ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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服部樹咲凄い 草彅剛本物 美しさと愛と死生感
新人服部樹咲のバレエの演技の映像が何より美しく見惚れてしまいました。真飛聖も流石。草彅剛を正直舐めていました。もっと評価されるべき方と考えを改めました。
トランスジェンダー、ニグレクト、貧困の一側面を垣間見て認識が深まりました。もっと理解したくなりました。
LGBT系の作品は苦手なので少し敬遠してましたが、勧められて映画館に足を運び不安でしたが、劇場で観られて良かったです。
家族で考えさせられた作品でした
我が家は皆草彅剛くんの大ファンです 家族でミッドナイトスワンを観ました 最初に見たときは衝撃すぎて驚きでした 剛くんだけを追いかけるのに必死で他が見えてなくて 家族で家に帰ってずーと話しあっていました 娘は後半はずーと泣いていて見れなかったみたいで思いだしては泣いていました 家族でこんなに映画のことで話あったのって初めてです監督さんや剛くんが誰かと観てって言ってたけどこうゆうことだったんですね 考えさせられました 25日の初日に行ってから家族4人で4度も追いスワンしてしまった 行くたびにいろんなところをじっくり見て それぞれの物語が詰まって 何度みても泣けてくる コロナじゃなかったら もっと多くの人が見られたはず 見なくてはいけない作品だと思う ただの映画じゃない 主人が同じ映画を4度も見るのも毎回泣いていたのにもびっくりです ても深く重たいでも忘れられないものになりました なぎささんを剛くでやってくれて本当に良かった 素晴らしかった また追いスワンしてきます 終わるまで何度行くのかな? 私は8度みました まだまだ行きますよ
後姿が想いを漂わせる
この映画は、凪沙と一果の後姿がポイントで出てきます。特に一果は、後ろ姿で始まり、後ろ姿で終わると言っても過言ではありません。顏は見えないのに、雰囲気・その時の想いを雄弁に物語っています。言葉で語るよりも、もっと生々しく迫ってきます。凪沙もそうです。演じているのは男性である草彅さんですが、後ろ姿だけみても、女性としか感じられません。
後ろ姿だけでも素敵ですが、表情・瞳・言葉は、もっと心の奥底にしみ込みます。一度見れば、劇中の人々の思いが入り込み、身近にいる人のように感じ、愛おしく思い、何度も会いに行きたくなります。その世界に、どうぞお越し下さいませ。
今年一番、最高の映画。
コロナが怖くて、映画館にも行けずにいたが、youtubeで予告動画を見て、どうしても見に行きたくなり行ってきた。
見に行って、本当によかったと思った。
2時間4分の間、感情が揺さぶられてどうしようもなかった。エンドロールのピアノの戦慄に涙が止まらず、すぐに立ち上がることができなかった。
ネタバレになるからあまり書けないが、とにかくいろんな人に見てもらいたい。凪沙の愛情、そして一果のバレエがあまりにも美しくて、この映画の儚さを助長していた。
いつも映画館に行くと、周りの人の些細な動きとか音などが気になったりして、あまり集中できないのに、今回はまったく周りが気にならず、映画に没頭してしまっていた。
私の中では、今年一番、最高の映画。
こんな素晴らしい作品を見せていただき、本当に感謝。
親子ではないけど、真実の深い愛に出逢えた作品
草彅剛のトランスジェンダー役の挑戦にも興味があった。いつものツヨポンではない姿に最初はやはり、違和感があったが、いつの間にか
凪沙という1人の女性が苦悩や葛藤と闘いながら、一果への母性愛に覚醒する姿に共感が持てた。新人の初々しい少女に、不安さえ覚えたが、
バレエを通して自分自身に磨きをかけ、自信をつけて行く姿には頼もしさを感じた。2人が醸し出す空気感が真実の愛へと変わっていく瞬間をぜひ、多くの人に観てほしいと願う。水川あさみや他のキャストも素晴らしい演技でした。
鑑賞の際は、ラスト!エンドロール中に、席を立たずに最後まで、要注目!!!最後の最後まで、観てよかったと思える感動作です!!!
