1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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作品賞もの!
アカデミー賞撮影賞受賞作品だったので、
IMAXで見てきました。
驚異のワンカット映像は臨場感が凄く、
ほんとに自分も戦場にいるような感覚でした。
一体どうやって撮影したんだろう、
と思う場面の連続。
見終わってから映画館の外に出ても、
まだ映画が続いているような感じでした。
それくらい入り込めました。
あっという間の2時間。
きっと「パラサイト」と作品賞競ったのではないでしょうか。本当に素晴らしい作品でした!
例えるなら コール オブ デューティー VR
実際の戦場は、
この映画のように
意外と淡々と時間が進んで、
意外とあっけなく死ぬのかな。。
そう感じる映画でした。
良い点:まるで戦争サバイバルゲームに入ったような没入感。
悪い点:全編ワンカットという嘘の宣伝はよくないです。
ワンカット風の編集がされています。
戦争モノのよくある脚色されて映画っぽいハイライトを入れてみたり、ラブストーリーを入れてみたような、そういう類いの映画ではない。
なのでとても地味ではあるけど、そこがリアル。
それにしてもブレイク君の死に方は兵士として注意散漫というかあっけな過ぎるかな。。
撃墜されて落ちてきた戦闘機の敵兵を安易に介抱してしまってサクッとやられるって。。
静かな余韻が残った❗
ストーリーはシンプル、
過剰な演出もないが、役者さん達の
演技で死への恐怖、戦争の悲しさ!
戦場の緊張感が伝わる作品
スポーツ、特に格闘技なんかで
命をかけた戦い的な表現があるが、
本当の命懸けって極限状態で
覚悟を決めた時なんだな❗と
ジョージ・マッケイの演技で
伝わった。
自分は良い映画を見た時は
エンドロールで余韻に浸りたいから
エンドロールで周りの人のざわめきや
こそこそ話しがちょっと気になるの
だけど、観客が30人ほどいたけど
最後まで静かだった。
言葉では表現しきれない余韻が残った
人類の歴史で一番恥ずべき行為が
戦争だと思うし戦争なんか大反対!
しかし
銃や軍服、戦車や戦闘機を
カッコいいと思う矛盾した自分の
感覚❗
色々な感情で、しばらく言葉が
出なくて、帰り道の車の中でも
いつもなら音楽バンバン流して
鼻歌歌いながらなんだけど
静かにただ車を走らせた。
自分は映画に娯楽性を求めているからわりと派手でハチャメチャな映画が
好きだけど、
たまには今作のような複雑な感動を
感じる映画もいいね❗
This is the front line. メッチャ疲れた体験型ムービー!
きっとこの作品の企画は飲み会とかで「ワンカットっぽく戦争映画作ったらスゴくね?」「お、いーねー」みたいなノリで考えたんじゃないかと思っています。だってメチャメチャ大変だったと思いますよ、本作!まともな状態で考えたとは思えない。それほどスゴい作品でした。作ってる途中で2、3回は「こんな作るの大変なら余計なアイデア出さなきゃ良かった・・・」って後悔したのではないでしょうか?もう秒単位でどう動くか決まってそう。サム・メンデス監督どんだけ綿密に計算して映画作りしとんねん!
