フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめてのレビュー・感想・評価
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漁師たちの歌声に乾杯
温かな映画。癒されます。
音楽成功物語の定番ですが心温まる映画です!
①「素人が音楽の世界で有名になっていくドリーム物語を観たい!」
②「地方の小さい街でも人々の心温まる交流を描いた映画を観たい!」
③「モテナイ不細工男とバツイチ子持ち美人とのラブロマンスを観たい!」
④「一介の老人が静かに人生を閉じるしみじみしたシーンを観たい!」
という人には最適な映画です。
①には、A「コンテストで入賞を目指す」、B「業界人に見出される」、C「偶然の出会いから発展していく」というパターンがありますが、この作品はBとCの複合パターンです。
私にとって今年17本目の映画。2/10奥さんとヒューマントラスト有楽町で観ました。
俺、こういうの、好きだなあ
おじいちゃん達が歌いながら酒飲んでるのは幸せな光景
港町の漁師たちが舟歌でレコードデビューする実話を元にした話。
豪快で人情に熱い漁師たちがほんわかする。
おじいちゃん達が歌いながら酒飲んでるのは幸せな光景。
ストーリー構成はシンプルかつ強引だけどなんか許せちゃう愛くるしさありました。
ほっこり映画~。
港町の住人とよそ者が仲良くなる田舎モノの要素。
おじいさん/無骨男たちがレコードデビューを目指すギャップ要素。
そして恋愛要素をほどよく組み合わせてる。
オープニングが秀逸。
上空からとらえた海+漁師たちの歌が聞こえてくるパワーある画。
開始3分で泣きそうになった。
このシーンのおかげで”漁師たちの歌は良い”って大前提を客に納得させる機能的な意味も。
や、ほんと素晴らしい始まり方です。
終盤は冷静に考えると”あれ、それで解決でいいの?”ってなるんだけど、絵と人の幸福パワーがすごくて許せちゃう。
良い映画だったな~っとシアターを出れました。
ヒロインのタペンス・ミドルトンがめっちゃ綺麗。ちょいベッキー似で笑顔がステキ。
目に福~。
漁師たちは良い味出してる顔ばかり。
メイン格のジムは激渋。
おじいさんのジェイゴはもう存在が良い。
けっこうな下ネタも吐きながら楽しく暮らしてるのがよいなー。
前半は同僚たちのイジワルがやりすぎで……正直どん引きしてしまった。
で、なんかムカムカが~と入りは距離を置いてしまったけど、ヒロインのかわいさと漁師たちの魅力で次第に物語に引き込まれた。
派手な映画ではないけど、じんわりと心が満たされる映画でありましたー
人の心って温かい✩⃛✩⃛✩⃛
めっちゃくちゃ良かったぁぁ❤ ❤ ❤
これまた胸アツな男達の物語🎶
いや、男達だけぢゃないな。女性達もしかり。
This is a story about people with good deeds, always filled with love and hapiness.
父娘ものに弱い身としてはジムが娘を見る目にうるうるしちゃう。ジムパパとジムママの夫婦愛にもうるうるしちゃう。町中の人が嬉しいことも悲しいことも自分のことのように受け止めるこの町が素敵すぎるぞぉぉぉーー
こーゆー胸を熱くさせてくれるストーリーはいいねー(*´ω`*) 2018年に観た「ウィスキーと二人の花嫁」を思い出す。(作品中でも"whisky galore"について触れてたこともあるし)
バツイチ子持ちこんぶ姫と小さな入江でホットワイン🍷 観ているこっちも暖まる
8時20分からのファーストショーのみでしたので、日曜日の朝早起きして新宿ピカデリーに。2月の始めなのに小春日和でした。映画を観たあとはもっとぽかぽか。この映画はレイトショーではなく、午前中に観て、お日様を浴びながら、余韻に浸るのが似合う。
イングランド南部のコーンウォール地方の小さな漁村が舞台。親子三代の漁師を中心に総勢10名の男性アカペラ集団。DolbyATMOSでなくとも、音質がすごく良く、ダイナミックに感じられた。カモメがうるさい浜のシーンや教会のシーン良かった。
音楽業界のひとりの愚直な男の信念が最後に実り、実に気持ちいい。
バツイチ子持ち女性とのラブストーリー仕立てもいい。
そして、何よりみんなが主役。
パブでの音楽クイズの場面も良かった。
亡くなってから、最高ヒットランキングを達成したのは……………
Otis Reddingの……………
Dock of the Bay……………
ほう!
