「はるかと思ったらお前かよ!」奥様は、取り扱い注意 新・野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
はるかと思ったらお前かよ!
2021年映画館鑑賞37作品目
4月19日(月)イオンシネマ石巻
連ドラの方は全く観ていないがそういう人でも十分に楽しめる内容
諜報員と公安という最凶夫婦
弾丸が頭を掠め負傷したことが原因で記憶喪失になる久美ことナミ
公安の上司命令によりメタハイで盛り上がる珠海町に身を寄せる夫婦
やがて記憶をとりもどすナミ
ここからがクライマックス
36歳でも機敏によく動くアクションスター綾瀬はるかの勇姿を見届けよう
ああ見えてかなりストイックなんだろう
腹筋は当然バキバキで黒人のようなお尻になっているかもしれない
そんな綾瀬も高校生から見たらたしかにおばさんである
イチロー世代の一回り下もおじさんおばさんになってしまった
夫の銃の腕前はすごい
少しでもズレてたらアウト
動いていない標的とはいえなかなかああはうまくいかない
僕は綾瀬はるかの輪郭が生理的に嫌いだ
それでもなお彼女に惹かれるのはそれを補っても余る魅力があるのだろう
必要とあらば頭を丸めるのも厭わないガッツもある
気になるのは前田敦子の顔は弄っても良いが綾瀬はるかの顎は弄ってはいけない風潮
笑点メンバーも巨乳を弄るが顎は決して弄らない
顎に特徴がある女性芸能人といえばいまだに山田邦子の独壇場である
その忖度がストレスに感じる
それ以上に気になったのは開発推進派=悪で開発反対派=善という単純な構図
推進派の町長がじつは善玉というのもありがちな設定
それは良いのだがラジオで反対派の意見は2つともしっかりと流すのに賛成派の意見は2つとも巧みに遮りぼやかす
監督はサヨクなんだろうか
サヨクは独善で狡猾で上から目線だから綾瀬はるかの顎より遥かに嫌いだ
サヨクの主張が少しでもカットされたら抗議するくせに
東京も沖縄の埋立地だらけだ
港だって全て人工物だ
人間が住んでいる地域も自然破壊の賜物だ
サヨクの主張なんて全て偽善だ
海の雄大さ美しさ素晴らしさに人間は敵わない
エンドロールは平凡
おまけ無し
通り道が空席ならエンドロールの途中で退場しても問題ない