やー、ビビりな上に結構のめり込む体質な私はネズミボカンのシーンで一緒にハネ上がり(それまで「何かありそうで何もない」を繰り返してた所にいきなりネズミボカンはビビるって!)、何処からともなく撃たれてる中を走っているシーンではずっと拳を握り締めていました。パンッ、パンッて鳴るたびウワッてなってたので見終わった後は何だか一緒にやり遂げた気分でしたね。
相方のブレイクが呆気なく殺されたのにはビックリでした。いいやつだったのが完全に仇になりましたね。もちろん戦争は体験した事はないのですが、実際にあんな感じで呆気なく死んでいくんだろうなぁ。さっきまで笑いあってた仲間が次の瞬間にはいなくなる状態ってスコフィールドじゃなくっても呆然となりますよね、きっと。更に当時の戦争って今みたく長距離砲がなさそうなんで敵陣が意外と近い!姿は見えなくてもその辺にいそうな緊張感が半端ない!まだまだ人対人な感じでした。
映画がどんどん手軽に観れるようになってる昨今において、本作のように映画館でしか味わえない体験ができる作品って貴重だと思います。四方八方から銃声が鳴り響く音響ってなかなかお家では味わえないですし。まさしく前線に行ってみた感があります。ワンカットじゃなくっても、ちょっと主人公補正が強すぎても、映画館まで足を運んで観る価値のある作品だったと思います。
ワンカットじゃないですね。
サム・メンデス監督作品です。
全編ワンカットでの映画って言うので興味を持って見に行きました。
物凄く臨場感があってどうやって撮影したのか非常に気になりました。
しかし全編ワンカットじゃないですね。公式サイトを見たら「全編を通してワンカットに見える映像」って書かれてありました。
こういう映画はやっぱり映画館で見るべきです。TVで見たらこの映画の良さは分からないんじゃないかな?
どこに重点を置いて観るか?
やはり全編ワンカットの謳い文句に惹かれて鑑賞
感想としては
悪くなかったです
実績のある制作陣でよくこんな野心作に
挑んだと思います
ただそこだけが強く印象に残りすぎて
果たして映画として観れたかどうかという感じです
終戦後即座に国際連盟を設立するに至るほどの
戦った同士いずれも予想だにしなかった
未曾有の犠牲者を出した第一次世界大戦を舞台に
伝令を任された兵士の決死の作戦を描きます
こうした撮影技法に凝った映画というのは
色々観る前に気になるであろう部分がありました
挙げてみると
①ワンカット撮影ばかり重視されストーリーのボリュームが不足しないか
②時間をどのように進めるのか
③CG合成等をどのくらいの割合で用いるのか
などです
①は撮影技法などに意識が行ってしまい映画としての完成度が
成り立つのかという点
簡単に言うと「ワンカット撮影にしなくても映画として面白いか」
伝令の主人公が先に兄がいる友を途中で失い
伝えるべき事が加わったという形のボリュームで
特別な技法無しだと少し足りない感じになります
ただ美術は非常に頑張っており臨場感や現場の他の兵士の
存在感は際立っていました
②時間の経過は当然リアルタイムでは無理ですから一昼夜
くらいの時間経過を上映時間内で経たせなければいけません
これをどうするかというところが一番気になっていました
その結果…あれ!?これワンカットじゃなくね?という部分
ありましたよね
あそこ暗転する前の撃たれて倒れたアングルのまま
明るくなってからスコに寄っていくなら個人的にはセーフに
するとこですが…
こうやってワンカット警察になっちゃうんですよね
残念ながらこの映画はワンカット「風」です
③はいくらワンカットとか言ってても多用し過ぎれば
撮影技法そのものの価値も揺らいでしまう重要ポイント
ここは可能な限り使用は抑えられていると思いました
川を流れていく様を水面を滑るように撮るシーンも力業
だったようでよーやるわという感じでした
美術はとにかくすごかった
水死体も水を吸って膨らんでいたり
馬の死体もリアルで戦地の悲惨さグチャグチャさを
イヤというほど感じ取れました
で結局のところどうだったかというと
苦労してよく撮ったなあと言う感想が一番強く残り
デキのいい映画を観たという余韻がさほど残りませんでした
実験映画観た後ってこんな感じなんでしょうか
ストーリーの質や泣けるかどうかによらない
