水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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中盤にくる最大級の盛り上がりは必見
導入は短くていい。水曜日はすぐ消える。
そしてそのあとが少しずついつもと違う様子が出てくる。
ただ、そのあとのもう一波乱までがちょっと長い。始まってから大体1時間ぐらいかかる。
ただ、その中盤のハラハラ度は半端じゃない。これから何が起こるのか、ハラハラドキドキ。その瞬間最大風速が物凄い勢い。
が、何故かそのあとは尻すぼみ。
おもてたんとちゃう!
それもそのはずで、これはミステリーでもサスペンスでもない。おれの目的が違っていたから。
思ったよりハートフルな内容で、かつ中村倫也を愛でる映画だった。
だから、これから見る人は目的を履き違えないようにしよう。
ちなみに、予告では7人の中村倫也が出てきてるから、それぞれのシーンがある程度導入で映るのかなと思ったけど、基本火曜日視点でしか進まないから、ほとんど出てこない。
16年生きてるけど、自覚してるのはその7分の1だから、2年と3,4ヶ月だけ。
それってどうなんだろう。
アニメとかドラマとかは、毎日のように次の話が見れるね。
それにしてもこの主人公は働いてないみたいだけど、どうやって生活してるんだろ。
異常な病気だろうから、国から補助金とか出てるのかな。
解離性同一性障害の苦悩
一日ごとに人格が入れ替わる僕。
火曜日は特に退屈な日々を過ごしていた。
ある日、火曜日の人格が火曜日と水曜日に行動していた。
始めは喜んでいたが、途中から体に異変がおこり主治医に相談しようとしたが月曜日の人格に邪魔されてしまった。
主治医は、障害を直そうと提案したが月から日曜日の人格はこのままでいいということにしたという内容だった。
前から気になっていた解離性同一性障害の話だったのでとても興味がありました。
体が一つなのに心が何人もいるってどんな感じなんだろうと思います。
いろんな人格とうまくやっていければいいのですが、人格同士でけんかをすると相手を消したいと思うんですね。
一年が55日しかない例えが分かりやすかったです。
55日しかないって何もできない気がしました。
曜日ごとの自分
どんな感じのサスペンスかドキドキしながら鑑賞しました。曜日ごとに性格が異なるのも、毎回火曜日が月曜日に面倒ごと押し付けられるのも面白かった。曜日ごとに別れていた主人公が1人になるのか、共存するのか…。今の自分、過去の自分、未来の自分、リアルなら1人で経験することだけど、違う自分が友達のように付箋でやり取りしてるのが、いいなぁと思った。
月曜日も実は良い性格ってのが、ほんわかしました☺️
僕が好きな個性達
幼い頃の事故により曜日毎に人格を持ってしまった青年の物語。ある時、曜日毎の人格ルールが変わり始め、、、。
個人的見解ですが、設定がこの上映時間104分を埋める内容に適しているか疑問を抱いておりましたか、すらすらと時も進んで飽きもせず鑑賞出来た事は意外でした。
また、人間としては歳を重ねれば重ねる程曜日など特に重要視しなくなる傾向ですが、その裏をかいた様な「曜日の一つしか生活出来ない」と言う着目点を作品にした事も良かったです。
ゴミの日とか、休館日とか大事ですよね💦
彼女の休みの日で無ければデートすら出来ないとかは、何とかしてやりたいと思ってしまう訳で。
原作も少し拝見させて頂きましたが、やはり映画では描ききれなかった点はあったと思います。水曜日くんの背景や「僕」と一ノ瀬の関係など。
この映画ならではの良さがあると思いますし、ファンなら原作本と両方所持しても良いのではないでしょうか?そう思わせてくれる作品です。
中村ともやくんっていうんで見る。アイデアはなかなか。こういう記憶も...
中村ともやくんっていうんで見る。アイデアはなかなか。こういう記憶ものはシリアスなSfが多いのに、ポップで、日本はさすが。シリアスなテーマを映画的世界にしている。ラストの付箋議論がなかなかいい。ともやくん的には、凪の暇の月曜と、オタクっぽい火曜がともやくんぽく、月曜のともやくん、かっこいい。図書館のシーンは萌える。
共存
斬新なコンセプトだった。
「全部違ってて全部良い」って切り口の多重人格者の話なのか、それとも地球に点在する異文化達の話なのか…多分、違うだろうけど。なぜだかハッピーな気持ちになれる。
ミステリーなのだと思い、ミステリーっぽくも作ってあるのだが、ミステリーが前面に出てくる事はなかった。7人の人格を有する「斎藤数馬」って人物が主人公。ある日、水曜日を担当する人格が消える。
多重人格の治療としての到達点は統合であり、この話も当初そういう前提で話が進む。
消えていく日が増え、主人格が予想だにしない出来事が増えていく。自分自身が自分自身の知らない事をやってる恐怖ってのが中盤になって語られだす。
それまでは順応していた7人だが、徐々にその歯車は狂い出す。
…どうなっていくんだ?
