水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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この設定楽しい!
中村倫也さん、キャリアは長いけど人気が出るのに時間のかかった役者さんという認識。
あのトップコート三兄弟の長男ですからね。
松坂桃李に菅田将暉て。弟達がイケメン過ぎたけど、実力はさすが長男です。
中村倫也さんという役者さんをフルに使っていて、彼の才能を確かに感じ、魅力をたくさんみせてくれるそんな一本でした。
各曜日にキャラクター設定されていて、お話のメインになるのは火曜日の彼。
中盤から月曜日の彼も登場。
砂糖味と醤油味を堪能でき、塩味(水曜の彼)もちょいちょい感じながら、お話は進んでいきます。
同じ人間なのに、事故の後遺症から多重人格者へとなってしまう主人公。
でも、鑑賞しながら、世の中の俳優さんってつまりはこんな感じでしょう?と思うと、つくづく役者というのは、ユニークで面白いお仕事だなと思いました。
実際こんなこと自分の身に起こったら大変なんですけどね。
ファンタジーというかミステリー?というか。なんだか今までみた映画にはない感じがして最後まで楽しめました。
とにかく火曜日の彼が心優しい青年で、何度キュンとしてしまったか。
可愛らしい人も中村倫也さんならではの演技で魅せてくれましたね。
多重人格者設定を良い意味で裏切った作品
1週間の曜日ごとに人格が入れ替わる主人公。
最初に設定を見た時は1週間分の曜日ごとの主人公の姿を目まぐるしく描いていくと思っていましたが、まさかのほぼ火曜日視点。
そこが良い意味で裏切られました。
最後のほうに少しだけ他の曜日の人格がダダダッて感じで登場するんですが、なんか新鮮で良かったです。
あと中村倫也さんは穏やかなキャラクターとやんちゃな雰囲気のキャラクターの演じ分けが素晴らしいですね。
付箋のやりとり
中村倫也ファンにはたまらない映画。
曜日ごとに別人格で生きている青年の物語。
火曜日の頼りない青年役以外のアウトローな中村倫也も見てみたいけど出てこないのかな?と思いきや、終盤に対比する形で月曜日が出てきて面白かった。
エンドロールの付箋やりとりもキャラ立ちしており最後まで飽きることなく鑑賞できました。
「火曜日の僕」の視点で描く、ぼくの未来
2020年。監督・脚本・VFXは吉野耕平
2度観ても発見のある映画でした。
解離性同一性障害(一般的には多重人格)を患うひとりが、
曜日ごとに異なる7人の自分を持つ。
その中のひとり、「火曜日の僕」の視点で描きます。
一番大人しく、従順で真面目。
「火曜日の僕」は掃除、ゴミ出し、宅配の受け取り、冷蔵庫の管理など、
細々した家事を受け持たされ、病院に行くとほぼ一日が終わってしまう。
憧れているのはいつも火曜日に休館の図書館に行くこと。
主演の中村倫也は、カマトトか?!
って位、植物的で人畜無害なキャラクターを、超自然体で演じている。
23歳にしか見えない(実年齢は33歳らしい・・)
アイドル映画とも思えるが、お洒落でスタイリッシュな映像。
そして医師(16年担当してる、きたろう)とのやりとりや、交通事故の映像は繰り返し繰り返し、僕の脳裏を走る。
7人の人格を中村倫也が演じ分けるか?と期待すると、期待は半分くらい裏切られる。
水曜日の僕、が消えて・・・それは変化の予兆で、図書館の司書の女性との交流が始まり、
(ステキな図書館は、水戸市立西部図書館でした。ここは、「図書館戦争」でも使われた
そうです)
火曜日の僕から水曜日の僕へ・・・その願望も芽生える。
後半、もうひとりの人格とのテレビ電話での対決もあり、サスペンスタッチになります。
リアル中村倫也の片鱗もうかがえて、ドキッとする。
もう少し、カメレオン俳優・中村倫也の7変化を観たかった!!
穏健に卒なくまとめた映画って感じですね。
過去鑑賞
毎日人格が入れ替わる7人の人格を持つという設定。その水曜日の人格が...
中村倫也ファンに向けて。
中村倫也のための中村倫也を鑑賞する映画
謎が謎を呼び最後ほっこりする作品
「水曜日が消えると困る」
想像以上に面白かったです。
結構オススメです。
人それぞれいい所がある!ということがわかったような気がします。
最後の歌のところの付箋のやり取り好きです。
やり取りがなく、干渉しなかった最初よりも、やり取り交流のある個性の多く存在してる小さな付箋に温かみを感じました。
悪い人がいないタイプの多重人格
想像以上におもしろかった!!
タイトルやあらすじを読み公開当初から気になっていて、やっと見られたけどかなり好きな作品だった。
自分ではどのように受け止めてどう過ごすだろうと考えさせられた。
内容自体も面白かったし、中村倫也の演技が上手すぎてびっくり。
本当に曜日ごとに全く別人に見えて、それぞれ違和感がない。すごい。
あまり最近の俳優さんについて知らないので、ご本人は本当はどんな性格の人なのかな?と気になった。私はこの映画からは全然想像できない…。
エンドロールの付箋での7人のやり取りがまた微笑ましくて、最後までとても楽しかった。それぞれの人生を尊重する選択、好きな終わり方だった。
勿体ない
自分の意外な面を知るときってあるよね。
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