「あのラストで良かったのか。」すばらしき世界 ムーランさんの映画レビュー(感想・評価)
あのラストで良かったのか。
いくら綺麗事を言っても、
決して苛めや、差別はなくならない。
“自分らしく”と言うけれど、自我を通せば孤立する。
人間社会はいつの間にか、異物を完璧に拒否する世界になったいた。
正直、役所広司扮する主人公のところに、元妻からの電話で幕引きしたほうが作品の心地よさは良かったと思う。
それでも、後のあのシーンを入れてなえおかつ“すばらしき世界” と論じた監督の主張を私は受け入れなければならない。
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