ネバー・ダイ 決意の弾丸のレビュー・感想・評価
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ヴァンダムはオマケ
ヴァンダムvsギャングってことで派手な映画を想像してたが予想外な結果でした。
序盤の処刑シーンでギャングの残虐さ、非情さを見せつけるのは凄く良い。
だけど、それから終盤まで特に見所なし。ヴァンダムの存在感も微妙なところ。
単身敵地に乗り込むヴァンダムはかっこいいけど、アクションは物足りない。
軍で培った戦闘力で無双して欲しかったが、そういうのは全く無い。
正直ヴァンダムよりもリンコン役のデビット・カスタニーダが印象に残る。
派手なタトゥーですごい迫力なんだけど、目がめっちゃ綺麗。でもその奥に非情さと冷酷さが見える気がして彼が写るシーンは何だか緊張感がありました。
また、冷酷なギャングのボスってだけじゃなく妹や家族を大切にしていたり、ルカスを息子のように思っていたりとけっこう人間味があって良かったな。
ラストにあの兄弟を逃がそうとしたのは、手を繋いで怯える兄弟の姿にかつての自分達を重ねたのかもね。
とりあえず今回全てにおいて悪いのはジェスター。戦犯らしく無様な死に様で良かったよ。
ぽちゃデブ
まさかの裏切ったぽちゃデブがラスト、ナンバー2をやっつけるとは。。ヴァン・ダムのアクション見せ場もなく残念。トラウマに苛まされ、薬中毒の元軍人でも最後は大活躍を期待していたのに。結婚式での銃撃シーンにたどり着くまでテンポ悪かった。
ヴァン・ダムはゲスト扱い
ワシントンのスラムが舞台で、主人公は麻薬売買や殺しなどにあきあきしており、弟と抜け出そうともがいている。
最後にジャン=クロード・ヴァン・ダムが助っ人として登場する。
ギャングの非情さが少し薄っぺらい。
野球よりもドラッグ
ギャングの元でドラッグの売人をする少年と、戦争のショックで言葉を失った退役軍人の物語。
自分とは違い、弟をギャングの一員にしたくない少年。その心知らず、ギャングに憧れる弟。悪人だが家族思いのボス。そのボスに認められたいNo.2。
それぞれ生きるために必死であり、思いの外皆に感情移入ができる作品だった。
その中でも、心身共にガタが来ていながら、ギャング相手に不器用にも銃を構える主人公の姿にグッと来てしまった。
自分は、世代的にもジャンクロードヴァンダムの作品をあまり観たことがないけれど、今後も注目して行きたいと思った。
あと、今後キャベツがちょっと食べづらい(笑)
バカな男たち
D.Cのエルサルバドル人ギャングのボスに可愛がられ、ボスと直接話が出来る王子と呼ばれるドラッグ売人の少年のトラブルと、彼を気にかける退役軍人の話。
アフガンでの出来事からPTSDを抱えて、ドラッグで鎮めている上に気管切開をしているらしく喋れない、腰抜け野郎とあだ名される自動車修理工の主人公が、まだ幼い弟がギャングに巻きこまれるのを嫌い組織を裏切ろうとして追われた少年と絡んで行くストーリー。
弟を思う少年とギャングの何たるかがわからずに憧れる弟という構図は単純ながら哀しくて刺さってくるし、それでいて堅苦し過ぎないのは良い感じ。
ヴァンダム作品なのに格闘を見せ場にしていないのはちょっと意外だし、物足りなさを感じたけれど、まあ役どころ的には判りやすい優しく熱いおっちゃんというのは良かったかな。
テンポも良いしストーリーも判りやすくて良かったけれど、特に山場で画面ブレブレ&アップなのは見難くて残念だった。
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