弥生、三月 君を愛した30年のレビュー・感想・評価
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期待していただけに微妙…
多くの方がコメントしているとおり、 タイミング悪くすれ違いというのは、この手のドラマの王道で、それ自体は全く悪くない。 これは、多くの人が「あの時、こうしていれば…」という、ある意味での現実逃避の願望を代弁していることだと思うし、それがハッピーエンドを迎えるのか、反対になるのかは、原作者や監督の主観だから、これも文句はない。 ただ、この作品の場合、「高校の頃からずっと言いたかった」というシーンを最後に持ってくるべきだったと思う。そうすれば、やっと、本来あるべきところに戻れたという感動が得られたのではなかっただろうか? ヒロインが自業自得と言った出来事は、良いか悪いかの議論は別として、それがなくても話は成り立ったと思うし、最後の学校に乗り込むシーンやエンディングなど不要なシーンが多過ぎて、正直評価を下げました。 また、若作りはそれなりに成功したと思うけど、反対に老け作りは失敗だと思うし、安定した収入があると思えない人が、都心(高田馬場?)のまあまあ小綺麗な(大きな本棚のある)部屋に住んでいることも違和感を感じて、それ故に話が嘘っぽくなって、白けてしまった…。 これはいただけなかった。残念…。
罪悪感とともに生きてゆく
成田凌と波瑠が高校生から45歳ぐらいまでの三十年間を断続的に演じるのだが、年齢的な違和感をさほど感じさせないのはふたりの持つ清潔感と演技力なんだと思う。いつまでたっても高校生らしい真っ直ぐな杉咲花を加えた三人の関係が歯痒くもいとおしい。 弥生(波瑠)の凛とした佇まいと正義感に溢れた行動力&決断力はチャチャ入れる余地がないほど。 いたなぁ。 小学校高学年の頃。 ああゆう女子。 幼い男子からは総すかん食っていたけど、個人的にはいいなぁと思っていた娘。 もちろん、そんなこと言い出せなかったけど。 男子同士の喧嘩に割って入って、結局自分が泣いてしまうまで頑張る娘とか。 いじめッ子をぎゃふんと言わせる啖呵切る娘とか。 だいたい早熟気味のスラッと背が高い娘だった。 そんな昔のことなんかが頭をかすめながら見るもんだから、切なくて、切なくて。だんだん弥生(波瑠)をじわりじわりと好きになっていくのだった。太郎の子供、歩と太郎に何回もサッカーボールのパスをさせる弥生。もう一回。もう一回。もう一回。もう一回。 カセットテープのウォークマンは時の流れを感じさせる小道具のひとつに過ぎないと、ピッチ、初期の携帯あたりまでは思っていたが・・・・「出たかったなぁ、二人の結婚式。弥生と親友になれたのが私の誇りです。年をとってゆくってとてもうらやましい。よかったね弥生。」 あの時、弥生と太郎が感じた気持ちと行動は本物であると信じる。太郎が弥生を抱きしめ、高校の頃からずっとこうしたいと思ってたんだという言葉は生半可な気持ちではなく、うそはないと思う。男は若いうちは照れて道化を演じて逃げてしまうものなのだ。なにもかも失くして、自分に正直になった太郎に、弥生も堰をきったように気持ちを抑えられなくなった夜。朝になって、学校の仕事はきっちりする弥生が、出ていくときに太郎が「もう、弥生と離れたくないんだ。ずっと一緒に居たい。」 に、罪悪感が重くのしかかる弥生が言う言葉は「私、結婚しているのよ。そんなの無理よ、もう会わない。」そして、日めくりカレンダーが2011年3月11日を示す。 太郎のお母さん役の黒木瞳の「弥生ちゃん見つかったよ」の電話。遺体安置所の光景。弥生は生きていたが、「やっぱり、バチがあたったんだ」と。 タイミングが悪すぎる。そして、罪悪感で過ぎてゆく年月。喪失感や罪悪感が癒えるには年月が必要なのだ。太郎がさくらの墓の前で、「弥生が心配なんだよ」というの聞いて、弥生が婚約者を連れてきたときの太郎のように隠れる弥生。 転んだことより、立ち上がることが大事と生徒にいう弥生だったが、 自分のこととなると簡単ではない。 映画だとわかっていても泣かされてしまう。 