ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
全328件中、41~60件目を表示
愛の数だけつまらない
1978年版が謎とき映画として最高と思っている私としては
CG全開、ポリコレ満載本作は全く響かない。
ロイスチャイルズの美しさゆえに嫌らしさを兼ね揃えると
周りは敵だらけ、動機もそら一杯あるわ状態となるが
ガルガドさんは美しいだけで嫌らしさがない分
誰が彼女を殺すねん?こいつしか動機ないやろう、と犯人の目星はすぐにつく。
ミワファーローのようなお化け美人だとそら嫉妬に狂うわ、だが
エママッキーのようななまじっか美人さんだと早よ他のオトコ探せば?を
お勧めする。
78年作のような乗員全員の犯罪可能状況を異なるカメラワークで解説するでも
なく
そもそもピーターユスチノフのようなユーモアがケプラーポワロにはない。
全員を集めて論理的に犯人を追い詰めていく場面もなく
フーンで終わってしまう。
60点
もう一言
もしここにさらに昨今流行りのポリコレ突っ込んでくると
もうそれはナイル川ではなく淀川でやってよ、となる。
そんな作りをしたら今の鑑賞者はこれがアガサクリスティー原作と
思ってしまうのでしょうね。
その時代がなせる背景を無視して、今ならこうならないとアカン
という考えで修正改ざんされる映画が出てきたら
折角の動機、トリックも中途半端になり
正当な評価がくだせないことになりませんかね?
7
イオンシネマ茨木 20220317
パンフ購入
リゾートサスペンスを、堪能⁉️
読書が趣味と言いつつ原作には興味を持たず、旧作は主演が好みでなく観ていない。
そんなもんで、楽しめた今作。
ストーリー展開が、演出力が肝なのは当然だが、VFXだろうが実写だろうがリゾート感を、観光感を・・・楽しんで仕舞いました。
サスペンス&ナイルの旅
推理と愛憎劇
1978年のナイル殺人事件のリメイクを
ケネス・ブラナーが主演・監督したもの。
アガサ・クリスティー原作の映画版第2弾。
78年の豪華な作品よりも質素な感じがしますが
推理と愛憎劇は見ものです。
ストーリーにも引き込まれ楽しめました。
嬉しいような、悲しいような…
「オリエント急行殺人事件」に続くケネス・ブラナー監督によるポワロシリーズ2作目。前作が超豪華キャストだった分、今回は小粒なメンバーに見えました(^_^;)
さて、ミステリーと言えば、予想もつかない展開を期待しますが、序盤に予想した犯人がそのまま犯人だったのでガッカリ…
犯人が当たるのは嬉しいけど、予想を裏切ってくれてこそミステリーだからねぇ~(^_^;)
「愛」か「金」か⁉︎
名探偵のポアロシリーズ、第2作目。
ナイル川のクルーズで起こった殺人事件!今回の殺人は、ただの愛憎劇なのか?お前か!という驚きとともに、その背景に切なさを感じる結末だった。
ポアロの代名詞「口髭」の真相も明かされる!過去の悲しみを乗り越えたのか?エンディングの意味も気になるところ。
ネタバレ無し!上質な王道サスペンス
これぞ!というほど王道な空気漂う密室サスペンス。原作はアガサ・クリスティー、監督はリドリー・スコット、そして豪華な俳優陣と豪華絢爛な絵面に終始圧倒されること間違いなし。
トップガンマーヴェリックでも思ったけど、こういうスケール感とワクワク感こそが映画だよなあ!という感じでたまにはこういう王道を接種しないと駄目ですね。映画レビュワーとしては特に!
