「殺しを教えた連中を殺そう」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
殺しを教えた連中を殺そう
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映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
(クエンティン・タランティーノ監督)から。
ディカプリオとブラピという2大スターを初共演、と知って
少し期待し過ぎたのかもしれないが、やや物足りなかった。
作品は、1969年2月8日~1969年8月9日の様子が描かれ、
アメリカでは、ヒッピー全盛の時代が映し出された。
同じような環境に置かれたヒッピー族の女性たちが集まり、
ハリウッドに住む俳優たちの豪邸を襲う事件が起きる。
その時の行動は短絡的だが、襲った理由が面白かった。
ある女性が、仲間の男女に声を掛ける。
「みんなテレビを観て育つよね。つまり殺人場面を見て育つんだ。
『アイラブルーシー』以外、全部殺人の話だよ。
だからこう思うんだ、殺しを教えた連中を殺そう。
ここはどこだと思ってる?。ハリウッドだよ。
人殺しを演じた奴らが住んでいる街だ。奴らは豪華な暮らし。
チンポを切って食わせてやろう」
貧富の格差が大きければ大きいほど、こう考える若者が増える、
今の時代にも通じること、肝に銘じたい。
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