映画館のロビーで、中島みゆきの糸が流れている。予告編でも糸が流れる。 余計、泣けるじゃないか! ブレッド&バターの「あのころのまま」を思い出す ダスティン・ホフマンになれなっかたよ(大塚博堂)も 高田馬場で弥生を探す太郎の場面。 古本屋で奇跡の人を見つけ、引き抜くとそこに弥生の顔が。 飛び出して、逃げる弥生。 びっこをひきながら、追いかける太郎。 あれ、高田馬場と景色が違うと思ったら、大森ベルポートだった。 キネカ大森のそばにあるいすゞのビルだ。 懐かしかった。でも理由はいわない。 🎵僕をわすれたころに~ 君をわすれられなぁ~い くもりぃガラスのぉ窓を⤵️たたいて⤴️ 君の時計を止めてみたい あ~ ぼくの涙はあのときのまま 広い河原の土手の上を 振り返りながら走った あ~ あれは 春だったね🎵
それなり。にぎやか。
高校時代から両想いなのに、共通の友人、それも長く生きられない友人が彼を好きだと知っていたために、お互いに言い出せず、すれ違い続ける二人の話。そんな二人の34年を、毎年3月の一日いちにちを、カレンダーに合わせて綴っていく映画。 「オズランド」でも書いたが、また書く。波瑠好きには堪らない映画だろう。うらやましい。 ちゃんと感動もして、涙も流した。だから、それなりにいい映画だと思う。 ただ、TV出身の監督だからか、サービス精神旺盛な感じ。あれもこれも。 彼が、彼女ではない人と結婚した経緯はまだしも、彼女が、学生時代に被った悲劇、そして彼女が最愛の夫と離れてしまう理由。どれも、ちゃんとした理由なんだけれど、こんなに積み重ねると、なんだかなあ。 学生時代に被った悲劇は、昭和中期にはよくお話に出てきたシチュエーションだけれど、現代で見るとなんだかなあ。母と妹たちも背景みたいだ。結果的に、それら出来事への興味になってしまって、二人の想いの方には、俺の頭はそういかなかった。 同じような感覚だったのは、(これもいい映画だと思うんだけれど) 「永遠のゼロ」。それで、先ほど書いた、"TV出身の監督だからか" という言葉になっている。 ほとばしる才能は感じるので、いつかは、エピソードが、登場人物の性格や感情を描き出すというか、掘り込んでいくような映画を撮ってくれないかなあ。 まあ、俺がそういうのが好きだっていうだけかもしれないけど。 終わりに。杉崎さんは頼りになる!
NHK連続ドラマ小説風、3月限定のラブストーリー
元々、見ようとして1回見るのを辞めようと思った作品。なんかあるじゃん、出演者はいいけど予告が微妙でみたいな。 嘘八百京町ロワイヤルもグットバイもそうでした。 だが、成田凌がココ最近大好きになりましたんで鑑賞。 そこそこの面白さ。 最高!とは言えないが、久々に恋愛映画見たからね。え?初恋だって恋愛映画だって?ありゃあ、ちゃうでしょ!恋愛じゃねぇからな。喧嘩だからな。 3月だけで2人の心情を描くラブストーリー。 お互いに惹かれ合いながらも高校時代を終えた2人は、大人になっても忘れられない大切な存在だった。 まず、良かったところをお話ししましょう。 とりあえず、成田凌が今回もスゴい。 調子に乗ってる高校時代、絶望しか見えない大人時代、真逆の成田凌を1本の映画で見れるって贅沢な。 でもなんとなく、BGMが奇妙な感じだから浦野義治に見えちゃうな...。あのロン毛時代の。襲ってきそうでちょっと怖いね。好きだけど そいで、波瑠と小澤征悦の関係性にビックリ。 もみ消して冬やないかーい。何だか新鮮で良かった。兄妹だったのにね。 切り替わりは見やすくて良きだと思いますよ。 カレンダーのように捲られて、時間の早さに悲しくなっちゃう。残酷だな〜、時間ってのは。 杉咲花はちょっとしか出てないのに、ここまで印象深く脳にこびり付いているのは存在感のおかげでしょう。 叫ぶ役に定評のある方で、私も叫ぶ杉咲花が大好きですが今回は病気ということでそんなのは無い。 だが、いい使い方だと思う。 次にんー、って思ったところ。 30年間同じ人が演じるってのは"メイク"が大切になりますよね。 あれ?年取った?