ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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いろんな「生きづらさ」の中に
感動というよりも理不尽さ悔しさに感情移入して泣けた
なんで、こんな、自分だけ、その中で希望、憧れ、でも…
人生の途中でうまくいかないことはよくあるだろうけど「彼女」達が抱える生まれもっての「生きづらさ」は多くの人の生きづらさを包含する最小公倍数なんじゃないか 涙する感動ではなく共感からくるため息、悔し涙
絶対なれなかった、これからもなれないものへの憧れ、なったはずなのになれない、単純に「母になる」じゃない くそーなんで、なんで
皆さん演技が素晴らしかった!草彅剛さすが!あとバレエだけでも見る価値あり
ホルモン系をいじると体調とメンタルが大変なことになるっていうのは聞いたことあったけどこれは辛い 単純に取ればええやんでは全くない
一果の成長が素晴らしい
草なぎ君も好きだが、この映画、予想外に良かったです
観に行こうかどうか迷っていましたが、最終が近くなったので映画館に
入りも上々、エンディングが終わるまで誰も立たなかったのが最近珍しい映画でした
最後のワンシーンがあったためかもしれませんが、私は知らずです
なんといってもこの映画、一果が成長していく過程が上手く撮られている
変わっていく様子、バレエが上手くなっていくのも自然に
なんといっても身長まで伸びていると感じさせる
よくあるストーリーかもしれませんが、それを差し引いても邦画では今年一番かもしれませんね
私はアセクシャルです
レビューが良いので、満を持しての鑑賞。
結論から言うと、観る人によっては感じ方が変わりそうで私はその世界観に馴染めないタイプ。
ヒューマンなのか、loveストーリーなのか、社会派作品なのか統一性がない。
アセクシャルの私には、人を本気で愛したことがないので感情移入が出来なかったのが問題なのかもね。
でもバレエシーンは綺麗だし、一果の友人の徐々に積み重なる切なさといったら何とも言えない感情になり涙が出ました。
草彅さんは勿論、他のキャストの皆さんは賞を獲って頂きたいほどの名演技。
だけど田舎の凪沙の母親のあの異常なまでの拒絶感には見覚えがあり、少し気持ちが沈んだのも事実で、もう一度観に行く勇気はありません。
非常に中毒性のある映画だ。
映画は、前情報を入れずフラットな状態で観るよう常々心掛けている。そのため「ミッドナイトスワン」を初めて観た後は未だ分からない部分、補完できない部分が有り、でも分からないまま、ただただ涙は頬を流れていた。この涙は何の涙なのか分からないまま泣いていた。凪沙さんが可哀想…みたいな単純な涙ではない、悲しいのか嬉しいのかも分からない、巧く言葉に出来ない感情が渦巻き、だから客席を立つことが出来ない人が続出しているのではなかろうか。だから何度も何度も追いスワンしたくなる人が続出しているのではなかろうか。非常に中毒性のある映画だ。やばい、とんでもない物を見てしまった…って感じ。
内田英治監督をはじめ、スタッフやキャストがSNSで広報活動に頑張ったせいか、とても幅広い層にまで拡散されており、その人たちが実際に映画を観て、その感動を拡散するという現象が続いており、拡散が止まらない感じ。映画は、そんな感じでクチコミ的に拡がっていくのが理想的だと思うので、とても良い現象だと思う。
結構衝撃の描写も結構あったのに、観賞後まったく嫌悪感が残らないくらい美しく昇華した草彅剛の圧倒的な演技と存在感は、流石としか言いようがない。
脇を固める共演者も皆素晴らしい。服部樹咲は言わずもがな、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖も良かった。個人的には一果の友達りんを演じた上野鈴華が特に良かった。
えっマジ
144本目。
又も平日。
時間あるから観ておこうと思ったら、マジ!?
残りわずかって、鬼滅の刃より入ってるのか?
でも前列がガラガラだったから、何とか観れたけど。
予告で観た時に思わず噴いてしまったから、ちゃんと観れるのか?茶化しながら観てしまうのかとは思ったけど、杞憂に終わり。
リアルと言うよりかは生々しさかな。
後の言葉を何と伝えようか迷ったけど、逆に言葉を並べる事により、嘘っぽく又、作品に対して失礼な気がするから、これ以上は述べません。
草彅剛素晴らしさは、完全に凪沙に憑依して、見るものの心に凪沙の、そ...
