「凄いものを観てしまった」1917 命をかけた伝令 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
凄いものを観てしまった
IMAX前列での鑑賞をお勧めしたい。
映画はこんなにも体感型になっていたのか。
軽く酔うくらいのめりこんだ。
緊張安堵恐怖、また緊張、と休む暇のない映画だった。
観終わったあと、本当に疲れていたし、しばらく現実が嘘のように思えてしまうほど、感覚が戦場に残っていた。
観客はみんな主人公になりきってこの180分を過ごす。
だからこそ、最後、どれだけ彼が必死で、ありったけの力を使い切ったかが分かる。そして、その瞬間に涙せずにはいられない。
そして劇場から出るとき、自分も必死で生きなければならない。何かに突き動かされるような使命感でいっぱいのわたしがいた。
"いつ何が起こるかわからない"という意味ではパニック映画のようでもあるし、ある種エンタメ映画と捉えられても仕方がないのかとも思うが、アカデミー賞は本作が撮るべきだったと個人的に思っている。
いやセットも凄いし、役者さんもめちゃくちゃ頑張ってるしね。
不謹慎だと思われるだろうが、やはり戦争映画の緊張感は他の映画では味わえない。あとスピルバーグの戦争映画がものすごく見たくなっている自分がいました
本当は「彼らは生きていた」も鑑賞したかった…
くそう…
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