500年の歴史のある漁師歌。歌詞の内容もなかなか面白い。黒人ブルースと共通点あり。
おじいちゃんのセリフが渋くて、カッコいい。庭の椅子で息を静かにひきとる場面は泣けた。
常に村人が集うPUBはとても大事な場所。云わば、「海の男達の聖地」
あんなにいつも満員で流行っているパブが赤字なのは、自分たちで飲み過ぎか、お代もらい忘れすぎ? 価格設定安過ぎ?
漁師のおじいちゃんの妻のばあちゃんと孫息子夫婦でやっている。
孫娘はバツイチで、民宿をやっているから、結局、親子三代での家族多角経営。民宿のほうが、もうからなさそう。男たちは漁師で地元の海難救助隊を兼ねている。漁に出ないときはお互いにサポートが可能。別に手放す必要ある?と思っていたら、後でその理由(プロット)がわかります。
バンドリーダーのオヤジさんの奥さん(息子と娘の母)はワイト島の男と駆け落ちしたと、会話のなかで説明があり、要するに男ヤモメ。
ワイト島?
ティーン・スピリット(エル・ファニング主役)の舞台だ。イギリスのロックフェスティバルの聖地でもある。
エルのお母さんは男ぐせが悪過ぎて、お父さんのほうが家をでてったので、話しが繋がった❗
まぁ、強いて言えば、もう少し、漁の詳しい場面があって欲しかった。魚好き、釣り好きなもので。篭の中身はタコ🐙? カニ?
オイラにマンションを売り払ってまでして、小さな入江の海辺の家を買う気にさせてくれる女は今後現れるのか? ガストのホタテとエビの海鮮リゾットセットを食べなから、真っ昼間からアホな妄想に浸るのであった。
海親父たちに癒やされた
実話を元にした映画で、
逆境もひねりもないどストレートだけど、とにかく海と島の風景、楽しそうなパブを見てるだけで心地良い。
そこに海の親父たちの声聴いたら、もう癒やされまくり。
リラックスできて気持ち良かった。良い休日を過ごせた感じ。
久しぶりに真っ直ぐでいい映画を見た気がする
イケオジ満載ハートフル音楽映画
イギリスコーンウォールを舞台に、漁師仲間が歌うカントリーソングが、アルバムヒットチャート入りを果たしたという、実話を元にした物語。
連合王国であるイギリスの、地方の独立心や誇りの高さ、地元愛の強い気質を念頭に置いて見ると、一層味わい深いかも知れない。車で橋を通ってロンドンと行き来するシーンが幾度もあるが、作中の台詞「橋のこちらはイングランドじゃない」の気概があるのである。
口が悪く、頑固で気難しい漁師達は、観光気分で地元を引っ掻き回す余所者に冷淡。しかし、素朴で歴史ある地元の生活を理解し、尊重してくれる者については、ちょっと暑苦しい程に愛情深い。田舎町のおっちゃんおじいちゃん達が寄り集まって、助け合い、悪ふざけする様は、時に少年のように可愛らしくも格好いい。
主人公のロンドンの音楽プロデューサーが、都会的で洗練された爽やかイケメンでないのがいい。失礼ながら、ぽっちゃり体型で、ちょっとパグに似ている、愛嬌のあるタイプ。同僚にからかわれて田舎町に置いてけぼりにされた時には、大丈夫かキミ、職場イジメ受けてんじゃないのかと…(笑)
しかしその、ちょっと抜けてる正直さと、朴訥な誠実さで、徐々に本気で漁師達に肩入れし、地元に受け入れられていくのが好感度高い。
音楽映画としても良質。妙に美声な漁師達、ちょっと俗っぽい民謡、浜辺やバルで、気軽に、賑やかに、歌い手も聞き手もごっちゃに楽しむ音楽の心地良さ。
鉄板の作りで目新しさはないが、メロディに心沸き立たせ、ハートフルなストーリーにほっこり、しんみりと、嫌みなく気持ち良く楽しめる映画。
人生と仲間と誇りを歌い上げる素晴らしさ作品です♪
劇場での予告編を観て、なんか面白そうだなぁと思い、鑑賞しました。
で感想はと言うと良い♪
とっても良い映画です。
