ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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前作(オリエント急行)よりは…
前作のオリエント急行のオチが個人的には反則じゃん、と思ったのであんまりでした 今作は事件までがやや長いし単調、事件後の解決するまでのポアロの行動にも残念(もっとスマートにを希望) オチも特に……オチ後もあっさりしすぎて残念だったし、あの人が……も残念でした 大作ぽい割には中身は薄かった印象🥲
オリエント急行には及ばない
オリエント急行が良かったので期待したが、やや微妙か。映像や雰囲気は良いけど、シナリオや謎解きがあんましだった。犯人や動機も「でしょうね」って感じだし。 ジャクリーン役の女優さん、ガル・ギャドットに見劣りせずお美しい。
人間ポアロの過去
ナイルといえば、華麗な音楽と共にでっぷりしたピーターユスチノフが汗をかきながら、外見とは異なる推理のキレを見せるのが魅力的でしたが、そのイメージが強いために、どうしてもケネスブラナーは精悍すぎる気がしてしまいます。 ただ、過去作が原作に沿って事件だけを克明に追っていたのに対し、本作は血の通った人間としてのポアロの人物像を掘り下げ、創作だとは思いますがポアロの過去やトラウマまで掘り下げていたので、その点での深さは評価出来ると思います。 ただ、ポアロものはいつもなのですが、しばらくして思い返すと、犯人特定に至る動かぬ物的証拠って何だったっけと考えても頭に浮かんで来ないのが不思議です。
すぐに結論が観えた・・・
小説は読んだこと有りません。アガサ・クリスティとこの小説のタイトルは知ってます、レベルで鑑賞。オリエント急行殺人事件は鑑賞済みです。 冒頭30分で結論が見えちゃいまして・・・。後はひたすらディテールチェックに終始しました。ま、途中でオリエント急行パターンか?ともリスクヘッジ(なんのリスクだよw)しかけたんですが、ま、当初予想通りでした。だってねえ、、、職探ししていたはずなのに海外旅行に行っちゃうわけですから、どっかから金出てんだよ、というか、なんというか、捻っているようでまんまなんですよねえ・・・。 他は、CG処理とか甘いなあと感じるところもありましたが、概ねダイナミックで良いのではないでしょうか。 テレビサイズでも十分かな?
愛の数だけつまらない
1978年版が謎とき映画として最高と思っている私としては CG全開、ポリコレ満載本作は全く響かない。 ロイスチャイルズの美しさゆえに嫌らしさを兼ね揃えると 周りは敵だらけ、動機もそら一杯あるわ状態となるが ガルガドさんは美しいだけで嫌らしさがない分 誰が彼女を殺すねん?こいつしか動機ないやろう、と犯人の目星はすぐにつく。 ミワファーローのようなお化け美人だとそら嫉妬に狂うわ、だが エママッキーのようななまじっか美人さんだと早よ他のオトコ探せば?を お勧めする。 78年作のような乗員全員の犯罪可能状況を異なるカメラワークで解説するでも なく そもそもピーターユスチノフのようなユーモアがケプラーポワロにはない。 全員を集めて論理的に犯人を追い詰めていく場面もなく フーンで終わってしまう。 60点 もう一言 もしここにさらに昨今流行りのポリコレ突っ込んでくると もうそれはナイル川ではなく淀川でやってよ、となる。 そんな作りをしたら今の鑑賞者はこれがアガサクリスティー原作と 思ってしまうのでしょうね。 その時代がなせる背景を無視して、今ならこうならないとアカン という考えで修正改ざんされる映画が出てきたら 折角の動機、トリックも中途半端になり 正当な評価がくだせないことになりませんかね? 7 イオンシネマ茨木 20220317 パンフ購入
