水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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中村倫也だから成立した作品
イケメンというより、私は彼の演技力を高く評価している。
中村倫也なくして成立しなかった作品。
いっそ一人芝居でも良かったんじゃないかと思うほど。
未知の監督でしたが、
なんと城戸賞作家ではないですか!
てっきり原作ものかと思っていたらオリジナル。
さすがですなー!!
しかし!
細かな演出と表現が美しかったんだけど、
いかんせん回想とフラッシュをしつこいほど入れてくるので、
若干、食傷気味になってしまう。
それときっとこの7人になった原因(ネタバレなので言えない)を、
敢えて伏せて続行したのはとても好感がもてました。
オチも意外で面白かったです。
大好きな作品
映画の始まりから終わり、むしろ始まる前の映像まで全てが自分好みでした
細かい品やセリフひとつひとつまで注目すべきです
伏線が巧みでまた観に行きたくなる
登場人物が少ないのに成り立っているし、シンプルで無駄が無く素晴らしい
果たして火曜日は本当に消えたのか
3か月ぶりの映画館
レビューを残すようになってから初めて5点をつけました。
作品の良さに、「上映してくれてありがとう」の気持ちで+1点。
コロナで映画館が閉鎖され、実に3か月ぶりの映画館。
サーモグラフィーにアルコール消毒、マスク、と徹底した準備のもと拝見。
中村倫也さんの挨拶から「あー、映画館に来たんだなあ」と実感できてうっと涙が出てしまった。
どれだけ映画が生活の楽しみになっていたのかをしみじみと実感しました。
関係者の皆さん、公開してくれてありがとうございます。
※ここまでなんだか関係なくてすみません。
本編は、清潔感のある美しい画が続き、とても良かった。
ファーストシーンが繰り返されるたびにその意味と、散りばめられた小道具の意味がわかって、美しさもあいまって印象に残りました。
小道具や衣装、音楽などのチョイスがとても好きでした。
七人の人格の生活の描き方。
小さな世界が描かれているのにその中の変化が大きく、主人公「火曜日」の感動が大きく伝わってきた。
後半のサスペンス展開も面白い。
中村倫也さんの様々な表情を見られることも良かった、引き付けられた。良い役者さんですね。
スタイリストの方も良い仕事されているなぁと思いました。
キャラクターとしては火曜日の不器用さがやはり好きでした。
深川麻衣さんの演技は拝見するのは2本目ですが、透明感があってとっても素敵な方ですね。
もっと観たいなぁ。
結末の描き方は「それでいいのか?」と一瞬思い、そのあと「いや、それでいいかを決めるのは誰でもない、自分自身だ」と考えさせられました。
明日どうなるかわからない、という主人公の気持ちに、コロナで振り回されたこの状況が重なり、思うところがありました。
どんな結末かはぜひ観てみてください。
改めて、映画館で映画を観られることに感謝を。
アイデアは面白かった
ノリに乗っている中村倫也主演で、ひとり何役か演じる風な企画として、芝居ができるアイドル映画として観に行ったけど、いまいちアイデアが発展できてないように思った。ライトな不思議恋愛ファンタジーとして。
曜日ごと入れ替わる人格、ひとり24時間7日に1度やってくる「僕」の生活。火曜日には出会えない人と出会った、恋に落ちたのはいいが、水曜がどこにいった、というのとあわせて、恋愛と設定ミステリーが何故かエンジンがかからず終わる。設定が使い切れてなかったのではないか。
状況理解が一番