どう言葉にして良いかが分からないくらい、しみじみと伝わってくる。
面白い映画は沢山ありますが、良い映画と言うのは意外と少ないかなと思うのですが、この作品はとても良い作品。観ていて幸せな気持ちになれました。
最初に気になった難点を言うと、ラストのジムやオーウェンとダニーとの仲直りがちょっと中途半端と言うか消化不良。
ランキングが9位と言う快挙に皆が喜んでいるが、パブでのダニーの立場がなんか浮いていると言うか、ハブられてる感じがして、結局ジムとは仲直りした様には見えない。
“そんな事も海が洗い流してくれるさ!”と上手くまとめる感じでもなくエンドロールに行くし、流されそうになったのはダニーの車だしw
ジムとダニーの握手があれば、もっとハッピーエンドになってたかと思うのですが、そこだけ気になりましたが、それ以外は良い作品です。
イギリス南西部の港町ポート・アイザックの自然豊かな風景と主役の「フィッシャーマンズ・フレンズ」の歌から始まるオープニングに“これはとても良い映画が始まる”と言う雰囲気に気持ちがホッとなり、終始優しい気持ちと顔がほころぶ様な気持ちで鑑賞出来ました。
意地悪な上司にそそのかされたダニーがジム達と契約にこぎつけるけど、この上司が嫌な奴ではありますが、彼の冗談がなければこうはならなかったので結果オーライw
でもあんな振る舞いをしてたら、そりゃあ“余所者が!”と小馬鹿にされますわなw
最初はダニー達を小馬鹿にしていたオーウェンも口が悪いw 仲間になるまでが一苦労。
でも、オーウェン役のタペンス・ミドルトンは美人で愛嬌があって良い♪
オーバーオールが似合うのも素敵♪
愛車が赤のシトロエンと言うのも最高w
娘も可愛いしね♪
とにかく、彼らフィッシャーマンズ・フレンズの歌が良い♪
歌詞に卑猥な表現とか差別的表現が含まれるとか、言うけど、確りと聴くととても良い歌と言うのが伝わる。この辺りは美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」に通じる物があるかと思います。
フィッシャーマンズ・フレンズの面々は海の男達だけに皆カッコいいんですが、リーダー格のジムは渋いです。演じるジェームズ・ピュアフォイの無骨で頼れる海の男っぷりが良いです。
10人居るメンバーの半分はその他大勢になってたのはちょっとご愛嬌としてスルーw
皆でレコードレーベルに乗り込む際の黒のコートにサングラスは最高にカッコいい♪
“タランティーノか?”と言われてますが、個人的には「アルマゲドン」を思い出しましたw
歳を取っても決める時に決められるオヤジと言うのはやっぱり渋いしクールでカッコいい。
こんなオヤジになりたいw
それでもメンバー最年長のジェイゴが老衰で静かに息を引き取った時にウルッと来ました。
でも、海を見つめながら人生を終え、皆に惜しまれ、歌と共に見送られる。
奥さんの“良い旅を”と言う言葉にはジンと来ました。
皆が集う憩いの場であるパブが赤字から売却される事でちょっとしたすれ違いでトラブルになるけど、皆が集う大切な場所と言うのがパブと言うのも良いんですよね。
日本なら居酒屋かスナックになるかと思いますがw、個人的に酒も好きだしブリティッシュパブは大好き♪
ジム達がパブで飲んでるビールはイギリスなのでエールビールかと思いますが、舞台となっているポート・アイザックがあるコーンウォールはコーニッシュ・シングル・モルト・ウイスキーの「ヒックス アンド ヒーリー」と言う銘柄の知る人ぞ知る稀少なスコッチもあるし、ビール醸造所もある。
ジムがダニーに“寝酒に付き合うか?”と誘い、外で飲んでいるのは多分色が付いてなかったのでジンかと思うけど、多分「プリマスジン」ではなかろうか?
