「すばらしき世界…」すばらしき世界 ようたヨウタさんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしき世界…
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一度も思った事はないかも…
幼少期や学生時代にそう感じた時があったかもしれないが。
今社会に出て、そう思える時は…。
10数年服役して、流れ流れて東京に来た主人公三上。
母親を探す名目で、三上を撮影する津乃田。
三上の私生活を流して視聴率を上げようとする、長澤まさみ💦
始めは、母親探しのドキュメンタリーと称した内容で三上を騙して食い物にする感じに同調していた津乃田が、
少しずつ三上に関わっていく事で、撮影対象でない、人間関係を構築していく感じがとても良く、身元引き受け人夫婦、行きつけスーパー店長達を含めて、三上は幸せな人だなと感じたし、幸せになってほしいなと感じた。
長澤まさみが言っていた…世の中の人はレールに乗っていて、レールからはみ出た人を許せない!と
レールに乗っていても幸せでないと。
身元引き受け人夫婦も言っていた…人はそんなに強くない、自分を守る為に引く、自分を守るのが大事!だと。
三上のように、白黒付けるのが当たり前それが暴力行為であっても!は社会的にアウト。
でも世間なんて大なり小なり、
パワハラモラハラ当たり前だと思う。
本当に差別ない世の中なんて来る事はないと思う。
三上にはこの世の中に慣れて、津乃田達と良い関係で生きてほしかった。
寂しい別れが悲しかった。
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