成田凌は徐々に歳を重ねている感じがなんとなくしたが、波瑠が歳をとっていない...。メイクはどうなっとんじゃい。(最後の方はほうれい線が少しあったけど)黒木瞳は上手いこと歳とってたんだけどな〜。 人生は苦難の連続ってのを伝えたいのか分からないが、始まりから終わりまで悲しいことばかり。 成田凌が大人になった瞬間クズだし、東日本大震災で目を顰めてしまうし。 担任が信じられないほどクソ教師。 波瑠が言ったって何も変わってないし、ちょっとやそっと心に響かないものかね。引くわ。 そんなこんなで物足りなさが否めない。 なんというか、薄いんだよな全体的に。 飽きはしないけど、B級感が滲み出る 夢を追いかけるのは楽しいが、実現させるのってどれだけ大変なことか。スポーツ選手になって常に実力を発揮できたり、芸人になって人をずっと笑わせたりする人ってホントに選ばれた人なんだな。 作り的にはNHKの連続ドラマ小説みたい。 エンディング前のシーンとか。これが批判されてますが、まあ私は良かったと思いますよ。 それよりも、バスってこんなに止めてくれますかね?w違和感を感じましたね。 終わりが始まり。 私、こういう作品大好きですよ。 これから成田凌が出演している作品は全部見まーす。
映画的映画+ラストの衝撃
ある程度のご都合主義は仕方ないとして 起承転結あって 2人のすれ違いも なかなかうまいラインで演出していて テンポもよく個人的によかった お前ら友達いなすぎだろってくらい 主役ふたりにピックアップした物語 ただラストかな? みんなどうなんだろ? おれは腹抱えてわらってしまった 私が見た時劇場に5人くらいしかおらず 反応わからなかったが あれ見せられて泣けないよ笑
期待するようなラブストーリーじゃないけど・・・
30年間を3月の出来事だけで紡いでいく映画、と聞いていたので 何か特別な作品なのかな。 また、ストーリーが前後して分かりづらい、とも。 実際観てみると、全く違和感なし。混乱するようなこともなし。 なんとなく観たら、30年間を3月の出来事だけで紡いでいた、と気づかなかったかも。 数ある恋愛ドラマのなかでも、オリジナリティの高い表現方法として評価でき、 この作品はこれで良かった。 なかなか思い通りにはいかない人生を、ごく自然に描いていて、感動出来ました。 最後の教室のシーンは、「スカッとジャパン」を見ている時のような気持ちで泣けました。 僕にとって名言というか、心に刺さる言葉が幾つかあり。 書き留められなくて、残念。 エンドロールの後のおまけ、自分的にはいらないと思います。 立派に成長した太郎の息子の姿が救い、それだけで十分です。 新型コロナウイルス感染拡大中のこの時期、映画館に足を運んで良かったです。 観客は、三人でした。
誰しも経験した恋愛の後悔を回顧し美しく洗い流してくれる不思議な映画
泣いた、泣いた、ひたすら泣きました。 本当に、観ながら、自問自答する、一緒に考えて、一緒に感じる、そんなふうに製作されていて、感情移入が半端ないです。 やはり、はると成田の演技もあるのでしょうが、何か演技ではなくドキュメンタリーのような、そんな感じでした。 みんな泣いてました、映画館二人だけでしたけど、レイトショーで。 でも、最高でした、是非観てほしい映画です。
微妙
泣く気満々で鑑賞したのに最後の方で少しホロホロしただけだった(隣の人はグズグズに泣いてた)。場面展開が早くて…それがいいこともあるんだけど、余韻に浸る間もなくという感じも多々あり。だから結局全体的に薄っぺらいような…30年分となるとそれも仕方ないのかな。エンドロールの歌は要らない。
感動したかったけど2時間映画では無理があったか?
3にこだわりたかったんだろうけどストーリーが前後して分かりずらいし作品としてみるなら前半と後半は似たような方を起用するか良くある特殊メイク等工夫するとか全く変わってない彼は引退後彼女は教員を辞めた後どのような職業に就かれてたのか個の状態では結ばれない元嫁や波瑠の母親 姉妹とはどうなっているのお墓も霊園では無く別格?ラスト黒木瞳は声だけか他の若い方が演じるべきだと!
