「不自由な世界」すばらしき世界 アモルフィさんの映画レビュー(感想・評価)
不自由な世界
テレビでありがちな社会の底辺で生活をする人たちを上から傍観するドキュメンタリーみたいなのが嫌いでこの映画もそういうのかと思って敬遠してたのですが、観てみると全然違いました。
語り部の小説家を目指す青年もそんな魔宮のようなTV業界がいやになってディレクター業をやめたという過去があり、主人公のシンプルな生き方にしだいにひかれていくという話です。
現代社会に適合しているプロデューサーから現代風正論で説教されるもわかってはいるものの何か抵抗感がある。
打って変わって主人公の元ヤクザの周りには暖かいコミュニティが形成されていく。
どちらが正解ということもないでしょうが、どちらが居心地がいいのか・・・
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