つらいのを忘れるほど美しい
やはり違和感から観始めたが、だんだんと自然に画面を追っている自分がいた。
草彅剛という表現者に初めて出会った。そして彼女と共に、少女の舞い上がる風のような姿に震える自分がいた。
最後の海辺は美しいだけにつらかった。私はそれでもどっこい、が好きなのです。
小説と映画を見て完成する作品である。
(※小説のネタバレも少し含んでおります)
九月末にこの映画を見て心がとても苦しい、しんどい…と引きずりながら帰宅しました。
草彅剛さん、服部樹咲さん、上野鈴華さんこの三人の演技が素晴らしくて絶対賞レースで話題になる前に映画館で見れて良かった!と素人ながら大変興奮しました。
が、やはり後半の(なんかその前に色々あったんじゃないの…?)と思わざる得ない話の流れに大絶賛してる人達は後半も納得してるの?草彅さんが出てればそれで良いの?と疑問に思えて仕方ありませんでした。
映画としては、の評価だと星3位なんです。
それこそレビューに溢れてる低評価の方達の意見は大体固まってきてますよね。
独身男性に従姉妹だろうが中学生行かせない。
手術後あんなになるのはタイの医療技術にあまりにも失礼等など…炎上もしましたね。
これ、全部小説を読まないと解決しません。
ひたすらこの悶々とした気持ちを引きずるのは嫌だなあと思い、小説を購入し読みました。
映画を見た後だったのでしっかりとそこに凪紗が居て一果が居て、りんが居ました。
足りない部分と凪紗の胸が熱くなる想いと小さな恋心が知れて、映画のりんの行動は最初から最後まで一果を想ってやっていた事なんだと知れて涙が止まりませんでした。
せめてもう少し大事なシーンの前後で関わる瑞貴との絡みを入れてくれていたら…と正解を見てしまった後ですが、その場面が入って居れば物の見方が変わりますし、映画としての評価も変わったんじゃないかと思うと悔しかったです
映画一本分に詰め込む内容が多過ぎたんでしょうね。どれもこれも、大切なミッドナイトスワンを作る上でのかけがえのない場面でした。
役者さんか、公式さんのTwitterで泣く泣くカットした喫茶店のシーンはDVDに入るはず…と
断腸の思いでカットされたんだな、と思いますが結果伝わっていないんですよ…
死を望み、それでも生きてる中宗教勧誘が持ってきた聖書を読み込んだ上でのエンドロール最後の二人とか理解して、記憶にある二人思い出して鳥肌立ちましたよ…映像だともう草彅さんの姿がショック過ぎて聖書や十字架は頭の中からすっ飛んでしまうでしょうね。
でも、この映画を見て小説も読んで店にやってきた地方議員はこの前の足立区の区議と重なり凪紗の恋愛経験の内一人は女性から男性になった方だと知り、数年前ニュースで知った同じ様にトランジェンダー同士の恋人達を思い出し日本でのLGBTの生き辛さがこれから緩和されると良いなと改めて思いました。
もし、抵抗が無い方は小説も是非…
色々と誤解を産…んでしまっている映画ですが
「オススメ!」とか「皆見て!」と安易に声を大きくして言える作品ではありませんが、凪紗と一果の寄り添い幸せを噛み締めた時間を見せてくれてありがとう…と思える自分にとっては一生モノの素敵な映画に出会えたと思います。
そこにある日々
草彅剛の演技が凄い。
歩き方やまとってる空気。歩きなれた道、街。それを醸し出す演技が本当にリアルだった。
そして、夜の仕事をしながら細々と生活している。
実家からの厄介者、親戚の中学生、一果を嫌々預かるところから話が始まる。
何か変に感想を言わない方がいいかな?
