劇場公開日 2021年3月19日

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「綾瀬はるかのための映画。ノーストレスが一番。細かい筋は気にしない方が良い。気にするとキリが無い。」奥様は、取り扱い注意 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5綾瀬はるかのための映画。ノーストレスが一番。細かい筋は気にしない方が良い。気にするとキリが無い。

2021年3月20日
iPhoneアプリから投稿

コロナ解除間近のせいか、土曜日午後とはいえ、アニメ以外で8割の入りは珍しい。

私、テレビ版知らないのだけども、テレビで馴染みの客が殆どなのだろう。
映画原作もネタに困っているのか、前々週公開の「太陽は動かない」と似ていて、新エネルギー開発、ロシアが共通項。

全体的に前半から中盤の進行が穏やかで、最後大爆発というのはストレスなくて良い。
綾瀬はるかの独断場。この映画が好きかどうかは綾瀬はるかをすきかどうかと同義。

「自然保護派vs開発派」よくあるパターン。しかし中居ドラマ版「砂の器」と違って、陰湿な恨みばらしの大量殺人はなくて
アクションで魅せてくれる。人は死ぬパターンだが、アクションであってカラッとしている。
ところでいつ綾瀬はるかは過去の自分に覚醒したのだろう?

それとテレビ観てないのでわからないのだけれども、「元特殊工作員」って、どこに雇われてんの?別にエネルギー開発如きで公安警察が出る幕は無いし。なんのためにロシアの諜報員が暗躍するのか?主人公も公安に協力してもいいんでないかな?確かにこういった争いで地元のヤクザが妨害してくるのはよくある事実だけども。
それと前田敦子がかなり地味目の精神科医だかカウンセラーだかを演じているのに時の流れを感じる。チト寂しい。細かい大学教授がどうだとか、鶴見辰吾演ずる西島秀俊が実は裏でどうつながっていたとかはどうでも良い、綾瀬はるか+スタントマンが全ての映画。最後も007ばりの不死身さには失笑したが、テレビ版観てる人+綾瀬はるかファンには星5つを保証します。ただそれ以外の人はチト微妙だが、飽きないで最後まで観れる工夫はされている。

満塁本塁打
満塁本塁打さんのコメント
2021年3月20日

下3行目、「鶴見辰吾演ずる西島秀俊の上司」が正確です。訂正します。すいません。

満塁本塁打