リゾートサスペンスを、堪能⁉️
読書が趣味と言いつつ原作には興味を持たず、旧作は主演が好みでなく観ていない。 そんなもんで、楽しめた今作。 ストーリー展開が、演出力が肝なのは当然だが、VFXだろうが実写だろうがリゾート感を、観光感を・・・楽しんで仕舞いました。 サスペンス&ナイルの旅
推理と愛憎劇
1978年のナイル殺人事件のリメイクを ケネス・ブラナーが主演・監督したもの。 アガサ・クリスティー原作の映画版第2弾。 78年の豪華な作品よりも質素な感じがしますが 推理と愛憎劇は見ものです。 ストーリーにも引き込まれ楽しめました。
嬉しいような、悲しいような…
「オリエント急行殺人事件」に続くケネス・ブラナー監督によるポワロシリーズ2作目。前作が超豪華キャストだった分、今回は小粒なメンバーに見えました(^_^;) さて、ミステリーと言えば、予想もつかない展開を期待しますが、序盤に予想した犯人がそのまま犯人だったのでガッカリ… 犯人が当たるのは嬉しいけど、予想を裏切ってくれてこそミステリーだからねぇ~(^_^;)
「愛」か「金」か⁉︎
名探偵のポアロシリーズ、第2作目。 ナイル川のクルーズで起こった殺人事件!今回の殺人は、ただの愛憎劇なのか?お前か!という驚きとともに、その背景に切なさを感じる結末だった。 ポアロの代名詞「口髭」の真相も明かされる!過去の悲しみを乗り越えたのか?エンディングの意味も気になるところ。
ネタバレ無し!上質な王道サスペンス
これぞ!というほど王道な空気漂う密室サスペンス。原作はアガサ・クリスティー、監督はリドリー・スコット、そして豪華な俳優陣と豪華絢爛な絵面に終始圧倒されること間違いなし。 トップガンマーヴェリックでも思ったけど、こういうスケール感とワクワク感こそが映画だよなあ!という感じでたまにはこういう王道を接種しないと駄目ですね。映画レビュワーとしては特に! 主人公もイケメンだの天才少年だのじゃなく、原作通りのおっさんなのが良い。大体現実的に考えるならば人生経験豊富で落ち着きの有るある程度お年を召した大人が探偵という職業をやっているのは非常にリアルだと思う。そもそも若い人間ならもっと他に食える職業を選ぶべきだし、人から何かを聞き出すという点でも年上の方が上だろう。 本作の主人公は元軍人だったが、そういう背景で年金暮らしのバックボーンなんかが有る方がよりリアリティも有る。主人公がおっさんだからこそ甘酸っぱい恋とかそんな甘えも無く純粋に全てを俯瞰して見渡せるというもので、だからこそ主人公の探偵の方に妙に気を取られることはなく、他の登場人物たちに目が行くのだ。 そして肝心のサスペンス要素も凝っておりまして、こいつしか居ねえだろ!という部分からの飛躍が素晴らしい。それで結局誰も信用出来なくなり、そうなったところで主人公がまとめ上げる。しかもその際にはちゃんと銃を持っているんです。時代背景とか元軍人である設定とかも相まって、この部分で探偵が少し牙を剥くというのも現代を舞台にした作品では無さそうで面白い。 当然解き明かすまでは全員が犯罪者予備軍でありますから、そんな彼らに対し自衛の意味でも話を聞かせる為の拘束の意味でも銃は必要になってくるわけです。言葉で説き伏せるという探偵の固定概念を覆すような、いやむしろ殺人犯を相手にする事が多い職業なのですから当然とも言える探偵の武器使用は僕ら世代からすると新鮮でカッコよかったですね~。 もうね、日本人もこういう王道で美しい映画を作るべきです。しょうもないジャニーズとかのドや顔演技は辞めにしませんか?? 洋画ってほんと素晴らしい。
紳士然としているが、自己主張と言葉強め。洞察力と推理はさすが。