草彅剛素晴らしさは、完全に凪沙に憑依して、見るものの心に凪沙の、そして傷つき哀しむ人の心に強く共感させた事だ。自分自身が凪沙の、一果の気持ちに憑依してしまった。
特に一果の為に堕ちて行く自分に怯えた凪沙の演技、母親の眼差しは女性を演じているのではなく、哀しい女性そのものだった。日本の映画界は忖度で彼を正当に評価出来ないかもしれない。是非、海外で正当に評価されて欲しい。
予告編がキモ
非常に評価が高い本作
私も観賞して参りました
ズバリ言わせて貰いますが
少々皆さんは過大評価されていると思いますね
確かに草彅氏の演技は素晴らしい
新人女優の服部さんも白眉です
ただ脚本が少々詰めが甘い感じがしますね
服部さんが演じる一果の友人の資産家の娘さんの描き方がどうも腑に落ちない
さらっと流されてしまっています
あんな事があったのに後の処理が簡潔すぎます
それに一果が広島にいたときにバレエをやっていたという前ふりも全くない
通っていたのか我流なのかも不明なんです
そういうのが引っ掛かってしまうとどうも楽しめなくなってしまいますね
バレエのシーンは非常に美しいし見立ても面白いのに少々残念でした
黒い白鳥より真夜中の白鳥
2020年映画館鑑賞103作品目
原作頼みの日本映画はクソだと豪語する内田英治監督の完全オリジナル脚本
『全裸監督』で有名な内田監督である
一日も早く『ミッドナイトスワン』で有名な内田監督と呼ばれてほしいものである
『全裸監督』の内田英治監督では誤解を招く恐れがある
『朝が来る』とはまた一味違う母性の形である
『朝が来る』が下品なら『ミッドナイトスワン』も間違いなく下品だ
リンの母親みたいな人が上品なのだろう
ならば自分は下品な方が好きだ
上品なんか糞食らえだ
お下劣な畜生道を突き進んでやる
水川あさみも良かった
田口トモロヲも良かった
新人の服部樹咲も良かった
上野鈴華も良かった
元宝塚の人も良かった
サトエリも良かった
根岸季枝も良かった
みんな良かった
その中でも1番良かったのは主演の草彅剛だ
初めはミスキャストじゃないか?スマスマのコントみたいと嘆いたがジワジワと浸透してきて最後の方はツヨシごめん君で良かったと思えてきた
『任侠ヘルパー』と同様に飯島氏がプロデューサーだからという繋がりがあったのだろうか
草彅くんよりこの役をうまく演じる役者はいるだろうが今回は草彅くんで正解
キレイなニューハーフもいればそうじゃない人もいる
日出郎を思い出した
とはいえ店での客の対応はいかがなものかと
もうちょっとテンション高くないか
プライベートとメリハリつけた方が良かったと思う
中身は女子なのでバレエのショーで股間に白鳥の首と頭部をつけて志村けんみたいに「いっちょめいっちょめワーオ」なんて宴会芸でやるようなことはやらない
モー娘。の複雑なダンスも2回目で完璧にマスターしてしまう草彅くんだけあって踊りのセンスが抜群である
元ジャニーズなのに股間が血まみれの草彅くん
タイの面目丸潰れである
アイドルがこんな役をやるだろうか
キムタクや長瀬くんや岡田くんがやりますか
やらないと思います
最期は姪に付き添われて海を見にいくわけだが砂浜のツーショットが北野武の某映画を彷彿させた
オマージュだろうか
やっぱりバレエは素晴らしい
人間が体で表現する最高の芸術だ
元宝塚の人もよく声が出ていた
残念なのはリンがバレエを踊る最中に屋上から落ちてしまうシーン
その後一果はバレエを踊ることをやめてしまう
八王子の会場にはリンが座っている
涙を流し「おかあさん」と呟く一果
壇上に上がり抱きつく母
なんかちょっとシュール
普通ならリンの葬儀を省略しないし一命を取り留めたなら病室のシーンがあるだろう
それを省いてしまうのが内田英治の内田英治たる所以である
彼の作品は大好きになりきれない
自分からすれば惜しい人である
エンドロールのあと絵画じゃないけど絵画的なおまけ画像あり
余談だが
東広島市は広島県だが北広島市は北海道
紛らわしい
好演!
家内と次女が先に観たので、評価を訊いたら、大絶賛ではなくても「おススメ」とのことで、これは観るべきとピーンときて、久しぶりにいつもどおり平日の最終回に独りで観に行きました。じんわり、しみじみと心に響く、イイ映画ですね。草薙さんと服部樹咲さんの好演がとても印象的で良かったです。3月のFukushima50以来の7ヵ月ぶりの映画館鑑賞で、映画館の関係者の方々のご苦労もうかがい知ることができました。
この映画は否定が出来ない
映画館鑑賞🎞
この映画は否定が出来ない。
ほんとに一部こんな事があるのだろうか。
夜の闇、心の闇、考えさせられる。
社会問題でもあるように思う。
そして、草彅くんが女性に見えた。動きが女性。
それでいて、男の部分もチラっと見せる。
重い映画であると思うし🎬
気付かぬうちに涙が出る。
心が辛くて、"追いスワン"の余裕はなかった😭
SMAPファンとして、改めてつよぽんの力量をみた!
草彅剛の演技に脱帽
友人の付き合いで観た映画なので特別興味があった映画ではないです。しかし観終わった結果心から観て良かったと思えた映画。
とにかく草彅さんの演技が自然体で素晴らしかった。
新人の服部さんもとても良かった。
バレエがだんだん上手くなっていく過程、経験者ほど表現するのが難しいはずですがかなりリアルでした。
トランスジェンダーについてここまで美しく、そして悲しく表現している作品は他にないかと。
とにかくリアルで素晴らしい作品でした。
追いスワン
1回目で圧倒されたものの少し物足りなさ(説明不足感)もあったが、2回目3回目と見る度に涙の量が増えてくる癖になる映画です。
不器用に生きている出演者達を応援せずにはいられない。でも、どうしようも出来ないもどかしさが残る。
映画の世界から戻った時に周りの人達にもう少し優しくなろうと思えた。心が豊かになった。見て良かった。
もう1回、見に行ってしまうかもしれない。
凪沙さんが好きすぎて
いい意味で日本映画っぽくない。
平成以降で私の中では邦画No. 1。
キャスト、音楽、映像、どれもが奇跡的にハマってる。草彅剛は凪沙でしかないし、何度も会いに行きたくなる。
映画→本→映画と観るとより深まる。
とにかく、この作品は総合芸術なので、映画館で観るべき。
何年経っても心に残る傑作。
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