あなたの好きな曜日は何曜日?と聞かれたら、何と答えるだろう。
◯物語
幼い頃の交通事故により、曜日ごとに性格も個性も異なる7人が入れ替わる「僕」。彼らは各曜日の名前で呼び合っているが、中でも「火曜日」は一番地味で退屈な存在で、他の曜日から家の掃除など面倒なことを押し付けられる損な役回りだった。しかし、ある時、1日を終えてベッドに入った「火曜日」が、水曜日に目を覚ます。僕の中の「水曜日」が消え、「火曜日」は水曜日を謳歌するが、その日常は徐々に恐怖へと変わっていく。(映画.comより)
とってもユニークな設定で、面白かった。VFXや表現も面白味があった。
自分が、こんなだったら好きに生きられるのかと考え、各曜日の思想・特徴・癖は大切で自分だったらどうするだろうとも見ながら思った。
物語中盤に言い争うシーンがあるのだが、そこは頭フル回転。そうしないと、状況理解ができない。一言でも聞き逃せない。
エンディングも各曜日のアナザーストーリーみたいなのが見えて面白かった。
※最初に、中村倫也さんからのメッセージがあったけど、そういうの良かった。
好き嫌いは分かれるだろうけど私は大好きだった
3ヶ月ぶりの映画館での鑑賞。
ネタバレはしませんが、中村倫也さんの演技力を詰め込んだ作品でした。
中村さんファンは絶対映画館で見た方がいいです。
内容自体も面白い。
一見淡々と進んでいく物語のように見えて、起承転結がしっかりと作られていた。
終わり方も良いしエンドロールも良い。
普段エンドロールを見ずに帰ってしまう方も最後まで見た方がいいと思います。
ただ毎日を普通に暮らせている私たちには、
二重人格、三重人格、七重人格、、という診断はされないし、
そういった(病気と呼んでいいのかわかりませんが)
病気の方のような悩みは想像さえ困難ですが、
人格の入れ替わりが無くとも、私たちにも一人の人間の中に色んな自分がいて。
世の中を上手に生きていく自分や
何もかも自由にやってしまいたくなる自分や
そんな自分自身の中にある全てを壊したくなる自分がいて。
その自分というものを平等に愛し、
上手く自分と共に生きていくことが大切なのではないかと。
パンフレットが売り切れていたので作者の本当に伝えたい部分が分かりませんが、
私はこの映画を見てそういう考え方をいただきました。
エンドロールが一番良かった!
ってかそれが本作の全てを物語っていた感じ。
これ程までに身を乗り出してエンドロールを見る作品は珍しい(笑)
子供の頃の事故で日替わりの多重人格者になった人のストーリー。
主人公は火曜日の人。
中村倫也さん。
幼なじみ役の石橋菜津美さんにも注目。
控え目な感じだけど存在感あり。
恋愛映画の様だけど何か違う。
先が全く読めない感じ。
ホラーの要素も含まれているけそれも何か違う。
ホントに先が全く読めず。
落としどころが解りません(笑)
作品中に流れるドヴォルザークの新世界がキーワード。
正に新世界的なストーリー。
映像は色彩も単調であっさり目。
作者さんがストーリーに集中させたい意図なのか?
そんな感じが伝わって来た感じ。
後半の展開の意外性が良かったんだけど、前半で匂わせたラブストーリ的な要素が少な目なのは残念だった印象。
月曜日の人のキャラがかなり良い。
毎週笑わせてくれます(笑)
ケロリンの黄色いコップが欲しくなる(笑)
ラストの付箋紙での7人の会話。
ほのぼのさせてくれます( ´∀`)
興味深いネタで期待してたが
パラレルワールドの話だと思ってたら病の物語 イマイチ観てて面白くないしこんな状態が10年以上続いててよく生きてるな❗彼は若くして一人暮らしのようだが不安定な彼を家族はどうしてるのか なぜこんな戸建ての良い家で暮らしているのか不思議?