映像体験としての映画の存在価値を観る側が考慮できるか
どうかで評価が分かれるのかなと思いました
先日のキャッツやマサラムービーのように
ビジュアルやミュージカルシーンを許容出来るか出来ないかで
変わってきますよね
とはいえこうした野心的な挑戦は今後も期待したいです
【走れ!スコフィールド 危険極まりない戦場を共に走りぬける感覚、半端ない臨場感に全身が包まれる作品。】
エリンモア将軍(コリン・ファース:ワンシーンだけの登場だが、”あの”声だけで存在感あり)から、撤退すると見せかけたドイツ軍の罠を最前線で戦うマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)率いる第2大隊に伝えるべく選ばれた、スコフィールド上等兵(ジョージ・マッケイ:好きな若手俳優、主役に抜擢されて、とても嬉しい。)とブレイク上等兵(ディーン=チャールズ・チャップマン)。
当初、”スコ”は何故自分が?と躊躇っていた。
ブレイクと塹壕を進む際も前線のレスリー中尉(アン・スコ:久しぶりである・・)から、余りの無謀さに、あきれられている。
募る不安・・・。
観ている側も、いつの間にか彼ら二人と塹壕を進む。
ドイツ軍が遺した地下に掘られた基地でネズミに遭遇したかと思ったら、トラップに引っ掛かる二人と椅子から飛び上がる、私・・・。
最前線の激戦地だったため、木々は殆どなくあちらこちらに砲弾の落ちた穴があり、そこに溜まった水の中には、腐乱した死骸が累々としている。
そんな中、”スコ”とブレイクは前へ進んでいく。
”そんな、隠れる場所も殆どないところを・・”と観ているこちらは、掌に汗を滲ませながら画面を食い入るように見つめる。銃弾が飛んでこないように・・と祈りながら・・。
そんな中、ブレイクは空中戦で撃ち落とされたドイツ兵を手当している最中に・・。
呆然とする、”スコ”。
が、ブレイクから託された言葉を胸に、偶々通りかかったスミス大尉(マーク・ストロング)率いる友軍に加わり、周囲から激励され再び一人で前進を始める。
ここから、映画のギアが一段上がる。
漸く、夜に目指す”エクースト”に到着したスコフィールド。
”エクースト”の建物は無残に崩壊し、炎を上げている。その風景は何か夢の中のシーンのように妖しく美しい。
言葉の通じない若い女性と親がいないという赤ん坊に出来るだけの食料を与えつつ(人柄が伝わる)、ドイツ軍の残兵の攻撃を交わしながら夜間更にひたすら駆けるスコフィールド。
川に落ち、濁流の中、木に掴まり流されながら辿り着いた地に流れる美しい歌声。聴き入る兵士達。
彼らはマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)率いる第2大隊の最後尾の部隊であった。
スコフィールドはマッケンジー大佐に伝令を届けるために、更に走る、走る。殆ど寝ていないが走る。観ているこちらも心の中で一緒に走りながら、何故か涙が出て来る・・。
漸くマッケンジー大佐に伝令を届けた後、ブレイクの兄、ブレイク中尉(リチャード・マッケン)を探し当て、ブレイクの形見を兄に渡す場面も”ぐっと”くる。
そして、スコフィールドはブレイク中尉に尋ねる。”彼のお母さんに手紙を書いても良いですか?”と。そして、ブレイクがいかに良い男だったか、彼は私の命の恩人ですと伝えたいと。
一人、木の根元に座ったスコフィールドがそっと胸から出したモノ。そして、ソレに書かれていた言葉を読んだ時、涙が溢れてしまった。
ー 今作は、サム・メンデスが拘った撮影方法と、それに応えた撮影監督ディーキンスに話題が集中している感があるが(実際に、映像から伝わる臨場感が半端ないので、”スコフィールドと一緒に走っている”感覚になってしまった)、物語としても見応えがある。(たった一日の出来事を描いているので、複雑さはない。清々しい位シンプルである。が、面白い。)ー
第一次世界大戦だからこそあった”伝令”にスポットを当てた着想も秀逸である。
<今作は、サム・メンデスが実際に祖父から聞いた体験談が基だそうである。戦争の愚かさは時が過ぎても変わらない。
スコフィールドは我々に戦争の愚かしさを伝えるために、懸命に一昼夜走り続けたのかもしれないな、と思いながら劇場を後にした。>
IMAX凄い!