是非見てください。
衝撃作でした
草彅くんは上手い役者だと改めて思えた作品。彼が演じている事を忘れ、まるで「凪沙」のドキュメンタリーをみているかのようにも思えた。LGBT、ネグレクト、貧困問題等を絡ませながら、草彅剛、服部樹咲の魅力を最大限に引き出した内田監督の手腕は凄いですね。事務所の問題でなかなか大々的には宣伝出来ないようですが、一見の価値ありです。
不自然な描写が多すぎる。駄作。見る価値なし
レビューが高かったので見ましたが、完成度の低い映画でした。劇中で不自然な描写が多すぎます。
役者はよかったです。唯一良いシーンがあるとすれば、いちかのバレーシーンぐらいです。
雑で浅かった…
評判が良いので鑑賞しました。親戚だろうと一人暮らしの男性に女の子を預けるのかな。嫌なのになぜ預かったのかな。その日に片付けてなかったら追い出すって言ったのに追い出してないな。手術のためだろうけど現金で貯金してるんだからとりあえず月謝払えるよな。バレエうまくなるの早すぎるよな(幼少期に習ってたってこと?)。イチカのママだって頑張ってるんだから横取りしたらダメだよな。胸ポロリってなんでブラ付けてないのかな。あれだけのお金持ちの子は公立の中学校行かないだろうな。術後の経過が悪いと失明までするのかな。ボランティアの人のケアは衛生管理が酷すぎるわ。などなど設定上ツッコミたくなる部分があまりにも多すぎた。
ま、そんな細かいであろうツッコミは横に置いておいたとして、、それでも結局なにがいいたい映画だったのか、要素が多すぎて浅くて、やっぱりよくわからない映画でした。誰が何を考えてなぜ行動したのかもう少し丁寧に描写して欲しかったです。登場人物たちの心情が深掘りされてないので表面だけで受け取った大半の人はおそらく「LGBTってかわいそう」になりそう。
監督はこの映画は娯楽と言い切って、たくさんの人に観てほしいと言ってたけどなにが目的でこの映画を作ったのかしら、、お金ですか?って言いたくなる。当事者の方々が生きづらいのは重々わかってるんだからわざわざそこを強調してかわいそうにまとめていいの?
たとえこの流れ(かわいそう)が嫌だという当事者の方がいても、それはとてもとても小さな声で、結局絶賛してるのは当事者以外のマジョリティ。当事者以外の大きな声で押しつぶされてしまうことが心配です。
服部樹咲さんの演技がまた観たい!!
まず、凪沙役を草なぎ剛さんに振り当てたことで女装をしてもトランスジェンダーとハッキリ分かるところがこの物語の重要な点となっていると思います。
一果役の服部樹咲さんも素朴な中にオーラを感じました。
全体的には繊細な心境まで感じ取れて見応えのある映画でした。
うーん。
今まで草彅さんは演技が上手いなという印象だったのだが。
今回は…もう少しトランスジェンダーの人間を観察してからの方が良かったのではと感じた。
しぐさにしても、プライベートであんなに髪を意識して触る人は少ないと思う。
ストーリーも最後は「?」だった。
無理に不幸にしなくてもね。
タイのオペはかなり上手いらしいけど。
服部さんが新鮮さに溢れていて、可愛くて、バレエシーンなどもっと見ていたいと思った。
一果とりんがふわふわでなんとも言えない甘酸っぱさで、それで観られた感じ。
登場人物に魅せられてその後を案じてしまう映画
主人公は勿論、登場人物に魅せられてその後を案じてしまう映画は初めてです。
ショックを受けて2回目を躊躇していましたが、皆さんの感想を読んでいてまた再び観ようと想います。
今でも凪沙を想うと涙が出てきます。
小説を読んで2回目を近いうち観に行きます。
何が幸せ、何を人生で見出すの
こんな胸が苦しくなる映画は、もうダメです。観賞後、呆然。人生の生きがいってなんだろう。何かに自分の人生をかけるほどのかけがえのないものは自分にはまだない。涙が自然に出てくる。
もう、悲しくて、凪沙さんが悔しくて。一香の成功がこんなに切望するなんて。
親子の物語ではないんですよ…
これはみんなが一度でも体験したことのある何かを探し、もがく作品だ。草彅さんを久しぶりにメディアで見たが、この再会は衝撃的。
2回目を観たいが、観れないよ。
俺も孤独だな。
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