主人公もイケメンだの天才少年だのじゃなく、原作通りのおっさんなのが良い。大体現実的に考えるならば人生経験豊富で落ち着きの有るある程度お年を召した大人が探偵という職業をやっているのは非常にリアルだと思う。そもそも若い人間ならもっと他に食える職業を選ぶべきだし、人から何かを聞き出すという点でも年上の方が上だろう。
本作の主人公は元軍人だったが、そういう背景で年金暮らしのバックボーンなんかが有る方がよりリアリティも有る。主人公がおっさんだからこそ甘酸っぱい恋とかそんな甘えも無く純粋に全てを俯瞰して見渡せるというもので、だからこそ主人公の探偵の方に妙に気を取られることはなく、他の登場人物たちに目が行くのだ。
そして肝心のサスペンス要素も凝っておりまして、こいつしか居ねえだろ!という部分からの飛躍が素晴らしい。それで結局誰も信用出来なくなり、そうなったところで主人公がまとめ上げる。しかもその際にはちゃんと銃を持っているんです。時代背景とか元軍人である設定とかも相まって、この部分で探偵が少し牙を剥くというのも現代を舞台にした作品では無さそうで面白い。
当然解き明かすまでは全員が犯罪者予備軍でありますから、そんな彼らに対し自衛の意味でも話を聞かせる為の拘束の意味でも銃は必要になってくるわけです。言葉で説き伏せるという探偵の固定概念を覆すような、いやむしろ殺人犯を相手にする事が多い職業なのですから当然とも言える探偵の武器使用は僕ら世代からすると新鮮でカッコよかったですね~。
もうね、日本人もこういう王道で美しい映画を作るべきです。しょうもないジャニーズとかのドや顔演技は辞めにしませんか??
洋画ってほんと素晴らしい。
紳士然としているが、自己主張と言葉強め。洞察力と推理はさすが。
原作未読。ストーリーも展開もわかりやすいが、メリハリをつける為なのか登場人物は全体的にキャラ濃いめ。少し曲者が揃い過ぎ。
冒頭にポアロという人物を深掘りするエピソードがあるが、個人的には良い流れと思う。ただ、そこからの絡みがラストに触る程度。もっと活かしても良いくらい最初の尺の長さ。
相変わらずガル・ガドットが綺麗で見惚れてしまう。普通にしているだけで十分なのに、変に性的な表現が多いのには違和感。過剰に乗客を煽る様なイチャつきに閉口。
ポアロの推理、洞察力の凄さは、後半に一気にくるのが楽しいし心地良い。もう少し論理的に容疑者達を追い詰めるイメージだったが、かなり強引な手法になってしまったのは残念。脚本と演出がもう一捻り欲しかった。
と、前作に比べてケネス・ブラナー色が濃く出ている印象だが、観たら観たで楽しい推理モノ。続編も期待。
謎を解くポイントは愛
自分的にはオリエント急行より単純なストーリーで
楽しめました。
毎度出て来るキャラがポアロ含め、
一癖も二癖もあって
全員奇人変人怪しい人ばかりでした。
ポアロが事件解決だけじゃなく、
色々な愛を見つけて行くのも面白かった。
エママッキーがマーゴットロビーに激似で、
前半はそればかりが気になった。
お話的にはもはやミステリーの古典なので、
なんとなくどこかで観たような展開だけど、
周りを固める豪華キャストと豪華客船が
それを思わせない派手な映画でした。
ありきたりな事件にポリコレが入り込んで薄味になったブラナーポワロ第二作
異国の美しい情景と優雅な豪華列車、そこで起きる奇妙な殺人、そして正義とは 罪悪とは何かを考えさせる結末、まぁミステリー映画なのに推理らしい推理は イマイチしてないが、これの前に観た【最後のジェダイ】があまりにも"アレ"な事もあって前作【オリエント急行殺人事件】は大いに楽しく観た、ただ今回のはがっかり。
本作はエジプト観光名所を巡る豪華客船内を舞台にした連続殺人事件をポアロが究明する内容なのだが、船の外輪に巻き込まれグルグルと回っている死体にゾッとさせられた以外まったく話が頭に残らない、おまけに前作にあった惹き込まれる異国の情景も今回はエジプトの砂漠とナイル川しか出ないので地味。アクション面は冒頭の戦争シーンで中々に迫力のあるのを見せてくれるがそれ以外はポワロが船の中を走り回ってるくらい。
