっぱ…残念なのだ。
スッキリしない終わり方
迫力の爆発シーンは見もの。
だけれどツッコミどころは満載。
爆破予告があったら絶対にこんなに人は集まらない。
ましてやこの大爆発の数日前に別の場所で小さな爆発が起こってて騒動になってるのに…。そこまでみんなアホではないだろう。
私は早々に犯人が分かってしまい…ᔪ( ᐪoᐪ )ᔭᐤᑋ
この映画はコロナ前に撮影されたようで…今は撮れなさそうな密な映像。平和ボケした若者たちが渋谷を徘徊。爆発した際のスローモーションはとてもよく出来てます^_^
スッキリしない終わり方だったけど、個人的には先日観た罪の声よりは好きかな。
リアルだった
渋谷の爆発シーンはかなりリアルでした。
肉片?や血しぶきが飛んだり。
西島秀俊さん演じる世田の首の傷について、もっと掘り下げるのかと思いきや
あの傷って結局何だったんだろう、っていうのが一番の疑問。
勝地涼さん演じる泉も、怪我した後どうなった?
疑問ばかりが残った。
Silent Tokyo!!!!???
うーーん。(笑)
ギャグがない。(笑)(笑)
笑いがない。(笑)
エロもない。(笑)(笑)
爆発はいいけれど、もっとめちゃくちゃで。(笑)(笑)
けがのシーンとかいらないし、めんどくさいからメイクとか。テキトーに、(笑)
アクションももっと適当に、バカバカしく、スピーディーにスローにメリハリをつけて。(笑)(笑)
悪く言えば、ジャパニーズパニック映画!!!!???
良くも悪くも小さく、真面目に、そこに苦笑する的な。(笑)(笑)
まあわからなくもないけれど。
もっと冒険してほしいような。(笑)(笑)
最後は地球事ぶっ飛ばすような。(笑)(笑)
ちなみに地雷の除去は、
そんなの海外の人がやることではないという意見も多いようなどうなのか???(笑)
いまいち、解釈がうーーーーんっておもってしまうし、
そんなのいらん~~~みたいな。
アベンジャーズ的なノリがみたいようなどうなのか。
ノー ネセサリー ですよ!!!!???(笑)(笑)
雑魚どもが
戦争を促す雑クソ総理、爆弾が爆発すると言うのに集まる雑魚人間、感覚だけで考える高梨真奈美(広瀬アリス)と山口アイコ(石田ゆり子)、印象操作するマスゴミ。
各分野で雑魚どもが本領発揮をするクソ人間ストーリーで良かった。
この様な雑魚人間になってはいけないと訴えかける最後の言葉は自分的には好きであった。
俳優たちの演技は申し分ないが、来栖公太演じる井之脇海の目線や行動に違和感があった。
ストーリーは朝比奈仁(佐藤浩市)と山口アイコ(石田ゆり子)が、なぜ共闘したのか?
田中(野間口徹)は必要なのか?が気になった。
雑魚人間にはならないようにしよう。
🗼……。
ミステリーサスペンスは開始10分で、だいたいの全容がわかります。この作品も例外ではなく。
①ファーストカットはだいたい犯人である可能性が高い。
②アイコさんがカフェの店員さんに夫の話をするところで、その「夫」はすでに存在しないであろう伏線。
③破壊される🗼タワーを想像し、🗼を見つめる須永。あ、たぶん🗼は破壊されないんだな、の伏線。
【サイレント・トーキョー = 3つめの爆弾が仕掛けられた🗼タワーは破壊されない】
もしくは、欅坂46の「サイレント・マジョリティ」的な要素を含んだ、政治に無関心な「静かな大衆」、あるいは「物言わぬ多数派」とも受け取ったのですが、どうなんでしょう??
(個人的に)プロモーションをあまりされていない印象ですが、もったいないような気がする。。多勢のモブシーンなどは、いまのコロナ禍ではなかなか撮れない、貴重な画だったと思います。
そして、舞台挨拶の中継を観た方より耳より情報。
西島さん扮する世田刑事のシーンは、がっつりカットされたらしい。
なんと。
そ・こ・が!
観たかった〜。
世田刑事のバックグラウンドがもっとよくわかると良かったです。苦渋のカットだったと思われる。
カットするなら、世田役は西島さんじゃなくても良かったのでは…(ごめんなさい)
もっと言うと、真犯人役は別の方のほうが…(ごめんなさい、爆弾犯には見えなかったです)
もっともっと言うと、大御所の佐藤浩一さんを起用した意味は…(本当にすみません)
バックグラウンドといえば、真犯人。
犯行動機が曖昧。平和ボケした日本人や日本国家に戦争とはどういうものかをわからせるために爆弾テロを起こし大量虐殺を起こすなんて、私は1ミリも共感できませんでした。サイコパス的な一面があるのであれば、それはそれでと思うのですが、特にそんな感じもしないという感じでして…
もしも犯人に1ミリでも心を寄せて共感することができれば、もっと違った気分で映画館を出ることができただろうと思います。
一番の素敵シーン。
大画面で観る🗼が、とても綺麗でした。
面白かった。
鑑賞前に、人間関係の背景やつながりの描写がもっと欲しいってレビューを観たけれど、そこは映画だから、と思えば全然大丈夫かな。特に気になりませんでした。
テロや戦争の話。やり場のない怒りが動悸のテロ。
犯人を追うに当たり容疑者が二転三転するけど、推理要素はない。
ストーリーが進むにつれ人の繋がりや真相も説明してくれる。
舞台が東京で、見知った背景や夜景が綺麗で見入ってしまう。そして爆破シーンは豪快。よく出来てる。
このコロナ禍、どこにも出掛けられなかったから。
都心の景色が見れて嬉しかったし、このご時世の心の内にあるモヤモヤを代わりに爆破してくれた清々しさもある。
その相反するものを楽しめたので。
人物像の背景や推理要素などなど…を、詰め込みすぎて情報量がごちゃごちゃになってわけが分からなくなるよりは、ちょうどいい尺で90分にしっかり収めてくれていて良かった。
素晴らしくよかった!ってけでもなく、心揺さぶられるほどの感動もないけど、悪くはなかった。
映画としては普通に良かった。
プライベートライアンを彷彿させます
映像のもつインパクトを実感させられました。コロナ禍の今、日本人はそれほど愚かではない。と思いつつ、何かが麻痺してしてしまうと起こりうるリアルな危険性が胸に迫ります。
見終わるとテンポがよくあっさりしていた感はありましたが、問われた中身は大きかった。目に見えない大きな歯車が人の心を踏み潰して進んでいくとき、リアルな人間は何を感じ、どうするのか、何が出きるのか。この映画を多くの人に視てもらいたい!そう思えました。
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