劇場公開日 2021年2月11日

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「いや〜良かった!」すばらしき世界 H1DE!さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5いや〜良かった!

2021年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

刑を終えた人の半数が
また犯罪を犯し
所に戻る

この事実が表しているのは?

そして思う
就職祝いの部屋での梶さんの歌うシーン
介護施設の畑のやり取りのシーン
仲野が役所の背中を流すシーン
終盤の花を貰って帰りの自転車で泣いてる途中にかかってくる電話のシーン
など(他にもたくさん)…
もっと人との触れ合いや
交流があればと

どんなに悪とうなヤツでも
感動には勝てない
人は感動には勝てないのだ
絶対に

そしてそれは
人との触れ合いを意味する

この映画の
「すばらしき」とは
皮肉ってるようにも
思えてきます

みんな自分が生きていくのに
精一杯で
他人の事なんか
気にしてられない
増してや
反社となると
それはそれは
冷たいどころか
残酷だと思います

その中で
どうやって人と関わっていくか?
はたまた
住み慣れた環境の
元巣に戻るか?

劇中セリフ(記憶曖昧)で
「真っ直ぐすぎて自分を曲げられないのよ〜」
「逃げる事も大事。そして次の戦いに備える」
って。
わかるわかる
そーなんだよなぁ〜
不器用すぎて
直行してしまう

今は見過ごす時代でして
自分の考え方と違ってるからと言って
1つ1つ全部に構ってたら
バカをみる時代

とにかく
この映画は凄く良かった
役所さん、六角さん、橋爪さん、北村さん、梶さん…
皆んな好き過ぎて(涙)

今年の初っ端から
すばらしき邦画に
感謝です

H1DE!