デカい画面に臨場感のある音響で体感する実写版メタルギア。最高の体験だった。
最近、文学的作品、傑作なんて感じのものばかり観ていたので、圧倒的な迫力に息をするのも忘れんばかりに画面に集中してしまって、映画ってこれだよ!なんて感動してしまいました。
ストーリーは将軍の命令を前線に届ける伝令のはなし。以上。(ネタバレも何もそれだけだから隠さないよ)
これが、撮り方と役者のなりきり度1000%のリアルさでこうも面白くなるものなのかと。
全編ワンカット風ってところが強調されますが、それをやりたいがために無理してるって言う感じがなかったし、むしろあの臨場感を出すのはこの撮り方しかなかったんじゃ無いかっていう説得力すら感じた。
豪華な役者が出演しているが、それぞれ数分しか出番は無く、ほんとに伝令役の役者をひたすら追いかける。でも飽きない。不思議。ずっと見ていられる。
終劇後、伝令を終えた兵士、明日になったら、また次の指令を受けてどこかを走っているのかな。とふと思ってしまい。生きて故郷に帰るのは相当な無理ゲーだぞこれはと絶望した。
そして、戦争の残酷さ、兵隊の命がゴミのように散る様を見て、そこからのメッセージも受け止めて帰った。
圧倒的臨場感、没入感
話の内容はさておき、映像が凄い。
ひたすら、リアル。
CGのクオリティだけでなく、状況の再現性、道中のイベント、見せ方などが優れている。臨場感、没入感に関しては、他の映画が足元に及ばないほどのレベルだった。
そう思わせるのは、以下の要素だと思う。
・ドイツ兵撤退後の異様な静けさ
・撃ち合い、近接戦の緊張感
・周囲を厳重に警戒しながら目的地まで足を運ぶ主役に追従するカメラワーク
・腐敗が進んだり、水で膨らんだ死体の再現性
・緊迫した状況で音量が上がるサウンド
映像に関しては本当に、素晴らしいと思った。
もしこの映画が主観視点だったら、リアルすぎて吐きそうなくらいの脳にさせられてた。
また、役者もすごい。ワンカットということだが、セリフや動作をよく覚えてられるなと。演技にも、長い時間をかけて作られてそうだ。
ただ、内容については、本当に、命をかけた伝令 というタイトルそのもの。ある命令を前線の部隊に伝えるというシンプルなものだ。
道中で、何個かドラマもある。しかし、それは他の戦争映画にもよくある内容なので、特筆ポイントではない。実話をベースにしている?ため仕方ないとは思うが。
内容面でも何か突出しているものがあれば、アカデミーで映像以外でも「半地下の家族」に勝てたのではと思った。
本映画の映像技術をベースに、更なる神作が出ることの期待が止まらない。
疲れた〜
ワンカットだか、ワンカット風だか、どちらでもいいけど、疲れた。息つく暇がほとんどないから。
丸一日の出来事。最初幼く見えたブレイクもスコ、なぜか大人びて見えてしまった。
まぁ、ストーリーとしてはシンプルかも。わりとあっさり任務に就いたように感じたし。
でも命懸けで走る主人公を見ていると切なくなった。
故郷の話をするシーンがあったが、ものすごい数の兵士一人一人に家族がいて、故郷があると思うとなおさら切ない。
策士策に溺れる
全編ワンカット風長回し。スタッフロールにちゃんとEditorおるやん。と思った。
すごい大変な苦労して撮影したんだろうなあ、メーキングの方が面白いんやろうなあ、的な感じ。
臨場感はカット割りしてても出るし、ワンカット風にするような必然があんまり感じられない内容でした。
努力賞。
ワンカットの迫力
CMで謳っているように全編ワンカット(風)の迫力は凄かったです。
気絶シーンと滝に沈んだシーンが繋ぎ目なのかな?とか考えて見てました。
面白かったのですが、最後に伝令書渡すシーンはその紙びしょびしょで読めないのでは?と思ってしまいました。
どくそ傑作!