その7人全員と面識がある女性。
彼女の目線や仕草はいちいち意味深だ。
当初「睡眠」という行為を経て入れ替わる人格は、その境界があやふやになっていく。
物語冒頭から、誰も主人公を固有名詞で呼ばない。まるで物語の核をなんとか隠し通そうとするかの語り口調だ。
8人目の人格が生まれたんじゃないか?いや、元々8人だったんじゃないか?
瞬間的に途切れる記憶。
事あるごとに差し込まれる事故の記憶。
割れたバックミラーに映し出される分裂していく鳥。
スマホの録画機能を使い語りかける粗暴な別人格。
冒頭から丹念に撒かれたピースが不協和音の如く存在感を醸し出す。
水曜日が消えた事をキッカケに主導権争いが始まるのか?
いよいよ、いよいよ物語は動き出し、どんな収束を迎えるのか?
そして、また朝が来る…。
極上のミステリーの破片に期待感は最高潮だ。
そんな期待をあっさり裏切り、物語は平穏な結末を迎える…。
「ええええええええっ!?」
あんな事やこんな事も出来るじゃない?
あの要素だって入るよね?
そっち方面に膨らんだ方がスリリングじゃないの?
大きなお世話だ。
彼らは7人の人格に戻り「対話」をもって「斎藤数馬」という人物を運営していく事に決めたみたいだ。
ある意味、エンドロールが最終章だった。
極上のミステリーの欠片達は、多重人格コメディっていう斬新で極上のコメディに姿を変えてた。
1つの母体に7人の人格。
主導権を争うではなく、他を尊重し、対話をもってその母体を運営していく。
エンドロールを見ながら、俺の頭に浮かぶのは「世界に1つだけの花」って曲だ。
そんな事から地球っていう母星が浮かんだ。
拡大解釈だとは思うけど、世界の覇権や環境問題。紛争や戦争。母体が滅べば、それらは全て意味の無い事になり自殺行為とも等しい。
てっきり中村倫也劇場なのかと予想してた本作。7人の人格は映し出されるのだが、そこに比重はなく、皆さん実に穏和で良い人達ばかりだった。
ちょいと終盤ににかけての種明かしが不明瞭で、人物達の動機にも疑問が拭えきれずで残念だった。
おそらくならば、中村氏の資質がこの作品に及ぼした功績は相当なもので…彼ありきで企画されたと言われても納得してしまう。
一癖ある良質なコメディだと思えたのは、中村氏のおかげだと思われる。
日々の有り難みを教えてくれた作品
曜日ごとに人格が入れ替わる主人公の中村倫也。劇中では火曜日が主人公でした。
火曜日は図書館もお店も全部閉まっていて楽しいことなんてない。と思っていた火曜の主人公が朝、目が覚めたら水曜日だった。これが題名でもある「水曜日が消えた」にリンクしている感じです。
水曜日を楽しんでいて、図書館の司書さんとデートもできたり幸せだったけれども「自分(火曜日)は水曜日の幸せを奪っている」ということに気付いて葛藤が生まれます。、、、という作品です。
中村倫也さんファンには神作品だと思います。僕に関してはこの映画で日々の有り難みというか幸せを学びました。
確かに火曜日しか生きることができない人生なんて想像もできないですし、絶対毎日つまらないです(笑)
しかし、その火曜日にも幸せはちゃんとあって気付いていないだけ。毎日生きれている。こんなかけがえのない幸せなんてこの世にはありません。毎日を大切に生きようと考えさせられた作品です。
内容的には…
私は中村倫也くんのファンで、公開が終わるギリギリに滑り込み視聴しました。
中村くんの1人7役という凄まじい演技力や、映像、設定等を加えると高評価だったのですが、なんだか内容的に薄く感じました。
久しぶりの映画ということで楽しみにしていたので少し残念です。
盛り上がりというか、上がり下がりが少なかったと思うので、気分を変えるために見たりとか、ちょっとした時に見るのにピッタリかしれません!
その代わり、笑えるシーンがとても愛らしいです笑笑
みぇ〜
なんでこんな面白いのにレビュー評価3点台なの?
って思った。
途中からホラー要素出てくるのかな?って思うくらいドキドキしたけど、全然そんなことなくて終始目が離せない展開で素晴らしい映画だった。
所々に挟まれる回想シーンが最初はよくわからなかったけど、徐々に流れを掴んできてそれもまた気持ち良かった。最後鳥がいなくなって、死んじゃったの?って思った。なんでいなくなったのかそれだけが謎。誰か教えてくれ!
