「肝心なものが…」奥様は、取り扱い注意 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
肝心なものが…
コロナにより公開が9ヶ月延期され、2021年、日本のほか中国、台湾、香港でも公開された。
監督:佐藤東弥
脚本:まなべゆきこ
綾瀬はるかと西島秀俊のW主演による、サスペンスコメディ。
2017年日本テレビ系で放映された同名ドラマの後日譚として製作された。
大量のメタンハイドレートが眠っているかもしれない、
地方都市・珠海市は、市民を採掘賛成派と反対派に二分されてしまった。
採掘業者が「悪者」サイドで、市長や地元警察まで取り込んで、抵抗勢力を潰していく。
そんなこんなで、記憶を失い幸せな毎日を過ごしていた綾瀬はるか様を目覚めさせてしまうのだ。
アクションシーンはとてもよく出来ていて、
見ていて胸がすく。
コメディもシリアスもこなす、
綾瀬はるかのキャラをうまく使えている。
しかし、しかし、映画にとって肝心なもの…ストーリーが、「これで良いのですか?」と聞きたくなるほど、
次の展開に謎がない。驚きがない。
だとすれば、
往年のイングリット・バーグマンやオードリー・ヘプバーンの映画のように、これでもかこれでもか、と
色んな服装を着せ替え人形のようにして、
喜怒哀楽あらゆる表情を引き出す脚本にして
綾瀬はるかのPVを作ってしまうこともできたのでは?
まあ、大きなお世話か(苦笑)。。。
☆2.0でお許しください
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りかさんのコメント
2024年7月16日
僭越ながら、いいですよ、
しょーもない作品でしたから。
綾瀬はるかさん出演作パッとしないのが多いです。オードリーにも例えられましたか。オードリーの作品も、『ローマの休日』を超えるモノは無く‥‥なぜでしょう。