劇場公開日 2020年2月14日

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「拘り抜いた撮影法から生まれる異常な緊張感」1917 命をかけた伝令 オレさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0拘り抜いた撮影法から生まれる異常な緊張感

2022年7月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

第一次世界大戦下において1600人もの兵士を救うための撤退命令を戦線に届けるべく戦場を駆け抜ける2人の若き兵士を描いた戦争映画。

全編ワンカット撮影を売りにした本作はどこに敵や罠が潜んでいるかわからない戦場を駆ける2人の主人公たちのリアルな視点により生まれる異常な緊張感と恐怖を表現した他に類を見ない作品だった。

各メディアでも特集されていた通りその撮影方法は多岐に渡り、ハンディカムはもちろん、車に乗ったままの撮影をすることで疾走感を演出したり、ワイヤーを用いた撮影でまるで宙に浮いてるような不思議な画角の映像などにより、常に主人公たちの目線もしくはその同行者のようなアングルで鑑賞できるため没入感が尋常ではなく、終始息苦しい笑。
さらには映像に一貫性を持たせるために全ての撮影を曇りの日に行ったそうでその拘りも尋常ではないと感じた。
また一つ新たな映像体験を味わえる作品だと思う。

オレ