そして倫也パイセンがすごい!別にしっかり1人7役ってわけではなかったが、演じ分けがしっかりしてて凄かった。最後、しっかり役を演じ分けてて痺れた。1番好きなのは月曜日かなぁ!凄いテキトーな感じのキャラだったけど、倫也パイセンにぴったりだった。
レビューが低いのはちょっと設定がよくわからないってところだと思う。それ以外は全く問題無いと言っていいほどの傑作。最近観た映画の中でもトップクラスの作品だったと個人的には思う!
最後の方もエンドロールも7人の仲の良さそうな感じが垣間見えて面白かった!
運転下手だし、虫歯できるし、大変だなぁ!
もうそろそろ上映終わっちゃうけど、行ける方はぜひ観に行ってください!
映画館に行こう!
不思議
中村倫也を知らずに鑑賞。言われるほどに演技が良いのか、私にはわからない。ほかの作品も見ないと。
設定は面白かった。
自分の生活に連続性があるってことは、ありがたい事なのね。
不思議な映画だった。小説を読んで、自分の中でまとめておかないと。
【”会えなくても、一人じゃない・・” ”各曜日人”の生き方を、ファンタジックな映像と、少しの恋愛を絡ませて描き出した静謐で美しい雰囲気を纏った作品。】
■多重人格をテーマにした近作で覚えているのは、
・「スプリット」:23人格+1超人格をジェームズ・マカヴォイが怪演した。
・「ジョナサン」:12時間ごとに人格が入れ替わる男を、アンセル・エルゴートが淡々と演じた・・ -今作の”火曜日”と”月曜日”の関係に似ている・・。- 作品である。
・今作は、7人格を中村倫也さんが演じているが、主には”火曜日”の日常が描かれ、そこに徐々に”月曜日”と少しシャカシャカ”水曜日”(でも、火曜日何だよな・・)が介入してくる設定なので、(ラストの一連のシーンを除いて)、2人格を描いた作品として観ていた。
・下記、一部内容に触れています。
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■今作で印象的だった事
・”僕”が住む家、診察に通うラボのようなところ、図書館・・。
舞台は、近未来なのか、現代なのかはっきりとは分からないが、静謐感の漂わせ方、及び透明感ある映像の美しさ。
ー何となく、静やかな海外SF作品の趣がある・・。-
・随所で挟み込まれる、”幼き僕”が交通事故に遭った際のアスファルトに横たわる”僕の目”がクローズアップされ、その後、道に転がるサイドミラーにカメラがフォーカスされ、映し出される飛翔する鳥の姿。
煌めきながら宙に舞う、色彩鮮やかな破片・・。
が、徐々に”あるシーン”だけが微妙に違っている事に気づかされる。
ー”僕”の人格数の変化とのシンクロニシティと、勝手に考える。ー
・私の中で、中村倫也さんのイメージに近いのは”火曜日”だが、後半の”月曜日”の演じ方及びその後の”各曜日”の中村さんの演じ分け方。
―演技の幅が、広いなあ・・。元々、中性的な俳優さんだから、女装も違和感ない。お肌がきれいだからなのかしら・・。-
<”僕”が最後に選択した”夫々の僕の生き方を尊重する”シーンは、
”多重人格者を描いた物語”の今までにない、決着の付け方である。
”火曜日”と心優しき一ノ瀬さん(石橋菜津美さん:素敵な女優さんであるなあ・・)、”水曜日”と図書館の司書さん(深川麻衣さん)との恋愛の絡め方も、上手いなあ・・。と思った作品。>
■中村倫也さんを初めてキチンと拝見したのは「京都人の密かな愉しみ 夏」のオムニバスドラマ”木屋町 珈琲夢譚”であった。由緒ある茶道家の、柔らかな京都弁を話す跡取り息子を演じておられた。(当時から、映画にも出演されていたが、未だ端役が多かった・・。)
今や、映画の堂々たる主役を張る、演者になられたのだなあ・・。
テレビの宣伝CMだけで充分な作品
わざわざ2時間近くもの時間使って観る価値がなかったな~
まず、七つの曜日の中で火曜日と水曜日だけが目立ち、他の五つは完全に脇に追いやられて非常にバランスが悪く、ぞんざいに扱われた五つの曜日は可哀想でしたな
そして、同じ映像を何度も繰り返して尺を稼ぐという邦画の悪いところがまたしても
せっかく3月のスケアリーストーリー以来久しぶりの映画館での鑑賞作品なのに、個人的にはあまり内容のない作品だった
残念!