人生とは
3月だけを30年間で紡ぐ物語。 時間の軸が行ったり来たりするので、少し分かりづらい感じがました。 人生っていい事もあれば、悪い事もある。3月って素敵な季節だと思えます。最後の桜が綺麗で、3人でいるんだなって感じました。 波留ちゃんの脚力の凄さは必見ではないかと思ってます!
美しきセレナーデ
繰り返しがじれったくもあり、美しくもあり。そこかしこに繰り返される言葉や映像が、ゆっくり浸透していく。抜群とは言い難いけれど、何か心に残る作品だ。繰り返される、桜と乗り遅れるバスと「見上げてごらん夜の星を」 「小さな光が ささやかな幸せを 歌ってる」 若くして亡くなったサクラと桜が一番のモチーフ。彼女の好きだった「見上げててごらん」が、すれ違う2人をあちこちでつなぎ、それでもなお二人はすれ違う。 この歌の歌詞が原作と言っても良いほど。歌に象徴されるささやかな人生を、静かに描いていて、とても好印象を持った。しっとりはしてるが、展開ははやい。なにせ、3月の出来事をカットしながらも30年分なのだ。 波留と成田凌が、高校生から壮年まで好演。意外に高校生っぽさは違和感なく、歳をとっていく感じも自然。メイクや演技で、こうも変わるのか…というところも、見どころです。それにしても、成田凌の振れ幅ホントに広くて感心。 正義感が強く実直な弥生は、波留のイメージにもあっていた。そういえば、同じ遊川監督の昨年のテレビドラマ「同期のサクラ」も融通が効かない真面目で実直な主人公だった。また、本作と同様に毎話年が進んでいきながら、エピソードを見せ、キャラクターの成長や変化を楽しめるのと、同じ手法だ。今回はさらに時間のスケールが大きいので、年齢の変化もある。時をうまくみせる、時間の魔術師ですね。 「ぼくらのように 名もない星が ささやかな幸せを祈ってる」そして幸せなセレナーデの後にも、さらなる幸せが。エンドロールが終わるまで、席を立たないことをお勧めします。
震災を絡める必要はない
ちゃんと映画を作ろうとしてる人と、制作側に媚び売ってめちゃくちゃにする人とが戦ってパッチワークみたいになってしまっている映画。頑張っている人がかわいそう。
まさに、すべてがタイミング。
最初と最後の教室での波瑠さんの演技で、グッときて胸が熱くなりました。波瑠さんのこういう演技、ドンピシャハマります!あとは、バスが物語ってるんだろうなと感じながら、のらりくらりとふたりの人生を見守り、最後がとても素敵なエピソードで心温まりました。細かいところのエピソードや伏線回収などは、さすがな監督さんです!ただ、時間があっち行ったりこっち行ったりするので(?)となりそうなんですが、わかりやすかったのでなんとかセーフ。30年間を演じてるおふたりでしたが、変に特殊メイクが無かったのでよかったです。
基本的に後味が悪い…
久しぶりに、途中で何度も帰りたくなる映画を観た。 3月のある1日にこだわりすぎて、時間軸がわかりにくい。それでもおもしろければいいけど、基本、後味が悪い。ビッグマウスで努力しない男、素敵な旦那と出逢ったのに不倫した女…。 やることなすこと「どうなの?」って思い、2人に感情はのらないし、肩入れもできない。残念な映画だ。
地元宮城でロケ、知り合いがエキストラで参加したこともあり、楽しみし...