事件の犯人もまぁそうだわな止まり、さらに事件解決のために乗客へ事情聴取するがやれ黒人差別だやれ同性愛だと本件に関わりのない、いわゆるポリコレ要素が前作以上に(前作も黒人の医者が出演していた)押し出され、問題提起するだけして空気が重くなるとハプニングが起きてうやむやにし次へ---な展開ばかりの構成には正直げんなり、また前作から感じてたポアロの攻撃的な聴取は更に強まっていてもはや名探偵というよりヤクザ、それで恫喝めいた聴取の最中で友人が死ぬから間抜けでしかない。
あとポアロの髭にまつわる話、第一次世界大戦での戦闘で顔に大きな傷がつき、まだ存命だった恋人のアドバイスを受けてあのインパクト抜群の髭を生やし始めたと判明する。
最初は成程なぁと思ったがこの髭はラストであろうことか剃り落としてしまい、理由が思い当たらず困惑した。恋人との思い出の髭だから剃れないとかなんとか言ってたのに何で剃った?まさかあの人に惚れたから剃ったのか?そんな惚れる所あったか?とイマイチ納得しがたい。
以上、髭を剃ったからもう続編出さないのかと思いきや3作目もある話が浮上しておりポワロ=髭のイメージが強いキャラからまた生やすのだろうか---ますます剃った意味が分からんが次回作は先駆者の感想を吟味してから見に行くと思う。
日本のミステリーに慣れていると
非常に面白い作品であったが、事が起きるまでが非常に長く、解決までが短い印象。
前作からの続きのネタがあるので、続けてみることをお勧めするが、見てなくても楽しめる。
日本のミステリーは早めに事件が起き、様々な参加者のストーリーが紹介されていく流れに慣れていると、流れが若干気になる。
映像美も演技も楽しめました。
津田健次郎さん目当てで吹き替え版を観ました。津田さんの演技がうますぎて、途中の泣きの演技に感動。彼女を失った激しい悲しみが伝わってきてもらい泣きしそうになるほど。
その後「お前がやったんかーーい!」と盛大にツッコミましたが。笑
全体的に映像が美しく、壮大なナイル川の光景が素晴らしい。ストーリーも矛盾なく分かりやすかったように思います。原作は昔読んだ気がするけどすっかり忘れてましたが、楽しめました。
ケネス・ブラナーのポアロにハマる
名探偵エルキュール・ポアロが殺人事件の真相を解くご存知
アガサ・クリスティの名作「ナイルに死す」の3度目かの映画化。
1978年のものが有名ですがケネス・ブラナーのポアロもgoodです。
最初の見せ場。
ロンドンのクラブ。
ジャクリーン(エマ・マッキー)は親友のリネット(ガル・ガドット)に
最愛の婚約者サイモン(アーミー・ハマー)を紹介します。
たちまち意気投合してサロメ・オッターボンのブルースにに合わせて踊り狂う2人。
6週間後。
新婚旅行のナイル川辺のホテルでお披露目したサイモンの花嫁は、
なんとリネットなのです。
だった6週間でパートナーがジャクリーンから、大富豪のリネットに代わっているのは、
正直言って、呆気に取られます。
前半1時間近くはエジプト観光。
豪華客船ssカルナック号。
ピラミッドにスフィンクスそしてナイル川と、川辺に建つエキゾチックなホテルが、
上空から映されて、旅行気分は上々です。
朝方、夕闇とコントラストが美しい。
アブ・シンベル宮殿を散策するリネットとエリオット夫妻目掛けて、大岩が目がけて落ちて来るまでは、
・・・観光と豪華船の仕様や客たちのファッションに見惚れていました。
後半は殺人事件が頻発。
3つの死体が転がる事態に・・・。
心拍数はアゲアゲです。
そして後半30分になりポアロも謎解きの幕が落とされます。
複雑に入り組んだ観客の思惑と犯人の真相。
悲劇が立て続けに起こり、豪華客船ssカルナック号は血塗られた戦場に!!
