「最後の一人」1917 命をかけた伝令 ゆうすいさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の一人
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戦争映画は苦手で
懸命に走り回ってる兵士や
陣営を作るため土を掘って土嚢や杭を立てたり
なんで殺し合いの為に命や時間や労力をかけるのか
本当に無駄だと思ってイライラしてくるので、
避けているんですが、
全編ワンカット風という作りに興味があって見た次第。
二人の目を通して刻々と変わる状況を見ていると確かに緊迫感は伝わってきました。
ただ、階段から落ちて一時気を失ってから、
目が覚めた後は
周りの世界が少し幻想的に映し出されて
本当はあそこで命を失って、死の間際に見た幻影と想像かと思いました、、
最後のマッケンジー大尉が言う台詞に虚しさを感じつつ、これがこの映画の一番言いたい事じゃないかと思いました。
今回、出撃をやめて兵の命が一時的に助かったとしても、翌週は次の作戦命令が入り、
戦争が終わる時は最後の一人になった時だ。
といったような台詞です。
命をかけて伝令を伝えても、戦争自体が終わる訳ではかいので、ある意味滑稽に思えました。
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