「観終わった後ずっしりきたし疲れたけれど、観てよかったと思える映画で...」すばらしき世界 メルさんの映画レビュー(感想・評価)
観終わった後ずっしりきたし疲れたけれど、観てよかったと思える映画で...
観終わった後ずっしりきたし疲れたけれど、観てよかったと思える映画でした。
たった2時間の間に、とても温かい気持ちになって、自分の心の孤独な部分をつつかれて、また温かい気持ちになって、最後は虚無感に襲われました。
こんなに祈るような気持ちで映画を見たのは久しぶりかもしれません。
前科者だとかマイノリティだとかあまり関係なく、人は人に支えられて生きているんだなぁと、綺麗事のようだけれど、とても納得しました。
そして、これが現実なんだなぁとも。
社会全体にとっての「すばらしき」は、必ずしもその社会を構成する個人にとっての「すばらしき」である訳じゃないし、どちらが正しいと明確に決めることは誰にもできなくて。
だからこうするべきなんだ!という強い考えを持てているわけではないのだけど、それを知っているだけでも何か違ってくると私は信じたいし、少なくとも自分はどちらかに偏ってしまわないで生きたいなぁなんて考えていました。
上手く言葉にできない感情で胸がいっぱいになっていて、レビューというかただの感想文というか、もはや感想文にすらなっていないかもしれないけれど、とにかく今はこういう気持ちです。
参考にはならないかもしれないけれど笑、映画を観た人は少しだけでも共感してくださる...かな?😅
あと、太賀さんがすごくよかったです!!!
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