ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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上質な観光映画としてなら
原作が世界的に有名なミステリー小説だけに、最初からネタバレ前提で製作されたような印象でした エジプト観光の風景やナイル川の船旅などは映像が美しく、劇場で観る価値ありですが、肝心のストーリー部分は割とあっさり味 例えば、殺人シーンなんかはもう少し緊迫感があったほうがストーリーに引き込まれますけど、今作は「いつの間に❗」みたいな感じ あと、ラストの後日談みたいなのは、ポアロらしくないというか、好き嫌いが分かれそうですね
観に行ってよかった!
前作のオリエント急行は見たけれど本作の原作小説は見たことがなく、無知の状態だからこそ余計に楽しめたのもあるかも? 練られた展開はミステリー好きにはたまらなかった! ずっと国内上映が延期されていたのでやっとかー!という気持ちのまま見て、よかったー!おもしろかったー!と期待を裏切らない作品でした。 帰り際ついつい『ムッシューポアロ』と言いがち。 シリーズ続いてくれたらと切に願う(^ω^)
24みたいな殺人
2022年劇場鑑賞51本目。 原作は小説読み漁っていた小学生の時に読みましたがさすがに全部忘れてました。 ポスターの真ん中がポワロじゃなくてガル・ガドットだったのでまさかお前犯人じゃないだろうな?と疑いながらの鑑賞。 内容は古典なので思っていた通りに進んで行った感じですが、古典ミステリーは死体が見つかるものだと思っていたらキーファー・サザーランドでおなじみ24みたいな展開もあり原作もそうなの?という感じでした。 最後に撃った弾がカメラワークのせいで結局誰が撃ったのかもよく分からなかったのもモヤッとしました。エピローグで明かされるのかと思ったらすぐ終わっちゃってあのシーンいる?という感じでした。
強引かな
37本目。 睡魔に負け、チョイ寝落ち。 ちょっと申し訳ない。 作品としては、人間ポアロを描いてた感じがする。 原作読んでないってのもあるけれど、最後の推理が強引に思えてしまう。 前作のラストは、何とも言えない気持ちになり、ちょっと後引きづったけど、今回もそれに近い感じもしたけど先述通り、睡魔に負けてしまったからなのかと。
愛と嫉妬が絡んだモヤッとミステリー。
『ナイル殺人事件』鑑賞。 *主演* ケネス・ブラナー *感想* 前作のオリエンタル急行は見たことがあります。コロナの影響で何度か延期になったので、この日まで楽しみにしてました。 オリエンタル急行は、原作を知っていますが、ナイルは全く知りません。 今回はポアロの過去が描かれてて、ポアロのちょっとした秘密が知れて満足しましたが、今回の事件は、エジプトのナイル川をめぐる豪華客船の中で、大富豪の娘の結婚パーティーで、殺人事件が発生。容疑者は乗客全員。偶然、乗り合わせたポアロが事件を解決する為に捜査する話。 愛と嫉妬や裏切りが渦巻いていて、個人的には苦手な内容ではありましたが、そこそこ面白かったですよ。ただ、最後のポアロが謎解きを披露するシーンで、ポアロが早口で、字幕が早くて全部は読めなかったのですが、だいたい理解しましたww ゾッとしましたし、まだ少しだけモヤモヤ感が残りましたが、まぁまぁ面白かったです。 エジプトやナイル川が神秘的で、風景は素晴らしかったです!
前作同様、風光明媚な景色が楽しめる✌️
冒頭の戦争のシーンはあまりに予定外過ぎて一瞬「はて?スクリーン間違えたかな?」と思うほど。『1917』で観たようなシーンが割と続く。事件には直接関係ないけど、これがポワロ氏という人物を理解する上では非常に大事な鍵となる🗝 前作の『オリエント急行殺人事件』に対して以下のレビューをしてた👇👇👇 >雪の季節のヨーロッパの山間部を走るオリエント急行。その風景がとてつもなく美しい。きっとこれはドローンなんかの技術の進化のおかげで昔と比べて楽に精細な画像が撮れるようになったおかげなんだろうな、と勝手に納得。船旅だったり豪華列車の旅なんかに出たい気持ちにされられました。いつか両親を連れて行ってあげたいな(ㆁωㆁ*)< 船旅と雪山列車の違いはあれど、同じことがこの作品にも言えるところをみると壮大な風景美を見せることに重きを置いてるシリーズなんだろうな(*´ω`*) また、映画を観ていると感じる“人が死んでるのにも関わらずひっそりとしている不気味な静けさ”。これについても「あ〜前作の時も感じてたのを思い出した〜」となった。とゎいぇ、本作ではポワロ氏が少々取り乱す場面なんかもあるけど。 原作は未読だけど、オリエント急行殺人事件にしてもナイル殺人事件にしてもアガサ・クリスティーが「ミステリーの女王」と呼ばれるほどのミステリーには感じられないのだけどそれはその当時にしたら凄かったということなんだろうか?? 余談 アーミー・ハマーが髭面で出てくると胡散臭いんだよ……
探偵を呼ぶから悲劇が起きるのではないか?
