劇場公開日 2020年11月7日

  • 予告編を見る

羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来のレビュー・感想・評価

全152件中、101~120件目を表示

4.0このままでは日本アニメはアメ車と同じ運命かも〜

2020年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

超可愛い主人公に一瞬で物語世界に引き込まれます。

アニメの技法そのものに私はそれほど詳しくは無いけど
日本アニメ的な文法が踏襲された中国製の本作、
「中国が舞台の日本アニメだよ」と言われれば
多分なんの違和感も無く信じてしまうと思います。

ストーリーは
自然の具現化としての超能力を持つ妖精と
人間の共生のお話。
人間の開発により居場所を奪われた猫の妖精、
羅小黒(ロシャオ)は強い能力を持つ妖精のフーシーや
その仲間と出会い
、更には人間でありながら
妖精を凌駕する能力を持つムゲンとも出会うことで、
人間と妖精の戦いに巻き込まれてしまう。
羅小黒(ロシャオ)はどのような生き方を選ぶのか?

ストーリー自体はそれ程珍しい話では無いけれど

異質な者同士がお互いをより深く知って行くことで
物事の見方がだんだんに変化して行く過程が
とても丁寧に描かれていて、観ていて飽きません。

スピード感溢れる戦闘シーンの展開と対照的に
主人公二人の旅のシーンは静かな流れでありながら
シンプルで丁寧な動きによるちょっとしたコントの様な可笑しみの
積み重ねによって心の距離が少しづつ縮まって行く様子が伝わる。

中国アニメ、恐るべし!!絶対お勧めです。

で、月に8回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては

いつも映画選びの参考にしている
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の中で
日本の神アニメーター井上俊之氏がこのアニメを観て
「各シーンの個々のアニメーターによる癖や画力の差が
殆ど観られない」
「戦闘シーンのスピード感も見事だけれど

難しいゆっくりした動きにも齟齬が見られない」
等々大絶賛されているのです。

日本アニメは例えば今、大ヒット中の「鬼滅の刃」も
原作物なので収益の大半は原作者や出版社のもので

システム上、個々のアニメーターに
破格の報酬がある訳では無い。
と、井上俊之氏は証言されていました。

中国が本気で予算を投じ、または投資を募って
オリジナル作品を作るようになれば

日本の10倍以上の人口がいるのですよ!
日本に1人しかいない天才が
単純に10人以上はいるかもしれない。


日本アニメ界は個々のアニメーターの
利益を度返しした頑張りによって今の地位にあるのであって
このまま過去の栄光に胡座をかいて、国なり業界が
アニメーターに潤沢な資金が行き渡らないままで放置すれば
下手をすると
日本のアニメはアメ車の様な運命を辿ってしまうのでは〜〜
〜昔はカッコ良かったけど〜〜

今回、日本語吹き替えの声優陣のなんと豪華なこと!
中国語字幕版は観てないけど
流石のメンバーでおそらくとても観やすくなっているはずです!

ぜひ!劇場で!!

コメントする (0件)
共感した! 14件)
星のナターシャ

5.0映像としてのクオリティの高さと内容・キャラの魅力など全てがバランスの取れた良作

2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
つばさ

4.0「海鮮は?」「結構」は、中国人の鉄板のクスグリ。

2020年11月11日
iPhoneアプリから投稿

アクション描写が素晴らしい。ギャグ演出も決まってたと思う。あと見ていてなんとなく今敏オマージュのような描写がいくつかあって、監督がファンなのかなと思ったりもした。但しもちろん宮崎駿風の画面が、大半を占めていたのは無理からぬことなのだが。
しっかしどうなんだろう。無限一派を中共(漢民族多数派)、風息一派をチベット・ウイグル・内モンゴル等、辺境少数民族(最近そこに香港が加わった)のメタファーと取ると、これって多少の開発独裁と同化政策はやむ無しっていう、現行統治権力のプロパガンダ映画にも見えやしないか。貴種だけど無知で素朴な小黒たれっていうメッセージは、ちょっと肩透かしな気がするのだが。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
魔球庵

2.0何を伝えたいかわからない

2020年11月11日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
ベルーガ

4.0シャオヘイが可愛かった!

