「友のために、走る」1917 命をかけた伝令 MIKIさんの映画レビュー(感想・評価)
友のために、走る
英語では友軍も友人も"friend(s)"(劇中)。
スコフィールドは1600人の"friends"のためにも、個の"friend"であるブレイクのためにも走っていた。だからこそ彼はあそこまで走らなければいけない・戦わなければいけたい・任務を果たさなければいけないという事に忠実に在れたのだと感じた。
ワンカットが凄いという漠然とした評判を聞いて鑑賞したが、その通りだった。予告編にも使われている戦線を走るシーン、ノンストップであの場面まで「見ていた」からこその臨場感を鑑賞前よりも味わえる。(今まで戦争映画をあまり観できていないこともあるかもしれないが)
繰り返しになるが、その臨場感も、彼にとっての「走らなければいけない」という思いを理解して強調されるものだとおもう。
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