ストーリーがナイル川の様にゆったりと流れていた。 穏やかすぎる人物紹介パート。 今回がナイル殺人事件を観るのは初見だったけど、本作はリメイクで改変された部分もあったとか。 それか!映画を観た時の違和感!! アガサクリスティの時代に黒人のサンソン歌手なんて、差別の対象だったはずなのに、わざわざ友人関係を築き豪華客船に招待するかね?って思ってしまった。 時代背景にそぐわない俳優の起用や物語の改変だったと感じる。 ストーリーは殺人が起こるまでが長い。 CGで作られた美しいエジプトの風景は楽しめたけど、登場人物も限られている割にキャラクター性が薄いので魅力を感じない。 ポアロが容疑者を尋問する場面が見どころのはずなのに、自分の脳内で妄想した「この人が犯人だったら、動機はこうじゃない?」って話を本人に話して憤慨させるワンパターン攻撃。 どうして、名探偵や名刑事と名のつく輩は犯人の感情を逆撫でして被害を増やしたり、崖に追い詰めたりするんだろうか? そういう性分が適職だと考えたら、名探偵や名刑事は事件に居合わせるのではなくて、事件を呼び込む体質とかなんじゃないか。 変質者に好かれる性質とかあるけど、むしろ人の醜い内面や恐ろしい性質を暴くことに快感や光悦とした気持ちを抱くなら、それを孤独を生きる糧にしているとしたら、甚だ悪趣味だしやはり人間としてはどこか歪なのかもしれない。 作中では「愛」について語られるが「エゴ」については語られないのが不思議。 私が愛している「貴方も私と同じ気持ちのはずだ」と言う考え方は恐ろしい。 相手が愛してるものなんて、時間や場所によっていくらでも変化する。変わらないのは本人の心持ちだけ。つまり「これは私のエゴだ」と言ってしまった方がよっぽど正直だと思う。 誰かを好きだから誰かを殺す。 誰かに誠実でいたいから嘘をつく。 誰かを思っていたいから隠す。 これのいったいどこが愛なのか。 いや、愛なのか。 それのどこが「エゴ」と違うのか。 今作ではどのキャラクターの「愛するが故の結末」に共感することはできなかった。 アガサクリスティ作品で共感してしまったらダメだと思うからある意味正解ではあるが。 後味の悪い粉末のお茶を飲んだ気分だった。 多分、3作目は劇場で観ない。
辛目な味付け
休暇でエジプトを訪れたポアロは略奪愛を成し遂げた富豪リネットの結婚パーティに参加することになり…。 ケネス・ブラナーによるポアロシリーズ2作目。味つけが全体的に暗く、探偵作品でここまで探偵であることの苦痛と向き合った作品は珍しいと感じるほど辛い物語でした。
まあまあ
冒頭は戦争のシーンから始まるので「あれ?見る映画間違えちゃったかな?」と勘違いしちゃいました。一般的にミステリー系の映画は序盤から殺人事件が起こるパターンが多いと思いますが、本映画は中盤以降に殺人事件が発生し一気に終盤に入る感じですかね。なので終盤はかなり駆け足です。 もちろん原作は知らないので、犯人を推測しながら観てましたが、だいたい予想通りかなと感じでした。2番目に殺された人の顔が良く分からなかったので、一体誰が殺されたのかが分かりませんでした。 基本的にエジプトやナイル川のシーンはCGなのでリアリティという面では物足りなかったかな。本作の探偵役の方、どっかで見覚えのある顔だな、と思ったので調べてみたところテネットの悪役の方だったんですね。意外でした。
「ポスター最強」
これは続編だったみたいだ。 オリエント急行殺人事件の。 とにかく ミステリーということで観たけど、映像がとても美しかったし、 多分これが持ち味なんだろうけど 早口でまくしたてる感じ。 とりあえず映像は美しい(女優含め) 評価は眠すぎてほぼ寝ていたのでしない。
待ちに待った公開だけに、少し残念