なんだよこれ〜。アカデミー作品賞を「パラサイト」に獲られたからと舐めてたら、どくそ傑作じゃねぇか〜…
「グラビティ(邦題:ゼログラビティ)」ばりに張り詰めた緊張状態がずーっと続く、第一次世界大戦の西部戦線。
絶対にこんな所には行きたくない地獄の戦場なのに、こんなにも美しいってなんなの〜…?
それに、どうやって撮ったの〜?
アカデミー協会も作品賞か監督賞のどっちかはコレにあげれば良かったと思うよ。
撮影賞・視覚効果賞は納得の作品
全編ワンカットの宣伝文句は、正確には間違いだけど、終始長回しの映像は、狭い塹壕で主人公たちをカメラが追いかけたり、時には前に回ったり、どうやって撮って繋いだんだろうという驚きがあって、アカデミー賞の撮影賞・視覚効果賞は納得。
伝令が主人公なので、戦争映画としては地味だけど、行く先々に転がっている死体や、攻撃中止命令を受けたベネディクト・カンバーバッチが、来週には別の攻撃命令が届くってセリフが戦争の無意味さを表してるなと思った。
映画館で見るべき。全編ワンカットの売出しは問題
IMAXで鑑賞。ワンカット風に見せているだけあって映画を見ているのとほぼ同じ時間軸で動いていることもあり、どんどん主人公達に引き込まれる。
2人ないし1人でドイツ軍がいるかもしれない前線へ向かう恐怖がひしひし伝わってくるし、波乱万丈な出来事を経ての疲弊も自分ごとのようになってくる。
要所に出てくる軍の重鎮がコリンファースだったり、カンバーバッチだったりとこちらも身が引き締まる。
予告編とタイトルだけである程度ストーリーの大筋は見える映画ながら迫力がとてつもないので是非映画館で見るべき。
全編ワンカットという大々的な触れ込みはこの映画の売りになっているが、映画一本を通してワンカットだと誤認させるのであまり良くないなと思った。この撮影が映画と同じ2時間尺で終わるとしたら、カメラマンはじめスタッフも10人くらい死んでしまうだろう
予告編観ない方がいいよ。
予告で全編ワンカットを強く推してるから最初から最後までカメラ回しっぱなしなのかと思ってたけど、そうじゃありません。実際には何カットも撮ってワンカット風に繋いでいます。
そのせいか、汚れてたはずの主人公がいつの間にか綺麗になったり、すごく疲れてくたびれてたはずがいつの間にか元気そうでツヤツヤしてたり、というのが凄く気になります。ワンカット風なので余計それが違和感になってます。
場面の転換も、ワンカット撮影の都合か誰もいない廃墟の小屋かと思ったらすぐ脇に大人数の部隊が展開してたりして、なんで??って思ったりします。
確かにワンカット撮影風の撮り方は臨場感を増すのに貢献してるんですけど、臨場感があるが故に塹壕にみんな隠れてる場面で何故か上から撮影してて、カメラマン敵から丸見えじゃんみたいな"メタ的"勘違いをしてしまったりもして集中できません。
ストーリーも特筆すべき点もないのと、予告に映ってる場面がかなり後半の場面が多いこともあって、途中で展開読めてドキドキもしません。
メイキング映像は見てみたいかなとは思いました。
舞台はいつもフランス❗️
命がこんなにも軽くていいのか、という感傷すら吹き飛ばされ、殺傷行為への感覚を麻痺させられたのが、スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』やメル・ギブソン監督の『ハクソー・リッジ』でした。
クッキー缶やワイン瓶の包装緩衝材として利用されているエアキャップの豆粒状の空気の山をひとつひとつ適当に選びながら指で潰していく子供の頃の遊びのように無造作に、何百何千という数の兵士が倒れていきました。
リアルタイムで倒れていく兵士は、〝戦場の過酷さ〟をストレートに伝えてはくれますが、そもそも戦争を始めた指導者層や現場を知らない指揮官達の愚かさは後で振り返ることになります。