地元宮城でロケ、知り合いがエキストラで参加したこともあり、楽しみして観に出掛け、ガッカリ 何がガッカリって、予告編がほぼ全て お金を払って観るほどでないとは、あんまりな言い方になるが、監督&脚本が、テレビの人だからだろうか? 短い時間に見どころをみせる技を心得てしまっているからか、映画の出来としては残念な結果に 31のエピソードなら、テレビドラマ化した方が良かったかも 波留の演技、ダメダメ人間を演じさせたら右に出る人がいない成田凌、悪くはないのだけれど、映画なら、先が読めない物語にして欲しかった
やや、期待外れ。
予告を見たときから、「『ワン・デイ 23年のラブストーリー』の二番煎じか?」と思っていたが、悪い予感は当たってしまった。 『ワン・デイ』とは異なり、ハッピー・エンドなのは良かったが、『我がこころのジェニファー』のような余韻がない。(『たそがれ清兵衛』の余韻といえば分かりやすいかな。) 様々なエピソードに「作った感」を感じるのは、私が意地悪だからなのかもしれない。 繰り返しになるが、 ・『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 ・「たそがれ清兵衛』 ・『ラブ・レターズ』(演劇) を観た方には、お勧めできない。 (以上の作品を未見の方は、それなりの感動できるかもしれない。)
「誰かを好きになるという事」を、波瑠さんが体当たりで演じている作品。
波瑠さん、成田凌さん、杉咲花さんの学生服 姿は、個人的には○でした(^^) 病室で3人が会話をするシーンが、とても 微笑ましく、3人の関係性が豊かに表現され ていると感じました。 さくらからのメッセージに、部屋で声を 押し殺して嗚咽する姿(波瑠)に泣けました。 紆余曲折は有りますが、不器用ながらも 互いを思いやる3人の純粋な「好き」 という気持ちが、胸に刺さりました。
バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日
さてこんな状況にも関わらず、今日も映画館にせっせと通う。今回は上野に行ってみよう。 過去何回も行っているが映画に行くのは数十年ぶりである。しかしその間は私は都内在住だが観光として行っていた。 大抵の場合は秋葉原で下車して、ブラブラと約20分歩いて行くのが私の流儀である。美術館、博物館、動物園、見る所は盛りだくさん。 旧岩崎邸から無縁坂へ行った事もある。頭の中にはさだまさしの歌が流れている。というか歌っていたかも。しのぶーしのばずー無縁坂ー 近所迷惑だよ❗️ 帰りは御茶ノ水まで歩いて帰る。湯島聖堂から聖橋へと。おっと途中で檸檬🍋を拝借するのを忘れずにね(すいません。わかる方は多くはないでしょうが・・・) こらー❗️万引きは犯罪です❗️ さて話を現在に戻します。秋葉原に着きました。あれ?結構な人出です。昔は電気街ですか今はヲタクさんの聖地です。アニメ、ゲーム、PC.フィギュア、アイドル、鉄道模型。辻ごとにメイドさんが立っています。ただマスクは付けていません。大変だね。ガチャの専門店が有ります。おや?目立つ場所に100日後に死ぬワニ。なるほど人気だね。私は愛猫の為に被り物をガチャしました。 ここからやっと映画の感想です。いつもの事とは言え、すいませんね。 波瑠ちゃんは実年齢28歳、成田凌は実年齢26歳です。高校生には見えないと言う意見はその通りです。しかし34年に渡る物語です。そこは大目に見て欲しいです。 波瑠ちゃんはやはり上手い。朝ドラ女優だし。 目だけで100の感情を表現する女優❗️ 成田凌は完全に有卦(うけ)に入った。(陰陽道で幸福が7年続くと言う考え方です) 覚えてますか?「君の名は」のテッシーですよ。ドラマの逃げ恥にも出てましたよ。サザエさんのタラちゃんも演じてますよ。 スマホの怪演からファンになった方が多いでしょうがもう少し前からですよ。今後は再度朝ドラに重要な役て出演します。映画では関ジャニ♾の大倉忠義とのラブストーリーも待機中。(まじっすか?) 100の人格を持つ俳優❗️よっ成田屋❗️ この映画はサブタイトルに君を愛した30年になっていますが、1986年から2020年までの出来事ですので34年です。つまり16歳から50歳までを演じているのです。この二人じゃないと観ていられなかったかも知れません。 3月のみで展開するピュアな物語。 冒頭、16歳の弥生がバスに乗り遅れてしまいます。宮城県ですから東京と違って本数が少ない。あのバスに乗らないと遅刻だ。追う弥生。 走る。走る。待てーーー 最後列でそれを見つめる太郎。 このシークエンスは劇中で何回も繰り返されます。バスに乗る人。見送る人。追いかける人。 バスは人生のメタファーてす。はたしてこの二人は同じバスに乗れるのでしょうか? おっとエンドロールが流れていますが席を立たないで!なにかがあるかもしれません。 私はマスクを外してそっと鼻をかみました。あれっ?泣いてるの? 馬鹿野郎!花粉症だよ❗️ 上野のお山の桜はまだ三分咲きでした。でも波瑠と成田凌は満開です。それはこれからも続きそうです。 家に着き我が家の愛猫に被り物を付けました。 変な物を頭につけるにゃー❗️やめろにゃー❗️ 血塗れです。 あのワニのように1日1日を大切にしよう。 つれづれなるままに書いたこの長文。本当に読んで頂きありがとうございました。
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