2020年11月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

ただ、見た事のある映画でした
単館系の映画館で見た時は字幕だったのですが吹き替えになっていました

シャオヘイがとても可愛かったです

続編があるならまた見たいです

コメントする (0件)
共感した! 11件)
めぐ

5.0日本まずいぞ

2020年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

中国のアニメ技術が日本を追い越そうとしてる

とても面白かったです。

吹き替え声優が豪華すぎて驚いた

コメントする (0件)
共感した! 15件)
素人1

4.5可愛い絵柄だけど、アクション満載

2020年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

吹き替えになったので、子供さんでも見やすいから、見てほしいな。劇場で。
空間の見せ方とか、綺麗だし迫力ある。空白の使い方とかそういう引きの絵も広がりを感じさせる演出で、うまいなあ!という感じ。
もちろん、イケボイスにも痺れます。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ユウコ

3.5アニメ版のマトリクス

2020年11月10日
Androidアプリから投稿

何となく中国らしいアニメ

アクションシーン多めですが、ちょっと胸焼け気味。

映画を観ていると、多々マトリクスのシーンがダブって見えます。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
黒鮪

5.0いい意味で色々裏切られた

2020年11月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

中国のアニメ映画で評価がいいのがある!と口コミで聞いて鑑賞しました。
そこまで期待はしていなかったのですが、すごく面白かったです!
まず、花澤さん、宮野さん、櫻井さんという声優界のドンを採用したスタッフ側の采配がいいですね。そしてストーリーも、最初に受けた印象が正しいとは限らず、途中で意味で何度も裏切られました。キャクターデザインもとても可愛らしく、普段アニメを見ないような人でも親しみやすいタイプのデザインだと思います。
旅パートと戦闘パートに別れるのですが、旅パートはその景色の美しさ、戦闘パートはその作画、カメラワークの素晴らしさに心を奪われました。日本のアニメでも、ここまでの作画ができている映画はそこまでないと感じました。
吹き替えになったことにより見やすくなり、ストーリーも作画も美しく、大人でも子供でも楽しめるいい作品だと思います。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
きらん

4.0正しい櫻井孝宏さんの使い方

2020年11月9日
iPhoneアプリから投稿

ぶっちゃけ声優さんの配役でオチがわかってしまったが
アクションシーンなどはすごかったです。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
イーグル

5.0正義と正義の間に揉まれる少年のお話

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
闇カツジ

4.0その世界に癒される

2020年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

昨年、東京で限定公開されていた「羅小黒戦記」。映画ファンの中で多大なる話題になっていた本作が、今年日本語吹き替え版として全国で拡大上映される。

日本語字幕版のあの黒猫のシャオヘイがでっかく載ったポスターでは、その世界観が全然想像できなかった。しかし、大きなスクリーンで、初めて玉手箱を開けるように鑑賞したが、まさかこんなにも温かい映画だとは思いもしなかった。

物語のテーマはどうやら「人間と自然界の共存」らしい。私は、このテーマを思い浮かべた瞬間、ある作品を思い出した。

     「もののけ姫」だ。

この作品の筋書きは、「もののけ姫」を含め、様々なジブリ作品に似ている。
しかし、誤解しないでほしい。あくまでも、本作はパクリではなくオマージュだ。監督であるMTJJさんが、日本のアニメーションの印象的なメッセージをただ引用しているのではなく、より簡潔に描いているからだ。
それは、あの「もののけ姫」でも描かれてた「人間と自然界は共存出来るのか?」にある。シャオヘイを中心に、ムゲンのような「妖精の暴走を止める者」とフーシーのような「妖精の地位を取り戻す者」、シャオヘイを取り巻くいずれの存在も、必ずしも悪人ではないということだ。