男女の愛憎と怨念と欲の皮。
ワンダーウーマン(ガル・ガドット)は最高に美しいまま。
金持ちで嫌われ者の我の強い女。
そんな感じはほとんど受けませんね。
リネットの資産を誤魔化そうとか、愛を独占しようとか、遺産のおこぼれに預かろう・・・
そんな男どもが、けっこう醜いですね。
ナイル川下りのクルーズ船を舞台にこんなゴージャスで哀しい物語を紡いだアガサ・クリスティ。
(元祖・旅行ミステリー。20世紀最大のセールスをあげたミステリーの女王)
今回も推理ドラマは悲劇のてんこ盛りでした。
過去鑑賞
きちんと楽しませてくれました
CGやドローンなど最新の映像技術を活用して古典ミステリを現代に語り直すケネス・ブラナーの二作目、すぐディズニープラスで配信されるだろうと考えて待ってしまいました。案の定配信されたものを楽しみに見ました。そして期待通りきっちり楽しませてくれました。
エンターテイメント映画
ガルガドットにエママッキーとかめちゃ好きい!出てる人も豪華だし絶対面白いじゃん!て感じで観たんですが、2人の演技は凄いし、とにかく映像がダイナミックで綺麗で相当お金をかけてこだわって作ったんだろうなという印象。
なんだろうミュージカル寄りっぽい映像というか??
ショーを見せられてるようなエンターテイメント感がありました!!
私は原作の事とか本当になにも知らずに観たので、個人的な感想は意外とポアロめっちゃ感情的じゃね!?!この人本当に名探偵??て思いました。www
一人ひとりに執拗にめちゃ責め立ててましたよね?
それを全員に繰り返してるからなんか見ててイライラ…
優しいおじさんだっていう私の勝手な印象が余計にそうさせたのかも?しれないですが、
事件も結局は綺麗に解決したわけではなく被害者も多かったし、犯人も死んじゃうしであんまりスッキリするものではなかったですね。
しかも、止められたじゃん…ていうのが多かったというか…そうしてる間に誰か死ぬよ?ていう気持ちで観てました。案の定死んだし。
まあ夫が犯人なんだろうな〜ていうのは結構序盤から感じてましたが、まさか共犯だったか〜そこだけは気がつかなかった!!エママッキー大活躍だった!!
映像が綺麗で豪華なので見応えはあったんですが内容の方が若干間延びしてる印象で個人的にはあんまり好きではなかったかな〜
55点
映画評価:55点
普通に良作。
この手の作品の中でも
至極真っ当であり、面白い。
しっかりとした導入から入り、
容疑者の紹介と、その関係性かあり
全体的にわかりやすいし
オリエンタル急行からの流れで見ている人からすれば、ポアロの事やブークの事も元々知ってるという点もわかりやすい。
肝心のトリックやら、ネタも
納得いくものであり、
オチも綺麗だった。
(犯人当てゲームは完全正解)
総じて、
〝ナイルに死す〝を上手く取り入れ
しっかり作っていたと思う。
ポアロの過去も少し紐解けて良かった。
彼の価値観を理解しだすと更に面白くなるだろう。
1つ不満があるとすれば、
最初の出会いや、奪い愛、
そういった細かな部分を、
もっと丁寧に表現してもらいたかった。
踊っていたと思った矢先、
急にページが進み、婚約!?
自分の頭がおかしくなったのかと思った。
この作品は冒頭こそ大事に扱うべきだったのではないだろうか。
瓦礫落としとか、他の容疑者に目を向けさせる小芝居的なやり取りは品位を下げるだけだ。
3時間にするなら話しは別だけど。
演出や伏線の置き方には少し疑問もありますが、
私は楽しめたので次回作も期待したいです。
【2022.5.29観賞】
「裕福になって お気の毒です」
前作『オリエント急行殺人事件』が良かったので楽しみにしてましたが、
部屋で、じっくり推理しながら観たかったので配信で観ました。
前作より好きです。
キャストは前回の方がスゴかったですけどね。
推理しながら観たけど、犯人わからなかった(笑)
今回は、ポアロのヒゲの秘密も明かされます(笑)
『ベルファスト』観てから、ケネス・ブラナーのファンなのですが、
ケネスは、黒背景にカラシ色で字を出すのが好きなのね(笑)
面白かった♪
次回も楽しみです♪
全328件中、41~60件目を表示