お酒が好きなので、こういう妄想と言うか、考察するのも大好きだし楽しい♪
こういう事を妄想させてくれて、なおかつ楽しくなれる映画って最高w
あんまり変な伏線も無いし…パブの新たなオーナーになったのが、ジム達の天敵的なのが伏線と言えば伏線ですが、ビジネスマンとして優秀なダニーからすれば“手数料は貰ったけど、そんなんビジネスやから当たり前やん。こっちにすれば相談されたから、買い手を見つけたのに、そんな事情があったなんて知らんやん…なんなん?”と普通はなるわなw
それでもオーウェンの事が好きになり、この町の人達が好きになり、フィッシャーマンズ・フレンズの良さをもっと多くの人に伝えたいと言う気持ちがダニーを動かした訳でその気持ちがこちらにも伝わってくる。
全てはフィッシャーマンズ・フレンズの歌の良さに尽きる訳でレーベルを訪ねに行った前日にダニーに内緒でパブで飲んでる時にジム達が歌い出した歌をパブに居る皆で歌った時は素直に良いなぁと思いました。
それはカラオケで盛り上がるのとはちょっと違う、日本で言えば誰もが知っている唱歌や童謡を歌う様な物かと。
日本にもいろんな歌があるけど、古いと言う理由や今の時代にそぐわないと言う理由だけで無くなっていく唱歌や童謡も結構あります。
ですが、やはり人々の心に残る、口ずさめる曲は時代が変われど名曲である事に変わりは無い。
サクセスストーリーの作品ではありますが、成功する事だけが幸せではなく、歌の力を、仲間の素晴らしさを、仕事の誇りを、地元への愛を教えてくれる。
映画を観る幸せの中に、この作品の様な良い作品に出会えた事が小さな幸せかも知れないけど、その幸せが噛み締める様に暖かさと優しさが溢れてくる。
とてもとても良い作品で物凄くお薦めの作品です。
機会がありましたら、是非是非♪
私の場合は屋根に乗る事でした。
気分よし!
☆☆☆★★★ ハリウッドの超娯楽大作を観た時に、期待以上の凄い作品...
☆☆☆★★★
ハリウッドの超娯楽大作を観た時に、期待以上の凄い作品だった場合。映画ファンとしては、この上ない喜びを感じる事でしよう。
だけども、日本で公開される全ての映画が超話題作とゆう訳ではないのが現実。
大半の作品は、全く話題にも挙がらず。ましてや、満足な宣伝もされずに公開され。いつの間にか公開が終了している作品は多い筈です。
そんな中から、地味な内容に少ない映画館数。事前に一切の情報も知らずに観た作品が、明日の活力を与えてくれる作品だった場合。これもまた、映画ファンであった事の喜びを、より強く感じさせて貰える事でしよう。
本作品こそはまさにそんな作品でした。
予定調和などクソ喰らえ! 田舎モンには田舎モンの流儀があるんだぜ!オレ達漁師を舐めんなよ都会人!
…とばかりに、一見すると強面の男達。
しかし、そこは根の優しい人の良いオッチャン達。
観ていると、まるで少年ジャンプを読んでいる様に。友情に熱く、1人1人の絆は深い。だからこそ、その懐に飛び込んで仕舞えば「お前も仲間だ!よ〜し呑もうぜ!」…と、熱〜い男の友情物語が展開される。
まあ正直に言えば、特別に大絶賛する…って程ではないのですが。観終わった時には、心の中から〝ホッコリ〟とさせてくれる暖かさに溢れている良作でした。
2020年1月15日 ヒューマントラストシネマ有楽町/シアター1
どこまでが真実ネタかわからないけれど。
全49件中、21~40件目を表示