2020年に映画館で予告編をみた時から、公開を楽しみにしていました。 前作同様にシーンが美しい! エジプトという神秘的でエキゾチックな雰囲気とナイル川に浮かぶ美しい船。ダンスシーンやパーティシーンに胸躍ります。 が、なんだか味気ない。なんだろうこの味気なさ。 原作から登場人物が5人ほど減っていたり、それぞれの人物背景も深掘りされないからかと思いましたが 役者なのでは?と思っています。 前作だと悪役で早々に殺されてしまうジョニー・デップ始めミシェル・ファイファー、デイジー・リドリーなど各人物が印象的でした。 途中でポワロが、探偵を引退したら田舎でかぼちゃを育てたい、と(確か)原作にはない話をしていたので三部作なのかな?と。そうであれば、次に期待をしたいです(^^)
なんだか、アガサクリスティが虐げられているような気がした‼️❓
これだけの名作が、なんだか骨抜きにされているような寂しさを感じました。 全てはケネスプラナーの演技と演出のせいだと思いました。 女優二人の演技が素晴らしすぎるから、余計にポワロがピエロに見える。 でも、映像は綺麗だし、二人の女優に惚れ惚れしましたから、これだけで鑑賞の価値ありです。 この作品は、謎解きはあからさまなので、精神状態の描写がキモなんです。 いやー、関係無いけど、ワンダーウーマン死んだので悲しいです😭😢💔トホホ。
邦題はやっぱり、ナイルに死すがいいなぁ
だいぶ待ったブラナーポワロ。 今回もジェンダーや人種要素を配慮しつつ短い尺にクリスティなエッセンスがあってよかった。 別の映画が始まったかなとか、例のシーンは少しわざとらしすぎるかなとか、ポワロなのに渋すぎるんだよな、という感想もあるけど、ギザのピラミッドや巨石の神像や雄大なナイルの流れをゆったり魅せられるとそれだけでもいいなぁと思ってしまった。
副題…ナイル火事場ドロボー殺人事件かな
ゴージャスで濃厚で、洋画そのものの重厚な造りで、納得いくものでした。 この手の殺人事件では、直ぐに犯人が見えてしまうが、何故、どの様な方法で過ちを犯すのか? それが中々の愛憎が絡むストーリーで、 愛、愛、ラブの難しさが幾重にも絡むラブストーリーで恋愛に躊躇してしまう大人の映画だった。
待ってました( ^▽^)
やっと上映された! 1年以上待たされて上映日までドキドキしてました。 今回は【愛】がテーマ ポアロの若かりし頃の恋人も出てくる。 人間【愛】が関わると何をするかわからない(..) 嫉妬・愛憎が繰り広げられる悲しくもある映画でした… アガサ×ポアロ最高\(^-^)/
質の高い愛憎ドラマ
一言で言うと可もなく不可もなく。 ミステリーと言っていいのかは怪しい所ですが、行き過ぎていない昼ドラばりの愛憎ドラマと美麗な映像、カメラワークがとにかく良かったです。 何となく犯人とトリックが予想できてしまいましたがそれでも楽しめました、良作。
もしかして?犯人は?
ポアロの口髭の理由が! 立ち上がり方、テンポ、共に良い! エジプトの景色、映像が美しい! 全編に流れる音楽の効果もかなり良いレベル! 混迷を極める犯人探しの途中で、もしかして?と犯人を推測出来てしまった私は映画の見過ぎのようです。
まあまあ、綺麗に描かれていた
もっとドロドロストレス満載作品になるかと思っていたら、キレイにまとまっていた、サロメの歌も良かったね ワンダーウーマンのドレスステキだった ロンドンよりナイル川行きたいと、思った
愛憎ドラマにしたのが良かった
ミステリーって映画に向かないと思う。 読書なら読者が謎に対して想像する時間を持てるが、時間芸術の映画ではそうはいかない。下手すれば観客を置き去りにした説明映像になりかねない。 ケネス・ブラナーは賢明だ。謎解きはほどほど楽しめるように残し、人間の愛憎のドラマとして構成し演出した。女優もゴージャスで見ていて心地いい。 ポアロの人間性にスポットを当てたのも良かった。探偵をだたの解説役としてではなく、葛藤を持った人物として描くことで共感できた。かつて市川崑の金田一シリーズがそうであったように、映画においてのミステリーものは愛憎とともにないと楽しめない。 ブラナーの新作が間近だが、楽しみ。
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