「服部樹咲の顔面力」ミッドナイトスワン うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
服部樹咲の顔面力
美少女だが何だろう?迫力がある。
一昔前の蒼井優とかに通じる雰囲気だ。
こっから化けたら凄い子になるかもしれない。
ストーリー上、LGBTの世界が当たり前のように拡がるのだが主演草なぎ剛の演じようがちょいとお母さんになってる。
恐ろしい演技力だ。
トランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛)と姪っ子一果のコンビの不器用さに不安を感じるけど、二人に幸せになってほしいと願いながら観てしまう。
バレエが物語を彩るため、バレエのシーンが多いが素人目にも服部樹咲の舞に見入らされる。
友人役上野鈴華との友情を越えた関係を見せられても、違和感に感じないほど役に入り込んでいるようだった。
親に恵まれなかった一果と金持ちの両親に何もかも決められていくリンの友情は切ない。
母親に代わる繋がりを見せた凪沙(けんじ)とDQNな母親を見比べると何でこっち選ぶんだ?と…感じる程の母性を見せた草なぎ剛に驚きを禁じ得ない。
実の母親のあばずれっぷりが目を背けるレベルで対比すると「さすがにこの母親はない」と思うが 凪沙(草なぎ剛)だって理解者なしでは好奇の目を避けられないから仕方ないのか…
ラスト間際のオムツ交換シーンはツラい。
身体の手術はあんな結果もあるのがトランスジェンダーの厳しさをいっそう感じる。
ラストは美しく終わり心にのこるが、何かモヤモヤする。
はじめまして。うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さん。
みかずきです。
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さて、本作、服部樹咲の女優としての将来性を感じました。
草なぎ剛の演技派俳優としての実力が存分に発揮されていました。
切ない作品でしたが、二人の演技が光る作品でした。
-以上-