劇場公開日 2021年2月11日

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「この、すばらしき残酷な、世界」すばらしき世界 カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この、すばらしき残酷な、世界

2022年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

私は、何を見て見ぬふりをしているのだろう
自然に身に付けてしまった術なのだろうか
学校ではイジメが、家庭では虐待がニュースになる
会社でも日常にあるんです
仕事の覚えが悪い人を罵ったり、体力作りだからと運動させたり
やらせている人は自分が正しくて悪いことをしている感覚がなくなっている
どんな呪いをかけて自分を正当化しているのか私には分からない
どこでそんなやり方を学んできたのか
学校、会社、町内会、ママ友、etc……
あげればキリがない
そんな無法地帯で罪を犯さず人を傷つけずに生きていくのはとても難しい
口では勝てないからって拳を上げれば罪になる
逃げれば陰口を言う人が増殖する

それでも生きなければならない、悪いことより良いことの方が少ないけどそれだから良いのだと思う
たまにあるから有難いし価値がある
人は慣れると麻痺してありがたみが無くなるからね

前科者だから生きづらいのではなくてこの「すばらしい世界」だから生きづらいのだろう
それでも空は広い
「そのうちなんとかなるだろう」と歌って乗り越えていきたいものです。

カルヴェロ
みかずきさんのコメント
2022年6月17日

カルヴェロさん
みかずきです

先程の私のコメントで文章に抜け漏れがあったので、
追伸します。

私のレビューへのコメントありがとうございます。

-以上-

みかずき
みかずきさんのコメント
2022年6月17日

カルヴェロさん
みかずきです

仰る様に、前科者でなくても生き辛い不寛容の社会化が進んでいる感じがします。

少しのミスも許されない社会は窮屈で、我々が目指している社会ではないと思います。誰もがのびのびと楽しんで生きることができる社会を目指すべきだと思います。

映画鑑賞も、作品評価の前に、自分で選んだ作品なのですから、
まずは楽しむことが大切だと思います。

映画愛とともに、自分で選んで観た作品への愛が必要だと思います。
レビュアーとして作品の良否を評価する前提だと思います。

では、また共感作で。

-以上-

みかずき