一方、この映画では、比喩ではなく本当に魂の抜け殻としての死体が頻繁に登場します。放ったらかしで晒されたままの多くの死体からは、理屈抜きであまりに無益な戦闘であったことのいたたまれなさ、すなわち指導者層の現場音痴振りが直に伝わってきます。
塹壕戦は、相手方からは狙い撃ちされるので、攻撃に打って出る方があっという間に犠牲者が積み上がります。一応の駆け引きはあっても、基本は果てしない消耗戦となるそうです。何十万人という単位の戦死者(しかも殆どが若者❗️)が出ても、情勢は殆ど変化がない、ということすらあったそうです。
それでも、正確な情報収集と楽観的で自己都合に合わせたような分析とは真逆の冷徹な判断があれば、救える命はある‼️
それにしてもフランスはこの第一次世界大戦の悲惨な西部戦線といい、第二次世界大戦のノルマンディー(プライベート・ライアン❗️)やナチによるパリ占領といい、いつも最前線で向き合うことになるドイツへの思いは我々には想像も出来ないほど屈折した感情抜きには整理できない要素があるのだと思います。
イギリスよ、頼むからEUから抜けてくれるな。
ドイツを抑える役割を一緒に担って欲しかったのに‼️と考えているフランス人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
【追記】2020.2.16
第一次世界大戦でのフランス人の戦死者数はなんと140万人‼️
アルジェリアなどからの植民地兵を加えての総動員数は800万人だったそうです。
日本の出生数は最近100万人/年を割ってますので、同年生まれ3学年で構成されていたとしたら、その3学年の男子が殆ど死亡、という凄まじさです。
第一次大戦後、激しい労働力不足に見舞われたヨーロッパ諸国は、少なくともフランスは、その頃に植民地からの受け入れを中心とした移民制度を定着させたようです。
2/14 18:45の回、J2の席で鑑賞された方へ
お忘れの折り畳み傘は、日比谷東宝シネマズのスタッフさんに渡してありますので、次の機会に確認してみてください。
ひっさびさに超面白い作品
かなりのビビリなので、
劇場だと迫力凄くて
怖いんじゃないかとか叫びそうと思い
今までは戦争映画はお家で見るようにしてました。
でも、どうしても「ワンカット撮影」が気になったため
勇気を出して劇場行ってきました!
やはりビビりました。
叫んだり周りの人の迷惑にならないよう
必死に口押さえて観てました。笑
「とにかくすごい。面白かった。」の一言。
さすがアカデミー賞ノミネート作品。
逆にこれに勝ったパラサイトすごく気になる。笑
まず注目のワンカット。
ワンカットと謳ってましたが、
実際はワンカットを繋いだ映画が正しいと思う。
でも「ワンカットじゃないじゃん」
というがっかり感は全くないです!!
だってそれでもすごいから!!!
映像関係のお仕事の人は、ぜひ観て欲しいなー
あとは没入感すごすぎる。
2人の兵士が主人公ですが、
自分も3人目の兵士になった気分。
見終わった後は、
戦地を共に走り抜けた気分。
いい意味ですごく疲れた。笑
なんかもうアトラクションに近いのかも。笑
そんなにグロテスクなシーンもないし、
普段は戦争映画観ない人にもオススメかも。
私は急に観に行こうと思い立ったから、
普通の劇場で観ましたが、
これからの人はぜひiMAXなどで観て欲しい!
ちなみにポップコーン🍿買ったけど、
一緒に戦地走ってる気分だから、
終始狙われてる気がして
驚かないように口押さえながら観てたので、
ビビって全然食べれないし飲み物飲めないので
食べ物買ってくのはおすすめしません。笑
仲間のために走り続ける2人の兵士
仲間をドイツ軍の反撃から守るため必死に走り続ける姿に思わず引きずり込まれていきました。
ワンカット撮影を推してる作品ですが、実際3カットくらい?なのかな
ずっとシーンは続くのでカメラをどうやって撮り続けたのかそっちの方が気になりました
メイキング映像があれば見てみたいです
全630件中、561~580件目を表示