「戦略不足」バニシング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
戦略不足
1900年12月にスコットランド沖のアイリーン・モア灯台で3人の灯台守が失踪した「フラナン諸島の謎」という現在も解明されていない事件をフィクションで描いた作品。
嵐の翌朝、灯台の外の大量のカモメの死骸を処分している際に、崖下に倒れている人と箱を発見しことが起きて行く。
性格も世代も違う3人が金塊を巡ってトラブルを巻き起こすと共に、トラブルに巻きこまれる話が展開していくけれど、迫力や緊迫感はそれ程感じず終始まったりとした印象。
哀し気な流れもあるけれど、3人が向いている方向が少しずつズレている状態で展開するからどこか白々しいし、テンポもチグハグでハマらなかった。
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