「奴隷泥棒と呼ばれ、賞金首になると言う名誉」ハリエット bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
奴隷泥棒と呼ばれ、賞金首になると言う名誉
1人です。また1人ですよ。シンゴジラに続き、またプライベートシアター。こんな事だと分かってたらね。ビールと唐揚げとパスタサラダ買って来てたのに!って思いました。
物語りは南北戦争前の合衆国でございます。奴隷制度で州に依る温度差が如実になって来た頃の話。テーマは奴隷からの解放。人種差別以前の問題。
「自由か死か」と言うハリエットのメッセージは今日的とも言い難く、故に「伝記物」として見てしまいました。脚本も雑な印象だし、撮影はテレビドラマみたいなやっつけ感あるし、映画としての完成度はアレでした。
160kmを逃げ切りフィラデルフィアで奴隷の立場から脱したミンティは、ハリエットと自らを命名。南部へ戻り、予知能力を発揮し家族をフィラデルフィアに連れ帰ります。そこから、彼女は奴隷となっている人々を解放するため、幾度となく南部に忍び込み奴隷を連れ帰る。いつの間にか「モーゼス」と渾名され賞金首となったハリエット。
逃亡奴隷取締法が成立しカナダまで逃げるしか無くなった鉄道組織。1000kmの距離を移動して奴隷達を救出するのは不可能だと言う組織の人々にハリエットは訴える。距離など関係ない。安全に暮らしている人達には判らない。南部で、家族と引き離されて生活している奴隷にとっては自由か死か、なのだと。
予知能力を生かして両親を救出し、奴隷主に復讐したハリエットは、南北戦争時、女性指揮官として北軍を率い、更に多くの黒人奴隷の解放に成功しましたとさ!
でお仕舞い。
伝記物ですね。テーマに対しては、かなり薄味で、泣ける物語りじゃ無かったです。俺的には。
bloodtrailさん、ハリエット、まだ見てないです。コメントのお礼をしようと思って、ここに書きます。グリーンマイルのコメントありがとうございます。電気椅子だと一瞬にして、脳の電気系統切れる、だから苦しみはすぐなくなる、ということですよね。だから、私がどこかで書いた質問、絞首刑と電気椅子、どちらが死刑囚にとって、痛みは少ないのだろう?の答え、わかりました。電気椅子のが楽ということですね!ありがとうございます。
bloodtrailさんへ
「自由か死か」なんて大仰ですよね。一度も捕まらずに十数回も北部へ脱出を成功させた人物なんだから、実際は冷静で知略に富んでいたんだと思います。(僕のイメージではデンゼル・ワシントンみたいな感じ)
それが、毎回、霊感で切り抜けるのはちょっと違和感ですね。
世紀のズッコケSF『ジュピター』の映像はよかった記憶があります。ジョン・トールは、あの『ジュピター』に関わってだめになったのかもしれません。
毎度です。
視点というか、目の付け所が流石過ぎですw
私には全然わかりませんでしたww
オカルトな予知夢を含め、なんか主人公を崇めるハリエット教作品という感じでしたね。