「お~、これはやられた。終わりよければ映画よし。はじめの一時間しばら...」ラスト・クリスマス かんりにんさんの映画レビュー(感想・評価)
お~、これはやられた。終わりよければ映画よし。はじめの一時間しばら...
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お~、これはやられた。終わりよければ映画よし。はじめの一時間しばらくは、イギリス映画っぽい庶民描写がかったるくて、不幸自慢の女とアジア系男の異文化ラブコメか~、と高を括ってたら、、、耐えて観て良かった。二度見するはめになるとは、お見事なロマンスムービーv(^_^)。ラスト・クリスマスといえぱ、世界で最も有名なワム(Wham!)のクリスマスポップソング。1984年発表の懐かしい定番曲から発想して脚本を書き、今どきの長編映画にしたのが、母親役も演じているあのエマ・トンプソンということに驚き。才女だね~。真相が明らかになってからの、最後の20分は泣かせるハッピーエンド。いろんな社会問題も詰め込んだオムニバス仕立てだから、ストーリーに深みはないのだけれど、一発ネタの威力がスゴすぎる。『生きているって超ラッキー、お互いに助け合えて幸せになれるから』こんな陳腐なセリフを、説得力をもって聴かされるとは。。。"Last Christmas, I gave you my heart." ダジャレネタでも感動を呼べるってなかなか粋じゃないかい?
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