この作品には悪役が存在しない。

私はこの作品を観た後、温かい気持ちになった本当の理由は、憎み合いながらも"シャオヘイの未来を助けている"事が分かったからだ。

この作品には、確かな人の温かみを感じたのです。

コメントする 1件)
共感した! 12件)
スーパーパケラッタ

5.0出会いと別れと愛情と。

2020年11月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

いやー、予備知識なしで見たら傑作だった。絵がきれい、かわいい、ストーリーもバッチリ。シャオヘイが成長しながら善悪を見極たらそこに哀しみが…良くある話と言えばそれまどだけどジブリチックな絵巻がなんとも良い感じでした。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
peanuts

4.0アクションの表現が図抜けている

2020年11月9日
iPhoneアプリから投稿

ザックリ言ってしまうと、ジブリとマトリックスと……アキラ?
スピードとパワーの表現が素晴らしく、これまでに見たどのアニメに勝るとも劣らない力量を感じた。
ちゃんと中国らしい(?)エッセンスもあり、単に日本のアニメをなぞっただけの作品ではない。
冒頭の掴みは弱いかも……と思うが、中盤からの盛り上がりで十分に挽回できている。
そして櫻井孝宏が例によって……なのである!
スクリーンで観るだけの価値はあると思う。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
こじろう

はい、花澤香菜目当てで行きました。

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
寒村

5.0ついに日本語吹き替え版が登場

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

字幕版、吹替合わせて10回以上鑑賞済みです。

景色だけでなく、シャオヘイを取り巻く環境とシャオヘイ自身の心情が次々と変わっていくロードムービーです。
描くべき部分を描き、不要な部分は描かない。わざわざ語らずとも観客へ想像をさせるようなストーリー構成と魅力的なキャラクターでグイグイ引き込まれてしまいます。
シャオヘイの服をさり気なく直す仕草、貰った花を髪につけている場面(お前がつけるんかいとツッコみたくなる)、最後の深く息を吐いた肩。見終わった後にきっと「ここがよかったなあ」と話したくなるシーンがたくさん詰まっています。
一部難しい部分はありますが、怖いシーンは無いのでシャオヘイ(6歳)くらいのお子様でも楽しんでもらえると思います。

日本のアニメーションは近年技術ばかりが向上しており、何度も見直したいような脚本力が欠如しているのを感じますので、ここまで気持ちよく鑑賞できる作品に出会えて私は幸せでした。

一方、日本語版も慣れてきましたがキャラクターより声優さんがチラついてしまうのがやや残念です…あまり有名声優さんを起用しないでいただきたかったのが本音でした。メインの3人よりサブキャラの方が馴染みが良かったです。
ぜひオリジナルの字幕版ももう一度劇場で鑑賞したいです。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
しゃわ

5.0共存

2020年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ムゲンを見てると稲中卓球部の木下を思い出した。
なんとなく、「妖怪人間」と少し似てるかなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
taka

3.5粗はあるがよう研究されてる

2020年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
マスゾー

5.0善悪の判断はそれぞれの立場によって大きく異なるからこそ難しい

2020年11月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

萌える

オリジナル版を観に行く機会に恵まれず、結局観れないまま一旦上映が終わってしまい、またの機会にと思っていたところに「吹替版」が全国で上映されるとの事で、予告編のPVからとても楽しみにしていた作品です。
国や文化が違っても「人間の愚かさ」と言うものは同じく存在するものであり、その部分の表現がとても巧妙にできている作品であると感じました。
そして、一度は敵対した人間と妖精の関係について、様々な経験を重ねていく事で、どうしていくことが正しく、何が悪いのかということを考え直していくと言う点では、世界が様々な問題に直面している今だからこそ多くの人が学ぶべき点が多い作品であると感じました。
立場がみんな全く同じということはあり得ない中で、相手の考えや行動というものをどう受け入れていく事が正しいのか、私たちが見直すきっかけにかる素敵な作品です。
素敵なストーリー、圧倒的な臨場感溢れるアニメーションに惹き付けられます。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
はらだてつ

3.5小猫が住処を見つける話

2020年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 26件)
@花/王様のねこ