良かったのは主演の中村倫也さん達役者陣の演技だけでした
監督さんには大変申し訳ないが、本作がデビュー作だそうですけど、こういう作品を作るのはまだ早かったかな~
6人の僕との共生
一番退屈な火曜日が主人公
火曜日が寝たあと1週間分の夜が来るはずが起きたら水曜日
図書館にいけて喜ぶ火曜日だけどその内木曜日までやってきて…❓
木曜日は今日のインコ。今日のインコって。笑インコ飼いそんなにおるんかないな
なんか病院のくだりがよく分からなかった!
手術が必要なはずなのに手術してないみたいだし
最後結局火曜日だけが残ったのか、全員で共生しているのか
わかる方はコメントで教えて欲しいです
エンドロールでは7人全員いるけど分からなかった…
エンドロール面白かった!
写真は櫻井翔さんに似ていると思ったけどスクリーンは全然似てなかった
火曜日が一番好きかな。
髪型七変化!
すごいわ
もっと見たかった
7つの人格など、材料はたくさんあるのに話はコンパクトに収まった印象。月曜日とのスマホのシーンが怖かった。水〜日曜日もっと見たかった。特に水曜日が一番どんな感じの人かわからない!気になる存在は日曜日、ツボは金曜日です。
ケロリンとトレマーズ
月曜日はウンジャラゲ、火曜日はハンジャラゲ・・・火曜日は地味で退屈だと言われるが、風呂を焚くのは月曜日なので、火曜日にお風呂に入れます!と、『セブン・シスターズ』と同じネタになってしまい御免なさい。曜日をテーマにした映画は結構あって、『日曜日が待ち遠しい!』、『月曜日のユカ』、『火曜日ならベルギーよ』、『水曜日のエミリア』、『木曜組曲』、『13日の金曜日』、『土曜の夜と日曜の朝』などなど、調べるといっぱい出てきます。
ストーリーは殺伐としたものではなく、医者たちによって監視されてるし、悪いことはできません。水曜、木曜日以外は働いてる様子もないので、事故の賠償金や医療研究費で生活してるのかなぁ~などと、真面目で几帳面な割には気楽な火曜日がうらやましくも思います。というか、仕事は何してんのかな?とずっと疑問に思いながら見てしまいました。
本来なら医者からすれば、多重人格を一人の性格に戻すのが目的なのかと思ってましたが、それぞれの人格、趣味、性格を尊重するストーリーに驚きさえおぼえます。驚くといえば、途中でブラックアウトする瞬間がフィルムが燃える事故が起きたんじゃないかとビビってしまいましたが、つい周りをキョロキョロしてしまいました。あ、女性ばっかり。
そんな緩い展開ながらも、対人関係、恋心というのがメインであり、掃除するのは火曜日の役目でもあり、通院するのも火曜日。映画とかビデオってのは他の曜日はどうなんでしょう?さすがに『トレマーズ』には驚きましたが、何だか一ノ瀬さんと気が合いそうです。
事故の映像とブタのキーホルダーはなかなか上手い表現だし、割れたドアミラー越しに見える鳥が、最初は7羽、5羽、2羽と減っていくところは見事。こうなってくると金・土・日・月を制覇した月曜日がうらやましくなってきます!バンド活動だって出来るし、週末には遊びまくりです!「ごめん、あとはよろしく」とメモするだけでOKですもん♪それにしても、ウッドベースとエレキベースのツインベース編成、しかもアコーディオン付きです。かなりマニアック編成のバンドだなぁ。
期待していたのと違った...
スペシャルドラマで良かったのでは?
演技派と言われている中村倫也氏の七変化が観れるのかと思いきや、そこに重きが置かれているわけでなく、
多重人格者のミステリーかと思いきや、そうでもなく、
なんじゃこりゃと思い始めているところに、追い討ちかけるように、演技力のないミュージシャン出すし、
脚本も映像も演出も、全てにおいて中途半端。
曜日で人格が違うって発想は、ものすごく面白いのに…なんで、こうなった?!
私は木曜日が一番退屈だと思うけど。
久しぶりに映画館で映画を観た!この時期だし、話題の映画というわけでもないので映画館は5人しかいなかったけど、やっぱりスクリーンで観たかったので満足!
ただただ火曜日の中村倫也が可愛いかった。なので、そのためにもう1回観ても良いかも、と思っている。
じわじわと境界線が侵されて「僕」が揺らいでいくところはホラー。ホントに7人いるのか?と観ているこっちもぞわっとした。実際、火曜日以外の姿はこっちも見ていないからほかの曜日が消えて追い詰められていくところや、火曜日が水曜日の想いに気付いた辺りや月曜日が火曜日と一ノ瀬の為に元に戻ることを選んだ辺りは切なくなったりもした。
最後に7人の存在がようやく確認できて、仲良く同居しているのをみてクスッとした。日曜日は一番自由だった。笑。でも、やっぱり火曜日が一番損な役回りで一番可愛い。
全210件中、101~120件目を表示