全てが少しずつ足りない
前々から主題歌を私が好きなアーティストと主演が中村倫也さんと言う事で気になっていたので見てきました。結論から言うと、すべてにおいて少しずつ足りない感じがしてしまいました。せっかく中村倫也さんが多重人格を演じるのだから各曜日の1日などを入れても良かったんじゃないかなぁと思います。中村倫也さんのファンの人以外はお家でゆっくり鑑賞する程度の方がいいと思います
ゆるやかな時間
長い自粛あけで、とにかく新しい作品が観たくて劇場ポスターで気になり鑑賞。中村倫也さんは10年以上前から脇役でよく見かけた方。
うーん…良くも悪くも中村倫也ファンの為の作品です。ツッコミどころも多いし設定がいろいろ中途半端。ゆったり観たい方向き。
中村倫也ファンに向けた作品
冒頭に単独メッセージを挟んだことが、それを前面に出している。ある意味潔い。
こういう多重人格を題材にした作品は昔からあるが、さすがに7人というのは見たことが無いし、それぞれの人格がお互いを意識して動いているというのも斬新で、なかなか面白かった。
また、7人のキャラクター全てが現れると観ている側も混乱してしまうが、物語は実質2人の人格で進行していく、というのもシンプルで良い構成だと思う。
ただ、この手の作品は映像化するより、舞台のほうが観客側も演じる側も楽しめるのかな、とは思う。
個人的にはきたろうの味のある芝居が印象的だった。
可愛らしい倫也さんにホクホク
中村倫也さんの7役と聞いていたけど、ほとんど火曜日くんの1役みたいなものでした。けどずっと可愛らしい倫也さんが見れて嬉しかったです。ラブストーリーになるかと思いきや後半から謎が増えてきて真相が分かるにつれて物語から目が離せない展開に。ただのラブストーリーにならなくて良かった。あっという間の時間でした。面白かったです。
ミステリーでもサスペンスでもありません、ひねりも落ちもありません
もし、中村倫也の演技力が無ければ、区別すらつかないかもしれません。
彼の曜日ごとの人格を演じ分け、統廃合する様、時間ごとに人格が入れ替わる演技は見事です。
彼の演技だけでも鑑賞の価値ありです。
ちなみに、はらはらどきどきは全くありませんので、失望しないでください。
設定が好きだった
他の自分がいるって設定だけで、ワクワクしてしまう。違う曜日の自分は親しい友人みたいだし、共同生活も楽しそうに見える。
1人の人格にはいろいろな側面があり、バランスを保ちながら生きている訳だけど、一片だけを生きるのも悪くないな感じた。
楽しいエンドロールが心地良い
なんともストレスの感じないフワフワとした居心地の良い物語に巡り会えた
終始メインとなる火曜日くんは、見た目や心の年齢が10代にも思える可愛らしい青年だった
それを中村倫也さんが違和感なく演じているのが新鮮
キャストもストーリーも大渋滞していないので分かり易く、映像も静かでキラキラとしていて美しい
そして時折ミステリアスなテイストに映り入り、観るものを惹き付ける
ただ、エンタメ性を求めたり意外な展開や映画館で観るべき作品と言うと、またそこは少し違うので、あともう一捻りあっても良かったのかなと...
彼の7役7様の演技がもっと味わえる演出で観たかったです
中村倫也の1人芝居最高です
心が満たされました。
人間って、自分が一番かわいいって言うけど、自分よりも大切な人や物ってあると思う。それがこの映画でまた新たに解りました。
火曜日さんだけでなく、月曜日さんも他の曜日もお互いが家族なんじゃないでしょうかね。
Mr.カメレオン
ありがちな多重人格とはひと味も二味も違うストーリー。主人公を見事に演じた中村倫也くんは観るたびに演技の幅が広がる。同級生の彼女と図書館の彼女の抑えめの演技が好きです。7人の個性にも注目です。
是非映画館で🎦
設定はいい
曜日ごとに入れ替わる7人の多重人格者の火曜日が主人公。火曜日が目覚めると翌週の火曜ではなく、翌日の水曜だったって始まり方。期待感高まる!
設定としてはかなり面白い。多重人格者ものは結構好きだが、かなりいい線いってると思う。でも中村倫也が7人を演じ分けるって部分ではやや物足りない。
ものすごく驚きの展開があるわけでもないし、泣けるような要素も少ない。悪意のある登場人物がいなかったからだろうな。細かいところはぼかされた感じで納得できない部分もある。でも、全体的にはミステリー要素よりも自立とか成長の要素が強い映画なんだと思いなおした。こんなテーマなのに不思議と温かい気持ちになれた映画だ。エンドロールの付箋の印象が大きいのかも。
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