原作未読。ストーリーも展開もわかりやすいが、メリハリをつける為なのか登場人物は全体的にキャラ濃いめ。少し曲者が揃い過ぎ。 冒頭にポアロという人物を深掘りするエピソードがあるが、個人的には良い流れと思う。ただ、そこからの絡みがラストに触る程度。もっと活かしても良いくらい最初の尺の長さ。 相変わらずガル・ガドットが綺麗で見惚れてしまう。普通にしているだけで十分なのに、変に性的な表現が多いのには違和感。過剰に乗客を煽る様なイチャつきに閉口。 ポアロの推理、洞察力の凄さは、後半に一気にくるのが楽しいし心地良い。もう少し論理的に容疑者達を追い詰めるイメージだったが、かなり強引な手法になってしまったのは残念。脚本と演出がもう一捻り欲しかった。 と、前作に比べてケネス・ブラナー色が濃く出ている印象だが、観たら観たで楽しい推理モノ。続編も期待。
謎を解くポイントは愛
自分的にはオリエント急行より単純なストーリーで 楽しめました。 毎度出て来るキャラがポアロ含め、 一癖も二癖もあって 全員奇人変人怪しい人ばかりでした。 ポアロが事件解決だけじゃなく、 色々な愛を見つけて行くのも面白かった。 エママッキーがマーゴットロビーに激似で、 前半はそればかりが気になった。 お話的にはもはやミステリーの古典なので、 なんとなくどこかで観たような展開だけど、 周りを固める豪華キャストと豪華客船が それを思わせない派手な映画でした。
ありきたりな事件にポリコレが入り込んで薄味になったブラナーポワロ第二作
異国の美しい情景と優雅な豪華列車、そこで起きる奇妙な殺人、そして正義とは 罪悪とは何かを考えさせる結末、まぁミステリー映画なのに推理らしい推理は イマイチしてないが、これの前に観た【最後のジェダイ】があまりにも"アレ"な事もあって前作【オリエント急行殺人事件】は大いに楽しく観た、ただ今回のはがっかり。 本作はエジプト観光名所を巡る豪華客船内を舞台にした連続殺人事件をポアロが究明する内容なのだが、船の外輪に巻き込まれグルグルと回っている死体にゾッとさせられた以外まったく話が頭に残らない、おまけに前作にあった惹き込まれる異国の情景も今回はエジプトの砂漠とナイル川しか出ないので地味。アクション面は冒頭の戦争シーンで中々に迫力のあるのを見せてくれるがそれ以外はポワロが船の中を走り回ってるくらい。 事件の犯人もまぁそうだわな止まり、さらに事件解決のために乗客へ事情聴取するがやれ黒人差別だやれ同性愛だと本件に関わりのない、いわゆるポリコレ要素が前作以上に(前作も黒人の医者が出演していた)押し出され、問題提起するだけして空気が重くなるとハプニングが起きてうやむやにし次へ---な展開ばかりの構成には正直げんなり、また前作から感じてたポアロの攻撃的な聴取は更に強まっていてもはや名探偵というよりヤクザ、それで恫喝めいた聴取の最中で友人が死ぬから間抜けでしかない。 あとポアロの髭にまつわる話、第一次世界大戦での戦闘で顔に大きな傷がつき、まだ存命だった恋人のアドバイスを受けてあのインパクト抜群の髭を生やし始めたと判明する。 最初は成程なぁと思ったがこの髭はラストであろうことか剃り落としてしまい、理由が思い当たらず困惑した。恋人との思い出の髭だから剃れないとかなんとか言ってたのに何で剃った?まさかあの人に惚れたから剃ったのか?そんな惚れる所あったか?とイマイチ納得しがたい。 以上、髭を剃ったからもう続編出さないのかと思いきや3作目もある話が浮上しておりポワロ=髭のイメージが強いキャラからまた生やすのだろうか---ますます剃った意味が分からんが次回作は先駆者の感想を吟味してから見に行くと思う。
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